【Hiroto.N】
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この男は本当に罪であると、私は思う。
好きとか愛してるとか全く言わないくせに、それを私に感じさせる態度をとるから。
そのくせに、その愛の大きさまでは推し量れないから。
今日だって、何故か連れてかれた海でホットコーヒーを飲む横顔からは、何を考えてるのか予想つかなかった。
紙製のカップを持つ手がかっこいいなとか、鼻筋綺麗だなとか、そんな浅いことを今ですら思うけれど。
「結婚しよ、マジで」
ただ無言で波を眺めていた時間に、洸人はなんでもないことのように言った。
「え?」
ドキッとした気持ちを抑えて、いやいやそんなまさか、と思いとどまる。
反射的に逸らした目をまた洸人に合わせると、ふざけている表情なんか1ミリもしていなかった。
「これ」
差し出されたのは、片方だけ既に埋まっている薄い紙。
透明なクリアファイルに入ってるけど。
今日いつもより大きいなと思った鞄は、このためだったのかな。
何これ?なんて愚問はなくて、いつもより背伸びしたような洸人の字が目に入って本気を悟るしかなかった。
「わ……初めて見た」
「だろうな。じゃなきゃ困るわ」
ちょけながら、洸人はジッとこっちを見ている。
きっとこれが洸人の覚悟で、愛情表現なんだ。
「もうみに以外考えられんのよ。なんか同じで、でも俺を成長させてくれんなーって思うし」
「うん」
「みにといるのが最強だと思ってる。みにも、そうかもよ?」
最後はちょっとおどけながらだけど、初めて本心を聞いた。
そうなのかもって思ってたことが、不思議と確信に変わった。
「そうだと、思う」
「マジで!?」
さっきまで諭すように言ってたくせに、目が飛び出しそうに驚いたリアクション。
そのギャップが面白くて、真剣に答えようと思ったのに笑顔が漏れてしまった。
「そんなに?」
「え、こうなるだろ普通」
私もどんなこと考えてるか、伝わってなかったんだろうか。
「俺は賭けだったから、え、嬉しすぎるんだけど」
「私も」
「マジか。えーマジか」
現実を目の前に、見たことないくらい狼狽えてるのがなんか愛おしかった。
婚姻届を受け取って、そーっと抱き着いてみる。
「好き」
精一杯の勇気を出して伝えたら、耳を真っ赤にした洸人が唇を重ねた。
「愛してる」
__Inspired by “John and Yoko”(KOHH)
好きとか愛してるとか全く言わないくせに、それを私に感じさせる態度をとるから。
そのくせに、その愛の大きさまでは推し量れないから。
今日だって、何故か連れてかれた海でホットコーヒーを飲む横顔からは、何を考えてるのか予想つかなかった。
紙製のカップを持つ手がかっこいいなとか、鼻筋綺麗だなとか、そんな浅いことを今ですら思うけれど。
「結婚しよ、マジで」
ただ無言で波を眺めていた時間に、洸人はなんでもないことのように言った。
「え?」
ドキッとした気持ちを抑えて、いやいやそんなまさか、と思いとどまる。
反射的に逸らした目をまた洸人に合わせると、ふざけている表情なんか1ミリもしていなかった。
「これ」
差し出されたのは、片方だけ既に埋まっている薄い紙。
透明なクリアファイルに入ってるけど。
今日いつもより大きいなと思った鞄は、このためだったのかな。
何これ?なんて愚問はなくて、いつもより背伸びしたような洸人の字が目に入って本気を悟るしかなかった。
「わ……初めて見た」
「だろうな。じゃなきゃ困るわ」
ちょけながら、洸人はジッとこっちを見ている。
きっとこれが洸人の覚悟で、愛情表現なんだ。
「もうみに以外考えられんのよ。なんか同じで、でも俺を成長させてくれんなーって思うし」
「うん」
「みにといるのが最強だと思ってる。みにも、そうかもよ?」
最後はちょっとおどけながらだけど、初めて本心を聞いた。
そうなのかもって思ってたことが、不思議と確信に変わった。
「そうだと、思う」
「マジで!?」
さっきまで諭すように言ってたくせに、目が飛び出しそうに驚いたリアクション。
そのギャップが面白くて、真剣に答えようと思ったのに笑顔が漏れてしまった。
「そんなに?」
「え、こうなるだろ普通」
私もどんなこと考えてるか、伝わってなかったんだろうか。
「俺は賭けだったから、え、嬉しすぎるんだけど」
「私も」
「マジか。えーマジか」
現実を目の前に、見たことないくらい狼狽えてるのがなんか愛おしかった。
婚姻届を受け取って、そーっと抱き着いてみる。
「好き」
精一杯の勇気を出して伝えたら、耳を真っ赤にした洸人が唇を重ねた。
「愛してる」
__Inspired by “John and Yoko”(KOHH)
