【Takeru.G】
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「立花先生!」
「後藤くん、どうした?」
「前の模試の成績、見てください!」
「ふふ、もう見たよ。がんばったね」
バイト先の塾で、可愛い教え子だった後藤くんは、
「俺、立花先生と同じ大学行きます」
「そっか。応援してる!」
私のアドバイスとか要らないくらいストイックに努力を重ね、
「合格しました!」
「おめでとう!ほんとにすごいよ」
しっかりと後輩になった。
「え、ちょ、立花先生泣かんといて!?」
「だって嬉しいんだもん〜〜」
「ええ、全然お別れやないのに」
感極まって泣き出す私を見て、手をパタパタ動かして焦ってる後藤くん。
遠慮がちにティッシュを差し出してくれた。
「でも学年違うとあんまり会える機会ないかもなあ。寂しくなっちゃうなあ」
「あれ、聞いてないですか?」
「何を?」
後藤くんは、胸を張って言い放った。
「俺、ここでバイトします!」
「……え!?」
どうやら、大学でもバイトでも後輩になるらしい。
「これからもよろしくお願いします。立花さん」
真剣な目をしてそう言う後藤くんに、胸が高鳴ったような気がした。
「あれ、名前」
「大学では先輩のこと、こう呼ぶって聞きました!」
「確かに、それもそうか」
バイトでは苗字に先生をつけて呼ぶから、なんか変な感じ。
後藤くんが私の名前把握してると思ってなかったし。
いや、まめな子だから覚えててもおかしくないか。
「みにさんも大学っぽく呼んでみてください」
「え?」
「ね、俺の名前覚えてます?」
そりゃ担当生徒だしちゃんとわかるけど。
「たける、くん」
なんだか緊張しちゃって、震える唇からなんとか絞り出す。
「……っまた明日研修に来ます!では!」
「う、うん。あ、行っちゃった」
ブンって音が聞こえるくらい勢いよくUターンして、走って帰っていった。
消えていく後ろ姿をぼーっと見ていると、後ろからファイルで頭を叩かれた。
「痛っ」
「何ぼーっとしてんの。みにさん?」
「絶対聞いてたでしょ。柾哉」
振り向けば、ニヤニヤしてる大学の同期兼バイト仲間が立っていた。
「へへ、だって威尊がかわいかったから」
「かわいいけど!何してんの」
「俺のことはずっとキムって呼ぶくせに、みにには生徒でいる間はちゃんと苗字に先生つけて呼んでさあ。これからは名前呼びだよ?」
「確かに」
「しかも名前呼ばれてあんな照れちゃって。みにのこと好きなんじゃない?」
…マジで木村柾哉、許さん。
あいつのせいで、後藤くん…じゃないや、威尊くんを意識しちゃうんだ。
ずっと可愛い教え子だったのに、意識し始めたらむしろ__
「みにさん!持ちます俺」
「いいよいいよ」
「遠慮しないでください!じゃ!」
重いものをさらっと持ってくれるし、
「もう真っ暗や。俺送りますよ」
「え!?いいよいいよ。威尊くんが危ないよ」
「いやいや、みにさん可愛いんで心配です」
ストレートに照れさせてくるし、
「あ!じゃあ電話しましょ!」
「まあ、威尊くんがいいならありがたいけど」
「決まりです!」
大人な対応をしてくれる。
どうしよう。最近の威尊くんが、かっこいいのです。
そう思ってるなんて1ミリも知らない彼は、時々可愛い後藤くんに戻る。
「みにさん、これどうやるんですか~!」
「え?ああ!それはね、」
プリンターが言うことを聞いてくれないらしい。
困り眉の威尊くんがかわいくて、緩む頬を抑えながら教える。
「で。ここ押すとできるよ。ね?」
顔を上げたら、思ったより威尊くんの顔が近くにあった。
「あ、ごめんね」
慌てて距離をとろうとしたけど、威尊くんはそれを許してくれなかった。
