はりねずみ彼女の委員会活動
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#高校生(付き合う前&付き合った後)
#にこにこ柾哉先輩とニヤニヤ池﨑くん
🦔🦔🦔
放課後、2週間に1回。
ジャージに着替え、決められた場所に向かう。
それは、美化委員会の活動のため。
校内の雑草抜いたり、花に水あげたり、掃除ロッカーの点検したり、ごみ拾いしたり。
……まあ、適度にさぼってるけど。
なんとなく入ったこの委員会が気に入ってるのは、ランダムでペアになった先輩が優しいから。
集合場所である下駄箱の掃除ロッカーの前に向かうと、手を振ってくれている先輩がいた。
「みにちゃーん」
「お待たせしました!柾哉先輩!」
木村柾哉先輩。
優しくて頼りになる、でもたまにドジを発揮する、イケメンで可愛い先輩である。
「最近どーお?」
今日は雑草抜きだから、使うゴミ袋と手袋を出しながら柾哉先輩が問う。
「何がですか」
「京介とだよ〜」
全然周りの人に言ってないのに、なんで柾哉先輩が知ってるのかというと。
それは、付き合う前を知ってるからである。
「みにちゃんの彼氏くんってどんな人なの?」
何回か前の委員会の日、こんなことを聞かれた。
「え、彼氏いないです」
「え!?そのジャージ、彼氏くんのじゃないの?ちょっとおっきいじゃん」
余った袖を腕まくりしてるし、何より柾哉先輩が指差してるのは“藤牧”という刺繍。
「なんか、親友にジャージ忘れたって話してたら貸してくれて」
数十分前、委員会なのにジャージを持ってくるのを忘れたことに気づいて大慌てで聞いたんだけど。
「え、ごめん。ない」
「え」
「でも柾哉先輩優しいんでしょ?」
「優しいからこそじゃん……制服で行ったら絶対気遣ってくれちゃうから」
なんて会話をしてると、隣の席から声が飛んできた。
「何。ジャージないの?」
「うん。どうしよ、柾哉先輩……」
「ん」
遮るように渡されたのは、彼のジャージで。
「え、いいの?」
「明日返してくれればいい」
「ありがと」
……っていう感じで、借りただけ。
「なにそれー!!絶対みにちゃんのこと好きじゃん!だってなんかいい香りするもん!マーキングだ!!」
「いや、めちゃめちゃ塩対応だしそんなことないと思うんですけど……」
「ほんとかなー?みにちゃんはどうなの?好きなの?」
柾哉先輩にそう言われて、初めて意識しちゃったんだっけ。
「ふふ、みにちゃん顔赤い」
そんな私を、柾哉先輩は優しく見てた。
#にこにこ柾哉先輩とニヤニヤ池﨑くん
🦔🦔🦔
放課後、2週間に1回。
ジャージに着替え、決められた場所に向かう。
それは、美化委員会の活動のため。
校内の雑草抜いたり、花に水あげたり、掃除ロッカーの点検したり、ごみ拾いしたり。
……まあ、適度にさぼってるけど。
なんとなく入ったこの委員会が気に入ってるのは、ランダムでペアになった先輩が優しいから。
集合場所である下駄箱の掃除ロッカーの前に向かうと、手を振ってくれている先輩がいた。
「みにちゃーん」
「お待たせしました!柾哉先輩!」
木村柾哉先輩。
優しくて頼りになる、でもたまにドジを発揮する、イケメンで可愛い先輩である。
「最近どーお?」
今日は雑草抜きだから、使うゴミ袋と手袋を出しながら柾哉先輩が問う。
「何がですか」
「京介とだよ〜」
全然周りの人に言ってないのに、なんで柾哉先輩が知ってるのかというと。
それは、付き合う前を知ってるからである。
「みにちゃんの彼氏くんってどんな人なの?」
何回か前の委員会の日、こんなことを聞かれた。
「え、彼氏いないです」
「え!?そのジャージ、彼氏くんのじゃないの?ちょっとおっきいじゃん」
余った袖を腕まくりしてるし、何より柾哉先輩が指差してるのは“藤牧”という刺繍。
「なんか、親友にジャージ忘れたって話してたら貸してくれて」
数十分前、委員会なのにジャージを持ってくるのを忘れたことに気づいて大慌てで聞いたんだけど。
「え、ごめん。ない」
「え」
「でも柾哉先輩優しいんでしょ?」
「優しいからこそじゃん……制服で行ったら絶対気遣ってくれちゃうから」
なんて会話をしてると、隣の席から声が飛んできた。
「何。ジャージないの?」
「うん。どうしよ、柾哉先輩……」
「ん」
遮るように渡されたのは、彼のジャージで。
「え、いいの?」
「明日返してくれればいい」
「ありがと」
……っていう感じで、借りただけ。
「なにそれー!!絶対みにちゃんのこと好きじゃん!だってなんかいい香りするもん!マーキングだ!!」
「いや、めちゃめちゃ塩対応だしそんなことないと思うんですけど……」
「ほんとかなー?みにちゃんはどうなの?好きなの?」
柾哉先輩にそう言われて、初めて意識しちゃったんだっけ。
「ふふ、みにちゃん顔赤い」
そんな私を、柾哉先輩は優しく見てた。
