雨宿りdiary

最近買った本

2024/09/13 09:39
雑記
三部作/ヨン・フォッセ
薔薇よ永遠に/伊藤文学
無神論/アンリ・アルヴォン
四十日と四十夜のメルヘン/青木淳悟

「三部作」はヨン・フォッセの4冊目の邦訳。ノーベル賞受賞するまで邦訳されてたのは1冊だけで、流通もそんなにされてなかったけど、受賞後は邦訳が相次いでますね、やっぱ。ヨン・フォッセの文章は平易で簡潔。あっさりしてるんだけど、読み進めていくうちに重層、奥行きがでていく感じです。

「薔薇よ永遠に」は三島由紀夫が別名義でゲイ雑誌に寄稿した作品が読めるとのことで買いました。これまでその作品は全集でしか読めなかったのでラッキー。古本でも高値がついてたけど(5000円以上)私は定価に近い価格で買うことができました。しかも超美品。
Amazonのレビュー見てると三島由紀夫の局部サイズが書いてあるそうな。ほんまかいな。

「無神論」は数年前から気になった本で漸く変えました。神様はいるいないの問題じゃなくて、自身の内部にあるって私は思っているんですけど、どうでしょうか。それに気付かされたのは遠藤周作の「沈黙」を読んでから。「沈黙」は凄い小説でした。読み終わって呆然となりました……凄すぎて。
私が面白いなって思っているのは神がいるとして、その世界の構築、体系、世界観。人の想像力の途方もなさを感じさせるなあと。
仏像では千手観音が好きなんですが、あの造形も凄くないですか?
真面目な話をすると、人が神を「獲得」したのは言葉を獲得した時のようです。言葉によって高次な想像(抽象的な思考)ができるようになってから人は神を造りだしたらしい。
だから聖書にある、ヨハネによる福音書「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。」はある意味正しい。まあ聖書の意味としてはもっと違うんだけど。宗教学、楽しい。

「四十日と四十夜のメルヘン」は先日読んだ保坂和志の「小説の自由」で取り上げられていたので買いました。初めて読む作家さんなので楽しみです。

今月まだ2冊しか読了してないので、読みかけの本を全部読了したい(把握してるだけで4〜5冊ある😂)。

執筆始めちゃうとそっちにかかりきりになってしまって読書が止まってしまう……。
小説書くのも一気にがーと書き上げたいタイプなので(でないと飽きて放り出す)寝食をすっ飛ばしてます。夜はちゃんと寝るの大事。歳なんで、無理が効かない😇😇😇

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追記
今年初の肉まんを食べました。美味しい。
火村は猫舌だからちょっと冷めるまで待ってるのか……と想像すると可愛い。そしてパンが嫌いなコラさんとローくんは肉まんとは食べられるんですかね?
てか2人がどこからどこまでパン認定してるのか、凄い知りたい。

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