無印
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どうしたって、駄目だった。何度も起きてくれって願った。
どうして、お前だったんだ。
「……名前」
もうお前は笑ってくれないのだろうか。
起きて、俺に笑いかけて、名を呼んでくれることはないのだろうか。
何度も季節が巡って、お前の母親に”もういい、もういいのよ。 ……あの子のことは忘れてもいいの”なんて言われたけど。
生憎お前を忘れるなんて無神経な真似をできるようなやつじゃないんだ。不器用な俺でごめん。
目を覚ましたら、お前は最初になんて言うだろうか。俺の名を真っ先に言ってくれるか? それともおはようって言うか?
……俺のことを忘れてるっていう、ベタな展開は勘弁だぞ。きっと俺、泣いてしまう。
「愛してる、」
何度も言い続けたせいか、もうこの言葉じゃ耐え切れないほどの想いが詰まっている。ごめんな、重いやつで。
こんなかすれた声で誤ったって、お前には届かないだろうが。もし届いたとしても、きっと困ったように眉毛を下げて笑うんだろう。
「……、起きてくれ」
2回目だ。2度目なんだよ、俺は。愛しい人を失いかけるのは。
失いたくない。失いたくないんだ。苦しすぎる、こんな、こんな。
会いたい。
会いたい、今すぐにでも。
俺に優しく笑いかけてくれる君に。
どうして、お前だったんだ。
「……名前」
もうお前は笑ってくれないのだろうか。
起きて、俺に笑いかけて、名を呼んでくれることはないのだろうか。
何度も季節が巡って、お前の母親に”もういい、もういいのよ。 ……あの子のことは忘れてもいいの”なんて言われたけど。
生憎お前を忘れるなんて無神経な真似をできるようなやつじゃないんだ。不器用な俺でごめん。
目を覚ましたら、お前は最初になんて言うだろうか。俺の名を真っ先に言ってくれるか? それともおはようって言うか?
……俺のことを忘れてるっていう、ベタな展開は勘弁だぞ。きっと俺、泣いてしまう。
「愛してる、」
何度も言い続けたせいか、もうこの言葉じゃ耐え切れないほどの想いが詰まっている。ごめんな、重いやつで。
こんなかすれた声で誤ったって、お前には届かないだろうが。もし届いたとしても、きっと困ったように眉毛を下げて笑うんだろう。
「……、起きてくれ」
2回目だ。2度目なんだよ、俺は。愛しい人を失いかけるのは。
失いたくない。失いたくないんだ。苦しすぎる、こんな、こんな。
会いたい。
会いたい、今すぐにでも。
俺に優しく笑いかけてくれる君に。
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