初試練
~クッパ城~
キノコ王国の誰もが恐れるクッパ城。その主の部屋に彼の息子であるクッパJr.が呼び出されたのだった。
彼は軽く駆け足で廊下を横切り、大きくて重厚感のある主の部屋の扉に手を掛けた。
ガコン
「とうさーん!来たぞー!!」
そう元気な彼の見つめる先にはこの書斎の主であるクッパが、彼専用の大きいデスクの席に着き肘をついて待っていた。そしてそのデスクの周りにはコクッパ7人衆がいたのだった。
「「Jr.様!」」
「来たかJr.よ、こちらに来なさい」
「うん!」
クッパJr.は父親の言われるままに彼の近くに走り寄る。
クッパはJr.が近くに来たのを確認するとんん!と咳払いをしてこの場にいる者達に話し始めた。
「Jr.よ、この間行ったスマブラの面接の件だが…」
クッパから出されたスマブラという単語に、クッパJr.は息を飲んだ。
実は先日にマスターが彼のもとに出向き、スマブラに参戦してくれるかどうか、スマブラに相応しいかどうかを見ていったのだった。
「結果を先に言う。…合格だそうなのだ」
「⁉、や、やったー!!」
「ただし」
「!?」
喜びを遮られた言葉にJr.は思わずドキッとしてしまった。
「条件があるのだ」
「条件?」
Jr.の頭にハテナマークが浮かぶ。クッパは彼の質問にウム、と頷いた。
「お前1人の力ではまだまだスマブラに精通はしん。よって、お前の得意分野である機械技術と、そこにいるコクッパ7人衆の力を借りることが条件だということだ」
「よろしくお願いします、Jr.様」
ルドウィッグの言葉を皮切りに彼らから同意の言葉や暖かい言葉がJr.に投げかけられた。
「うん!こちらこそ!宜しくな!」
クッパはJr.から同意の言葉を聞くと1人頷き彼等に声をかけた。
「決まったようだな。実はな、2週間後に新加入メンバーの顔合わせとスマブラについての説明会があるのだ」
「「⁉」」
「その日は様々な奴が来る。マリオも説明する為に来る筈だ。お前達はその日までに参戦する為の準備をするのだ。分かったな?」
「「はい!!」」
(よし!あのマリオにも、他のメンバーにも負けないような道具を準備するぞー!)
そう意気込みクッパの部屋を後にするJr.なのだった。
《初試練》
キノコ王国の誰もが恐れるクッパ城。その主の部屋に彼の息子であるクッパJr.が呼び出されたのだった。
彼は軽く駆け足で廊下を横切り、大きくて重厚感のある主の部屋の扉に手を掛けた。
ガコン
「とうさーん!来たぞー!!」
そう元気な彼の見つめる先にはこの書斎の主であるクッパが、彼専用の大きいデスクの席に着き肘をついて待っていた。そしてそのデスクの周りにはコクッパ7人衆がいたのだった。
「「Jr.様!」」
「来たかJr.よ、こちらに来なさい」
「うん!」
クッパJr.は父親の言われるままに彼の近くに走り寄る。
クッパはJr.が近くに来たのを確認するとんん!と咳払いをしてこの場にいる者達に話し始めた。
「Jr.よ、この間行ったスマブラの面接の件だが…」
クッパから出されたスマブラという単語に、クッパJr.は息を飲んだ。
実は先日にマスターが彼のもとに出向き、スマブラに参戦してくれるかどうか、スマブラに相応しいかどうかを見ていったのだった。
「結果を先に言う。…合格だそうなのだ」
「⁉、や、やったー!!」
「ただし」
「!?」
喜びを遮られた言葉にJr.は思わずドキッとしてしまった。
「条件があるのだ」
「条件?」
Jr.の頭にハテナマークが浮かぶ。クッパは彼の質問にウム、と頷いた。
「お前1人の力ではまだまだスマブラに精通はしん。よって、お前の得意分野である機械技術と、そこにいるコクッパ7人衆の力を借りることが条件だということだ」
「よろしくお願いします、Jr.様」
ルドウィッグの言葉を皮切りに彼らから同意の言葉や暖かい言葉がJr.に投げかけられた。
「うん!こちらこそ!宜しくな!」
クッパはJr.から同意の言葉を聞くと1人頷き彼等に声をかけた。
「決まったようだな。実はな、2週間後に新加入メンバーの顔合わせとスマブラについての説明会があるのだ」
「「⁉」」
「その日は様々な奴が来る。マリオも説明する為に来る筈だ。お前達はその日までに参戦する為の準備をするのだ。分かったな?」
「「はい!!」」
(よし!あのマリオにも、他のメンバーにも負けないような道具を準備するぞー!)
そう意気込みクッパの部屋を後にするJr.なのだった。
《初試練》