探し物

ある日カービィは廊下を楽しそうに歩いていると、どこからかカービィを呼ぶ声が聞こえてきました。

カービィはその声のする方へ振り向くと、そこにはルイージがいました。

「やぁカービィ、悪いんだけどお使いを頼まれてくれないかな?」

「ポヨ!」

カービィは元気よく返事をしました。カービィはお出かけをするのが大好きだからです。
その元気な返事にルイージも嬉しそうです。

「良かった!はい、お財布」

ルイージはカービィに紐が付いたお財布をかけてくれました。1人でお使いをすることになんだか偉くなったような気がして、カービィの胸はとても高鳴りました。

「いいかい?街のスーパーに行って、ジャガイモとニンジンを1袋ずつ買ってきてくれ。そのお財布の中にメモが入ってるから、分からなくなったら見てね」

「ポーヨ!!」

「あ、残ったお金は君にあげるから、好きなお菓子でも買ってくるといいよ」

「ポヨー!!」

カービィは元気に返事をしかけだしました。それにルイージは笑いながら気を付けてねと送り出してくれたのでした。


≪探し物≫
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