「みにさん、かわい」
甘すぎる言葉を掛けられてフリーズしていると、威尊くんがはっきりと告げる。
「今日一緒に帰りたいです。絶対」
「あ、うん…」
まともに処理もできないままとりあえず頷いてから、顔の熱を冷まそうと足早に元の場所に戻る。
なに、今の。
「かっこよすぎる……」
「なにが?って、顔赤っ!」
気づいたら柾哉が近くにいて、顔を覗き込まれたと思ったら大笑いされた。
「威尊?さっき一緒に帰りますんでって俺牽制されたんだけど」
「え?あ、頷いちゃった!」
「何、よく聞かないで『いいよ』って言ったの?みにらしすぎる」
いつもだったら怒るとこだけど、キュンでいっぱいだったせいでそんな気力も湧いてこない。
そっか、私、威尊くんが。
自覚してしまったものだから、どんな顔して会えばいいのかわからない。
仕事を終えると、ニッコニコの威尊くんが隣に立っていた。
「さ、帰りましょ!」
「そうだね、約束だもんね」
一緒に歩いていると、威尊くんが立ち止まった。
「あの、ずっとみにさんが好きでした。付き合ってください!」
いきなりでびっくりしたけど。
「ふふ、私で良ければお願いします」
断る選択肢なんてなかった。
__そんなこともあったなあ。
後から聞いた話だけど、威尊はいっぱいいっぱいだったらしい。
「ほんまは顔近すぎてなんかいい匂いするしやばかった」けど、「みににかっこいいって思ってほしかったから全部頑張ってた」んだとか。
そう聞いたときは、“可愛い後藤くん”が健在で安心したなあ。
「やってキムと仲いいやん。ずっと嫉妬してたんやで!?」
「柾哉は悪友みたいな感じだし」
「それでも!特に受験生の時は俺は制服で2人はスーツやったから、余計大人に見えた」
何を言っても柾哉に嫉妬する癖は抜けないらしく、今日も。
「嫉妬した」
「ごめんね?私の彼氏は威尊だよ」
目線を逸らして言いづらそうにしながらも、私が「もやもやすることは全部教えてね」って言ったことを守って、ちゃんと伝えてくれる。
かわいくて、愛おしくて。
ふわふわの頭を撫でると嬉しそうな顔をするから、可愛いが止まらない。
「可愛い」
でも、言葉にするとムッとされる。
「かっこいいがええ」
拗ねてる姿も可愛いんだけどなあ。
そんなことを思っていると、急に威尊に抱きしめられる。
「わっ」
「みにかわええ~!ほんま好き」
「急にどうしたの?」
笑いながら問いかけると、威尊が腕の力を強める。
「可愛いのはみにの方って自覚してもらわな」
「嬉しいけど、ちょっと苦しいかも」
「俺もっと強く抱きしめられんで?可愛いなあ」
ぎゅうぎゅうに包まれてると、今度は顔が近づく。
「みに、かわい」
デジャブ?
あの頃と違うのは、もっと距離が近づくこと。
目を瞑ると、そっと唇が重なる。
なかなか離してくれなくて、呼吸が苦しくなってきて。
逃げることもできないし威尊をトントンと叩いてみるけど、まだ離してくれない。
息をしようと口を開けると、その瞬間威尊の舌が口内を動き回る。
ふわふわして、気持ちよくて、何も考えられなくて。
うっすらと目を開けると、視界に可愛さなんて1ミリもないかっこいい瞳の威尊が映っていた。
*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。
リクエスト「年下彼氏と恋愛」(お相手のご指定があれば、また送ってください♡)
リクエスト「いつもは年下感強めな威尊くんの不意に見せるかっこよさに気づいてしまった年上彼女さん」
↑あまりにも素敵すぎる
カレカノ状態になってから書くべきかな?と思いつつも、思い浮かんだ設定が気に入りすぎて書いてしまいました、、。ありがとうございました!
