はりねずみの恋愛【Kyosuke.F】
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“起きてんの?1限おつー”
“京介が起きてる!?”
早く目が覚めちゃったら彼女が1限の授業をとってることを思い出し連絡してみた彼氏と、朝から話せて嬉しいのにびっくりだけをトーク画面に表す彼女。
返信を見た彼氏はなんか安心できて二度寝している、かもね。
🦔
「みにちゃんパーカーでかくね?」
「え?そうですか?」
誕生日に彼氏からもらったパーカーを着て大学に行ったら、ばったり会ったサークルの先輩こと洸人さんにつっこまれた彼女。
「メンズ物?」
「貰い物なのでわかんないですけど、洸人さんがそう言うならそうなんですかね?」
「あー……うん、なんかわかったかも」
何も気づいていなかった彼女と、はりねずみ彼氏の牽制に気がついた様子の洸人さん。
(わざわざ男物あげて「俺のもの」アピールってことだよなこれ。やっぱみにちゃん絶対愛重い彼氏いるわ)
「何がですか?」
「や、俺からは言わないどくわ。流石に」
「ええ……」
「柾哉に聞いてみ」(押し付け)
🦔
「あ、みにちゃん」
「わっ」
頭を捻りながら過ごしていると、大学のベンチにぼーっと座っている柾哉さんに見つかった彼女。
「なんか考え事してる?」
一発で見抜かれ、洸人さんとの会話を伝えてみると、大笑い。
「それあげたの、京介でしょ」
「え、はい」
「洸人もそれに気づいたんじゃない?」
「じゃあ洸人がさ、頭にリボンつけてたらどう思う?」
諭しながら、その状況を想像して笑ってる柾哉さん。
つられて笑いながら、彼女も考えてみる。
「柾哉さんのいたずらかなって思います」
「あはは!俺が知らないって言ったら?」
「うーん、彼女さんですかねえ」
「そう!そういうこと!」
「そういう……?」
「ええ、もうピンと来てよみにちゃん」
ちょっと馬鹿にしたように、でも大事な後輩の鈍感さが愛おしそうに、柾哉さんは目を細める。
「この人に大事な人はもういるから渡しませんよ!ってわかるでしょ?」
「……えっ」
「んふふ、相変わらず京介に大事にされてて何よりだよ」
ようやく意味がわかってじわじわ顔が赤くなる彼女と、ご満悦そうにニヤニヤしてる柾哉さん。
この構図はいつまで経っても変わらない、らしい。
