2. 苦しさともういっこ
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無理やり目を逸らしていたことに直面した1日、だったな。
とぼとぼと歩いて、バイト先のお鍋屋さんに向かう。
今日なんの予定もなかったらきっと家で泣いてたから、忙しくできる予定があって良かった。
挨拶しながらバックヤードに向かうと、既に同じ時間からシフトの西さんは着替え終えてスマホを触っていた。
「お疲れ様です」
「みにちゃんじゃん。お疲れ」
1歳上の西さんは、去年の私と同じくらいに働き始めたんだとか。
低いけどよく通る声や、気づいたら片付けられている仕事や、お客様に説明するときのユーモア、どこをとってもすごい人だ。
将吾くんといい西さんといい、1歳違うだけでこうも大人に見えるのか、なんて。
鞄を置いて、ロッカーから自分の制服を取って更衣室に行って着替える。
髪をピンでまとめて戻ると、西さんに声をかけられた。
「グミ食う?」
「へ?」
シフトの時間になったら雑談もするけど、オフの時間にはあんまり喋んない。
驚いて顔を見ると、秒で逸らされたけど。
話しかけられたびっくりと、意外とグミとか食べるんだっていうびっくり。
二重のびっくりに動揺しながら、その好意を無下にしたくなくて頷いてみる。
「え、いいんですか」
「うん。これ初めて買ったんだけどうめーから、1個あげる」
どきどきしながら手を伸ばしてみると、コロンと一粒が手のひらに乗る。
口に入れてみると、ふわもち系の食感にコーラの味がして、すっごい美味しかった。
「おいしい……!」
「え、そんな嬉しそうな顔してくれんの」
よほど目が輝いてしまったのか、ちょっと笑われる。
「あ、いや、ハードなやつよりふにゃ系のグミ好きなので」
「マジで!?」
かと思ったら、急に西さんが前のめりになった。
うーん、ハードなグミを咀嚼してるの似合いそうなのに、柔らかいのが好きなのもギャップ。
「最近ハードグミばっか見かけるからさあ、全然仲間いないのかと思ってた…!ガチ?」
「は、はい」
たぶん熱量は超負けてるけど。
そうはなかなか口に出せる空気じゃなくて、2回ほど頷いてしまった。
「うわあこんなとこに仲間いたのアツすぎるわ。これからグミ同盟ね」
「え?」
「いいグミ見つけたら共有!」
「へへ、はい」
訳もわからず結んでしまった同盟だけど、楽しそうでわくわくが勝つ。
その直後に2人で時計を見たらもう入りの時間で、わたわたとタイムカードを切りに行った。
とぼとぼと歩いて、バイト先のお鍋屋さんに向かう。
今日なんの予定もなかったらきっと家で泣いてたから、忙しくできる予定があって良かった。
挨拶しながらバックヤードに向かうと、既に同じ時間からシフトの西さんは着替え終えてスマホを触っていた。
「お疲れ様です」
「みにちゃんじゃん。お疲れ」
1歳上の西さんは、去年の私と同じくらいに働き始めたんだとか。
低いけどよく通る声や、気づいたら片付けられている仕事や、お客様に説明するときのユーモア、どこをとってもすごい人だ。
将吾くんといい西さんといい、1歳違うだけでこうも大人に見えるのか、なんて。
鞄を置いて、ロッカーから自分の制服を取って更衣室に行って着替える。
髪をピンでまとめて戻ると、西さんに声をかけられた。
「グミ食う?」
「へ?」
シフトの時間になったら雑談もするけど、オフの時間にはあんまり喋んない。
驚いて顔を見ると、秒で逸らされたけど。
話しかけられたびっくりと、意外とグミとか食べるんだっていうびっくり。
二重のびっくりに動揺しながら、その好意を無下にしたくなくて頷いてみる。
「え、いいんですか」
「うん。これ初めて買ったんだけどうめーから、1個あげる」
どきどきしながら手を伸ばしてみると、コロンと一粒が手のひらに乗る。
口に入れてみると、ふわもち系の食感にコーラの味がして、すっごい美味しかった。
「おいしい……!」
「え、そんな嬉しそうな顔してくれんの」
よほど目が輝いてしまったのか、ちょっと笑われる。
「あ、いや、ハードなやつよりふにゃ系のグミ好きなので」
「マジで!?」
かと思ったら、急に西さんが前のめりになった。
うーん、ハードなグミを咀嚼してるの似合いそうなのに、柔らかいのが好きなのもギャップ。
「最近ハードグミばっか見かけるからさあ、全然仲間いないのかと思ってた…!ガチ?」
「は、はい」
たぶん熱量は超負けてるけど。
そうはなかなか口に出せる空気じゃなくて、2回ほど頷いてしまった。
「うわあこんなとこに仲間いたのアツすぎるわ。これからグミ同盟ね」
「え?」
「いいグミ見つけたら共有!」
「へへ、はい」
訳もわからず結んでしまった同盟だけど、楽しそうでわくわくが勝つ。
その直後に2人で時計を見たらもう入りの時間で、わたわたとタイムカードを切りに行った。