「後藤くん、どうした?」
「前の模試の成績、見てください!」
「ふふ、もう見たよ。がんばったね」
バイト先の塾で、可愛い教え子だった後藤くんは、
「俺、立花先生と同じ大学行きます」
「そっか。応援してる!」
私のアドバイスとか要らないくらいストイックに努力を重ね、
「合格しました!」
「おめでとう!ほんとにすごいよ」
しっかりと後輩になった。
「え、ちょ、立花先生泣かんといて!?」
「だって嬉しいんだもん〜〜」
「ええ、全然お別れやないのに」
感極まって泣き出す私を見て、手をパタパタ動かして焦ってる後藤くん。
遠慮がちにティッシュを差し出してくれた。
「でも学年違うとあんまり会える機会ないかもなあ。寂しくなっちゃうなあ」
「あれ、聞いてないですか?」
「何を?」
後藤くんは、胸を張って言い放った。
「俺、ここでバイトします!」
「……え!?」
どうやら、大学でもバイトでも後輩になるらしい。
「これからもよろしくお願いします。立花さん」
真剣な目をしてそう言う後藤くんに、胸が高鳴ったような気がした。
「あれ、名前」
「大学では先輩のこと、こう呼ぶって聞きました!」
「確かに、それもそうか」
バイトでは苗字に先生をつけて呼ぶから、なんか変な感じ。
後藤くんが私の名前把握してると思ってなかったし。
いや、まめな子だから覚えててもおかしくないか。
「みにさんも大学っぽく呼んでみてください」
「え?」
「ね、俺の名前覚えてます?」
そりゃ担当生徒だしちゃんとわかるけど。
「たける、くん」
なんだか緊張しちゃって、震える唇からなんとか絞り出す。
「……っまた明日研修に来ます!では!」
「う、うん。あ、行っちゃった」
ブンって音が聞こえるくらい勢いよくUターンして、走って帰っていった。
消えていく後ろ姿をぼーっと見ていると、後ろからファイルで頭を叩かれた。
「痛っ」
「何ぼーっとしてんの。みにさん?」
「絶対聞いてたでしょ。柾哉」
振り向けば、ニヤニヤしてる大学の同期兼バイト仲間が立っていた。
「へへ、だって威尊がかわいかったから」
「かわいいけど!何してんの」
「俺のことはずっとキムって呼ぶくせに、みにには生徒でいる間はちゃんと苗字に先生つけて呼んでさあ。これからは名前呼びだよ?」
「確かに」
「しかも名前呼ばれてあんな照れちゃって。みにのこと好きなんじゃない?」
…マジで木村柾哉、許さん。
あいつのせいで、後藤くん…じゃないや、威尊くんを意識しちゃうんだ。
ずっと可愛い教え子だったのに、意識し始めたらむしろ__
「みにさん!持ちます俺」
「いいよいいよ」
「遠慮しないでください!じゃ!」
重いものをさらっと持ってくれるし、
「もう真っ暗や。俺送りますよ」
「え!?いいよいいよ。威尊くんが危ないよ」
「いやいや、みにさん可愛いんで心配です」
ストレートに照れさせてくるし、
「あ!じゃあ電話しましょ!」
「まあ、威尊くんがいいならありがたいけど」
「決まりです!」
大人な対応をしてくれる。
どうしよう。最近の威尊くんが、かっこいいのです。
そう思ってるなんて1ミリも知らない彼は、時々可愛い後藤くんに戻る。
「みにさん、これどうやるんですか~!」
「え?ああ!それはね、」
プリンターが言うことを聞いてくれないらしい。
困り眉の威尊くんがかわいくて、緩む頬を抑えながら教える。
「で。ここ押すとできるよ。ね?」
顔を上げたら、思ったより威尊くんの顔が近くにあった。
「あ、ごめんね」
慌てて距離をとろうとしたけど、威尊くんはそれを許してくれなかった。
「みにさん、かわい」
