ケンカ

あとがき

この話、実はこのサイトを始める位から考えていたお話で、本当は兄弟で殴り合うシーンと、マリオさんが起きなさーい!と言うシーンを書きたかっただけなのにここまで長くなってしまうものなのか…←

兄弟の過去のお話は、サンシャインでポンプがマリオさんのユーザー登録を行う際、お父さんとお母さんの名前が"しらない"と出ていたので、本当の両親を物心つく前になくしているのでは…と考えた次第です。

きっとマリオさんは色々遠回りして冒険家という夢を叶えたんじゃないのかな。そして弟はそんな兄さんを守って支えたいって昔から考えていた…っていう妄想を織り交ぜてみました(笑)←

本当にここまで読んでくれてありがとうございました!


下、おまけ









おまけ



「あのさぁ」


「「?」」


2人の兄弟の絆を再認識し、和やかだった空気を割る声の先には…


「どうしたんだいフォックス?」

先程の事件で病室送りになったフォックス、リンク、ルカリオの姿があった。
彼らもルイージ同様全身包帯ぐるぐる巻きにされており、背丈と声でしか区別できない程だ。

声からするにフォックスであろう人物は暢気に尋ねるマリオに対し、更に言葉を重ねた。

「いや、どうしたも何も…。アンタ等、俺達に何か言う事あるんじゃないか?」

そう言うフォックスの言葉に、2人は小首を傾げながら…


「?、言うこと…って、何かあったっけルイージ?」

「え?さぁ…?」


プッチン☆


その2人の言葉に、3人の堪忍袋の緒の切れた音が、この場にいた2人以外にはきっと聞こえたであろう。

「テメェ等いい加減にしろおお!!」

「こんのはた迷惑兄弟がぁ!!」

「今回の被害額全部アンタ等の今月の給料から差し引かせてもらうからなああああ!!!」

「「え、ええええええええええええええ!!!!!?」」


こうして、壮絶な双子の喧嘩は幕を閉じたのだった。


おわり


3人の行動は2人には知らされてなかったからね。お互い理不尽(笑)
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