はりねずみ彼女と後輩くん
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「みにちゃん、またね」
「さみしいです」
「もう仕事全部できてるしみにちゃんは大丈夫だよ。それに、たまに会いに来るね」
「はい!来てくださいね絶対」
「うん。京介くんとの話も聞きたいし」
「それメインにしないでくださいね?」
「ふふ」
先輩が、もうすぐでバイトを辞めることになった。
このお店を離れるつもりはないみたいだけど、そのためには本社で数年間勤務しないといけないらしく。その間は、お別れというわけだ。
「で、後輩ができます」
そして現れたのは、見知った顔。
「松田迅です!よろしくお願いします!」
綺麗な顔立ちとは裏腹に、元気いっぱいな子。
たまに放課後であろう時間に、制服のまま来ては勉強して帰って行くからなんとなく知ってた。
だからか、うまくやっていけそうな予感がして安心した。
そこから数週間、松田くん改めて迅くんとふたりで働く時間ができた。
人懐こい彼のおかげで打ち解けるのに時間はかからなかったし、仕事もできるスーパー新人である。
「あの〜ずっと聞きたかったんですけど」
「すごい入りだね。なんでしょう」
仕事を教え始めて数週間後、従業員姿が板についてきた迅くんがそんなことを話し始めた。
「みに先輩の彼氏さんってどんな方ですか?」
「え?」
いる前提?
「たまに来てますよね?黒髪で丸顔のイケメン!」
「なんで知ってるの!?」
「やっぱり彼氏……!やばいイケメン否定してないのえぐー!」
私の疑問を放置して、迅くんは目を輝かせてなんか浸っている。
迅くんが働き始めてから京介はここに来てないはずだけどな。
「実は俺、めっちゃ推してて!もはやお二人を見るためにここに通ってたみたいな!」
え?迅くんの言葉についていけない。
「推してて?」
「すいません。でも、みに先輩とあの彼氏さんの雰囲気が好きなんです」
「どのへんが迅くんに刺さってんのかよくわかんないけど、ありがとうなのかな?」
いつもキラキラしてる目が3割増で輝いてるもんだから、そんなにいいものでもないよとは言えず。
彼の見解を聞いて、ただただ驚きのこもった相槌を打つことしかできなかった。
「お互いがお互いを大事にしてるけど、それは言葉にしなくても伝わってるところが憧れです!マジで!」
「さらっと迎えに行くとこも、カフェにいる時は優しい目でみに先輩見守ってるとこも!」
