コラロのネップリアンソロと12月に発行する字書きアンソロの編集作業も終わりが見えてきました。まだやることが色々ありますが、どうにかこうにか期日までには終わらせます。
2つの企画の原稿の締切が近いので、ちょっと混乱したり、データに不備があるとあっちこっちに連絡しなくちゃいけないので、私もてんてこ舞いです。
企画は同時進行でやるのはあんまり良くないですね……私1人だったらやりきれないです、本当に。

さて、タイトルにある通りヤバい人の話。今回で最終回です。主に一次創作界隈での話。

去年、私が主催で作ったホラーアンソロジーの参加者さん。
Aさんの場合。
締切になっても原稿を送られて来なかったので催促したら、何故かXのDMに原稿をベタ打ちして送られてきました。概要にメールで、テキストファイルで送ってくれって書いてあるんですけど。概要、ちゃんと読んでねって思いました。
凄い細かいことだけど、献本を送る時も住所教えてくれって言ったら郵便番号抜けてたりとか。こっちで調べられるけど、でも10人以上発送するのにそれをやられると結構手間なんですよね。頼むから郵便番号も忘れずに伝えてください。

Bさんの場合。
テキストデータをこちらでWordに流し込んでページを編集して、確認ためにデータを送り、万が一修正箇所があるようならWordのデータの方で修正して送り返してねって伝えました。そうしたらメールで「ここのページのこの箇所をこの文章に差し替えてください」ときたもんだ。Wordが開ける環境がなかったのかもしれないけど(パソコンがMacとかね)、それならせめてそういう説明も欲しかった。分かりました〜！ってこっちで修正したけども。
まあこのBさんは今年、Xで空リプで私に対して一方的に「馬鹿」「死ね」と言ってきた方なので、なんか話が通じない人なのかな？と思いました。

Cさんの場合。
この人が一番凄かったです。
締切になっても原稿が送られて来なかったので、催促メールを送ったら「何も言われてなかったので企画が立ち消えになったと思って書いてません」と言われました。もうね、なんじゃそりゃ！？ですよ……。
Cさん曰く「昔、合同誌を皆で作るっていう企画があって、でも結局実現しなかったから、今回もそうだと思った」らしい。
Cさんに作品の掲載をどうするか聞いたら「今から書くから3ヶ月待って欲しい」と言われて、流石にそこまで待てるはずもなく……他の参加者さんには〇月には出ますって言っていたので。
そのうちにCさんは前回作ったアンソロの実売数まで聞いてきました。同人誌とかの実売数を聞くのってかなりのマナー違反だと思うんですけど、Cさんは良く分かってないのか「そこまで実売数を言わないのはあやしい」「騙してるんじゃないか」とまで言ってきたので、「私のことを信用できないなら、こちらとしても一緒に本を作るのは無理です」と断りました。
そうしたら「今からすぐ作品書きます」「すみません」って急に手のひら返す態度で、何なんだろう……と思いながら、Cさんとの付き合いはそこで終了。
Cさんもちょっと変わった人で、パソコンをネットに繋いでないので「メールで原稿送れないからどうにかして欲しい｣「紙に印刷じゃダメなのか」と言ったり。今はデータ入稿が主流の時代なのよ……。
それは小説の公募もそうで、メール送信が大半なんだけど、Cさんはネット環境がないから紙に印刷して応募できる賞に出してて「最近はネットでの応募ばかりで困る」とぼやいておりました。
向こうが俺に合わせろ！というスタンス、凄すぎる。彼が受賞した話は聞かないので、今も頑張っていることでしょう。

2〜3年前の話。
直木賞作家を目指しているDさんと知り合って仲良くしてたんだけど、知り合ってから毎日のように夜から朝方まで通話してて(話題は読んだ本の話で、Dさんは「私より本を読んでる人に初めて出会った」と言っていた)ちょっとしんどいなあと思ってて。
で、そのうちにDさんが出そうとしていたある公募の締切が近づいてて「枚数が足りない。これ以上何を書き足したら良いのか分からない」とXで呟いて困っている様子でした。下読みして欲しい、みたいなニュアンスもあって、私はそれを見て正直悪いけど下読みとかは引き受けたくないなと思ってDさんの呟きを無視してました。でも、数時間後に夜雨さんに下読みして欲しいとLINEが来たので、断れずに引き受けることに。
公募の締切まであと1週間くらいしかないから、300枚近くある原稿を数時間ぶっ通しで読んで、気になる部分や説明不足なところを全部文字に書き出してLINEで送りました。勿論、それは私の意見にすぎないのでどこまでそれを受け入れるかはあなたの自由ですよとも書きました。
そうしたら「夜雨さんには褒めて貰えると思ったのに！」「私は打たれ弱いんです！」と何故か逆ギレ。
「常に自分が一番だと思っている｣と私にも明言していたので、彼女のプライドが傷付いたのかもしれない。でも作家になったとして、編集者からあれこれ言われることだって普通にあるんだから、そんなメンタルじゃアンタやっていけないよ……と思いました。
翌日、謝罪はあったけども、私も頭にきてたのでDさんとはそれきり断絶。
先日、Xで彼女のポストが回ってきたけど、元気そうでした。直木賞はまだ取ってない模様。商業デビューしてるのかどうかも謎だったけど……Amazonで電子書籍は出してるみたいです。

ここには書いてないですが、なんか凄い依存的な人に遭遇して依存されたり(1人や2人じゃない)、出会い厨だったのか「俺がいつでも悩みをきくからね！」と自撮り写真つきの謎のDMを寄越す男性がいたり、仲良くしててある時平気で下ネタふってくる輩がいたり……本当に変な人に遭遇してます。
X(Twitter)10年くらいやってると、マジで色んな人いるなあと思います。
ヤバい人列伝に書いた内容は誇張したり、話盛ったりはしてません。マジでこんなんだったw

これからもどんなヤバい人に出会うのか、ちょっと楽しみなような怖いような気持ちです。