雨宿りdiary

読んだ本と買った本

2024/11/02 19:39
読書記録購入品
なぜか昨晩から寝ないでぶっ通しで読書してました。
一応、寝ようとは思ってたんですけど、気が付いたら朝に……そこからなんか読書ハイみたいになって、ずーと本を読んで今に至ります。

読んだ本はこちら。

論理的思考とは何か/渡邉雅子
「性格が悪い」とはどういうことか ダークサイドの心理学/小塩真司
ストラクチャーから書く小説再入門/K.M.ワイランド
完全教祖マニュアル/架神恭介 辰巳一世
今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢/牧野雅彦

いずれも電子書籍にて読了。
どれも面白く読みました。「ストラクチャーから書く小説再入門」は3幕構成での小説の書き方をレクチャー。またよく言われる「シーン」について、「シーン」とは何かを定義してその内容を3分割に分けてどのように構成されているのかを実際の文学作品や映画を紹介しながら解説。文章構成についても言及されていて大変勉強になりました。

「完全教祖マニュアル」はめちゃくちゃ面白くてあっという間に読了。宗教を作る側から宗教を分析したもので、なるほどな〜と思いました。人類最大の発明は実は宗教なんじゃないかなって思ったり。神や天国地獄の体系的な世界観を作り上げた人間の想像力の豊かさには敬意を払いたい。あるとかないとか、信じる信じないは別として。

アンナ・ハレントの思想は前から気になっていたのでその入門編として読みました。全体主義がどんなものであったのか、それに抗うにはどうしたらいいのかを彼女の著作から引用しながら解説。人間を人間たらしめている部分を決して手放してはいけないこと。考えること放棄しない、他者や自分自身への関心を失わないこと。これが簡単なようで難しい。でもそこに人としての崇高さがあって、意味や価値がある。そういうのを見ると人間ってそう悪いもんじゃないよなあって思ったりします。人間怖いけど。

今月は本買わないとか言ってたのに、ほいほい買ってます。てか予約してる本もあったり。

DEATH 死とは何か 完全翻訳版/シェリー・ケーガン
100de名著 ヘーゲル精神現象学/斎藤幸平
アンナ・カレーニナ 上中下/トルストイ
正欲/朝井リョウ(電子書籍)

「DEATH 死とは何か」は縮約版を昔読んだけど完全版読みたくて購入しました。
トルストイの「アンナ・カレーニナ」も去年あたりからずっと読みたいなあと思ってやっと買いました。光文社古典新訳文庫からも出てますが(岩波文庫からも出てるのかな?)古典名作はとりあえず新潮文庫で買います。新潮文庫への信頼感半端ない。紙質やフォントが好きなんですよね。眼鏡族の私にも優しい仕様で。
朝井リョウの「正欲」もずっと気になってたので電子書籍で買いました。
今月はいっぱい読書するぞ!

コメント

[ ログインして送信 ]

名前
コメント内容
削除用パスワード ※空欄可