画面の中の日常

AM7:00


「おはようさん。この時間には大体の奴等が起きて身支度をしている時間だ。8時には朝飯だからな。ていうことで、今俺は台所に来ている。今日は誰だったかな…あ、そうだ。余談だが食事当番は2人1組で1日ずつ交替していくんだ」


ジュージュー…

「お、早速……焦げ臭いニオイが…」

「あら、おはようございますピカチュウ」

「お、おはようゼルダ、今日の朝飯はその…なんだ?」

「ウフフ…今日は卵焼きというものに挑戦していますわ!」

「た、卵焼き…」
(その真っ黒な物体がか…?)

「そうだわ!よろしければお味見をして貰えたら嬉しいですわ!」

「え!?その得体の知れ…じゃなくて卵焼きをか…?」

「もちろん!…そういえばさっき一緒に朝食を作っていたファルコさんに食べさせたらトイレに行ったっきり戻ってこないのです。どうしたのでしょう?」

「さ、さぁな、あ、そういえば俺用事思い出したからこれで!じゃあな!」

ダダダッ!!


「あぁ!ピカチュウ!…どうしたのかしらあんなに慌てて…?」


「あ、危ねぇ…。…今日の朝飯も期待は出来なさそうだなこりゃ」
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