雨宿りdiary

今日も今日とて本を積む

2024/08/08 11:16
雑記
sukekiyoの新譜がサブスク配信されてるので聴きながら日記を書いてます。
DIR EN GREYが男性ならsukekiyoは女性って感じ。耽美で優美、儚い雰囲気のある楽曲がとても好きです。DIR EN GREYも耽美でロマンティックな部分があるけど、sukekiyoとはちょっとベクトルが違う感じ。あとsukekiyoは変態的なフレーズが多い(笑)

さて、最近読んだ本はこちら。

喪の日記 新装版/ロラン・バルト
安全に狂う方法 アディクションから掴みとったこと/赤坂真理
サド侯爵の呪い 伝説の手稿「ソドムの百二十日」がたどった数奇な運命/ジョエル・ウォーナー
狐花/京極夏彦

ロラン・バルトの「喪の日記」は図書館で借りて良かったので買いました。新装版は旧版より1000円くらい高くなっててびっくりしました。
「喪の日記」はロラン・バルトが最愛の母を亡くしてから綴った日記なのですが、淡々とした静謐な文章は美しく、より喪失の痛みを深く伝えます。
読んでいてコラさんを喪ったローくんもこんなふうに、静かな喪失の痛みを感じていたのかなって思ったり。

「安全に狂う方法」はなぜ人は依存性になるのか?を説きながら依存性がどんなものであるのかを綴ったエッセイ。アディクションはその人が生きようとする手段である、とは至極真っ当な謂いだと思います。

「サド公爵の呪い」はサドがバスティーユ牢獄で書いた「ソドムの百二十日」が辿った数奇な運命をサドの人生、フランスの激動の時代、そして現代を軸に書かれたノンフィクション。サドほど評価が180度転換した作家もいないのでは。

「狐花」は百鬼夜行シリーズに登場する中禅寺秋彦の祖先である中禅寺洲斎が活躍する物語。歌舞伎用に書き下ろされた作品のようで、めちゃくちゃ面白くて一気読みでした。物語が収束し、畳み掛けるように真実が明らかになっていく様は圧巻。ちょっと歌舞伎も見たい。

そして今は「了巷説百物語」を読んでます。1000ページ超えの大作。

最近買った本はこちら。

犯罪学大図鑑/DK社編
病葉草紙/京極夏彦
日本扇の謎/有栖川有栖
見えない都市/イタロ・カルヴィーノ

読んだそばからほいほい本を買ってるので積読が減らないです(現在の積読700冊。把握してるだけでこれだけなので、本当はもっとあると思う)。
死ぬまでに読めたら良いので、せっせと本を買います。

明日からちょっと実家に帰省します。
これから荷造りするけど、本は何を持っていこうか1番悩みます。5冊で足りるかなあ。

ふと思ったけどサイト名、バベルの図書館とか304号室とかにすれば良かったな〜と。今更変えるのもあれなんでそのままにしておきますけど。
それはそうと、バベルの図書館は集めたい。

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