コラロのネップリアンソロの編集、とりあえず一旦私の手から離れました。長かった……っても締切から1週間しか経ってないんですが。12月に出す字書きアンソロと同時進行でやってたので、作業量が多くて長かったなあって思ったのかも。なんとかこれでネップリアンソロの編集も完結すると信じたいです。

編集作業を終えてから急に漫画を再読したくなり、既読本を詰めた箱(衣装ケースに詰めて床に積み上げてます)を引っくり返して捜索。でもなぜか無い……絶対どっかにあるはずなのに。何で？？？
探してたのは峰倉かずやの「最遊記外伝」。一体どこに仕舞ったのやら……。

探すのを途中で諦めて、久々に古屋兎丸の「ライチ☆光クラブ」を読んでました。
最近ネットでまた舞台化する情報見て、相変わらず人気作だな〜と作品のファンとしては嬉しくなります。

ライチ☆光クラブのあらすじ

「ライチ☆光クラブ」は元々舞台作品で、それを見た古屋兎丸がコミカライズしたもの。コミカライズしたものを更にミュージカル、舞台化、映画化、そして「ライチ光クラブ」の前日譚として(古屋兎丸の言葉を借りれば二次創作)「ぼくらの光クラブ 小学生編 上巻」「ぼくらの光クラブ 中学生編 下巻｣も発売。

PENICILLINのHAKUEIとGISHOがユニットを組んで音源も発売。このHAKUEIのヴィジュアルが本当に「ライチ光クラブ」、廃墟の帝王感があって格好良いです。勿論、楽曲も！

「ライチ☆光クラブ」はグロ耐性がない人にはお勧めできない漫画です。血飛沫ブシャー！、内臓トバー！な描写がかなり多いので……前に妹に読ませたら「気持ち悪い」と言っておりました。ええ……、そこが良いのに。
美少年達が繰り広げる愛憎、そして残酷劇。大変私好みの作品です。映画も見ましたが、中学生というより高校生って感じです。キャスト陣のヴィジュアルが。それはまあ仕方ないですけど。

「ライチ☆光クラブ」ではタミヤくんが推しです。タミヤくん、格好良い。彼は性格もイケメンなんですよね。凄く友達思いだし、妹にも優しいお兄ちゃんだし、なにより正義感が強い。だからゼラのやり方が許せなくて……ってなっちゃうんですけど。
あと雷蔵ちゃんも可愛くて好きです。名前が凄い漢！って感じなのに本人は女の子みたいで可愛い。

この作品もご多分にもれず、キャラ香水が発売されています。ゼラ、ジャイボ、タミヤの3人。タミヤくんのが一番欲しいんですが(なんせ最推しなんで)、ゼラもジャイボも好きなのでコンプリートしたいです。そんなに香水買ってどうするんだって話ですけど。

でもこういうキャラ香水が出るのが当たり前になってきてますよね。京極夏彦の百鬼夜行シリーズのキャラ香水もあるし、有栖川有栖の作家シリーズからも火村とアリスの香水出てたし(しっかり買い逃した)。

残酷でグロい漫画といえば丸尾末広もそうですね。
彼の作品も大好きです。どっちかといえばエログロって感じですが。
無惨絵を描いた月岡芳年も好きで、昔画集持ってました、そういえば。月岡芳年は妖怪も描いたし、月をテーマにした「月百姿」というシリーズも描いてて、こちらも素敵です。持ってた画集、引っ越す時に手放しちゃったんで、また買い直そうかなあ。