甘すぎる言葉を掛けられてフリーズしていると、威尊くんがはっきりと告げる。
「今日一緒に帰りたいです。絶対」
「あ、うん…」
まともに処理もできないままとりあえず頷いてから、顔の熱を冷まそうと足早に元の場所に戻る。
なに、今の。
「かっこよすぎる……」
「なにが?って、顔赤っ!」
気づいたら柾哉が近くにいて、顔を覗き込まれたと思ったら大笑いされた。
「威尊?さっき一緒に帰りますんでって俺牽制されたんだけど」
「え?あ、頷いちゃった!」
「何、よく聞かないで『いいよ』って言ったの?みにらしすぎる」
いつもだったら怒るとこだけど、キュンでいっぱいだったせいでそんな気力も湧いてこない。
そっか、私、威尊くんが。
自覚してしまったものだから、どんな顔して会えばいいのかわからない。
仕事を終えると、ニッコニコの威尊くんが隣に立っていた。
「さ、帰りましょ!」
「そうだね、約束だもんね」
一緒に歩いていると、威尊くんが立ち止まった。
「あの、ずっとみにさんが好きでした。付き合ってください!」
いきなりでびっくりしたけど。
「ふふ、私で良ければお願いします」
断る選択肢なんてなかった。
__そんなこともあったなあ。
後から聞いた話だけど、威尊はいっぱいいっぱいだったらしい。
「ほんまは顔近すぎてなんかいい匂いするしやばかった」けど、「みににかっこいいって思ってほしかったから全部頑張ってた」んだとか。
そう聞いたときは、“可愛い後藤くん”が健在で安心したなあ。
「やってキムと仲いいやん。ずっと嫉妬してたんやで!?」
「柾哉は悪友みたいな感じだし」
「それでも!特に受験生の時は俺は制服で2人はスーツやったから、余計大人に見えた」
何を言っても柾哉に嫉妬する癖は抜けないらしく、今日も。
「嫉妬した」
「ごめんね?私の彼氏は威尊だよ」
目線を逸らして言いづらそうにしながらも、私が「もやもやすることは全部教えてね」って言ったことを守って、ちゃんと伝えてくれる。
かわいくて、愛おしくて。
ふわふわの頭を撫でると嬉しそうな顔をするから、可愛いが止まらない。
「可愛い」
でも、言葉にするとムッとされる。
「かっこいいがええ」
拗ねてる姿も可愛いんだけどなあ。
そんなことを思っていると、急に威尊に抱きしめられる。
「わっ」
「みにかわええ~!ほんま好き」
「急にどうしたの?」
笑いながら問いかけると、威尊が腕の力を強める。
「可愛いのはみにの方って自覚してもらわな」
「嬉しいけど、ちょっと苦しいかも」
「俺もっと強く抱きしめられんで?可愛いなあ」
ぎゅうぎゅうに包まれてると、今度は顔が近づく。
「みに、かわい」
デジャブ?
あの頃と違うのは、もっと距離が近づくこと。
目を瞑ると、そっと唇が重なる。
なかなか離してくれなくて、呼吸が苦しくなってきて。
逃げることもできないし威尊をトントンと叩いてみるけど、まだ離してくれない。
息をしようと口を開けると、その瞬間威尊の舌が口内を動き回る。
ふわふわして、気持ちよくて、何も考えられなくて。
うっすらと目を開けると、視界に可愛さなんて1ミリもないかっこいい瞳の威尊が映っていた。
*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。
リクエスト「年下彼氏と恋愛」(お相手のご指定があれば、また送ってください♡)
リクエスト「いつもは年下感強めな威尊くんの不意に見せるかっこよさに気づいてしまった年上彼女さん」
↑あまりにも素敵すぎる
カレカノ状態になってから書くべきかな?と思いつつも、思い浮かんだ設定が気に入りすぎて書いてしまいました、、。ありがとうございました!
