7. 思い出作り
おなまえ設定
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「どうしたん?」
「へへ、友達とって言うのは嘘なんだよね」
「嘘?」
「洸人くんと来たかったけど、まともに誘ったら『ただの護衛なんで』って言われると思ったから」
「は……」
思考停止。
そんな言葉がぴったりな様子の洸人くんは、ちょっとしたらいつもの笑顔を見せてくれた。
呆れてそうで楽しそうな、私がさせまくってる顔。私の大好きな顔。
「しょうがないな」
今日だけは、彼女面してもいいよね?
その優しさに甘えてもいいよね?
電車に揺られながら、今日は全部忘れて目一杯楽しもうって決めた。
洸人くんはなんだかんだ真面目だから、こんな時も任務しなきゃって思うのか、たぶん気を張ってる。
それでも何でもない顔して隣にいてくれること、感謝してるんだ。
「ありがと」
「んー何が」
私をむやみに外に出すのに反対してた両親を説得してくれたの、知ってるよ。
「全部だよ」
「ふ、変なやつー」
出会ってくれてありがとう。
いつも守ってくれてありがとう。
わがまま聞いてくれてありがとう。
強がりな私を包み込んでくれてありがとう。
いっぱい伝えたいけど、伝えたら思いが溢れちゃうから。
今は、えへへって誤魔化すのが精一杯だった。
「どこの動物園なん?」
「んーとね、もうすぐ着く!」
「ってか、何で動物園?」
「洸人くん、好きそうだから」
二人で出かけられるなら、正直どこでも良かった。
でも、勝手に私が誘うわけだから、洸人くんが喜びそうなところが良かった。
まず人が常にいっぱいいる所だと、洸人くんが大変だから却下。
遊園地は、絶叫系とかに好き嫌いがあったら申し訳ないから却下。
そしたら、前にペットのお散歩してる人とすれ違った時に嬉しそうだった気がしたから。
「まあ、好きだけど」
自分に言われてるみたいで、どんどん顔が熱くなる。
好きな人の「好き」、破壊力、高すぎる!
「なら、よかったです」
「なんで敬語なん」
「なんとなく。あ、着いた!」
赤い頬を隠すように、ちょうど着いた目的地を口実にして目を逸らす。
少し早歩きで電車を降りたから、後ろから慌てて洸人くんが着いてくる。
「お嬢さん危なっかしすぎ。今日ずっと横にいろよ」
さらっと手を握られた。
きゅんとして、嬉しくって、ぎゅっと握り返す。
繋がれた手は、どちらからともなく、恋人繋ぎになっていた。
「へへ、友達とって言うのは嘘なんだよね」
「嘘?」
「洸人くんと来たかったけど、まともに誘ったら『ただの護衛なんで』って言われると思ったから」
「は……」
思考停止。
そんな言葉がぴったりな様子の洸人くんは、ちょっとしたらいつもの笑顔を見せてくれた。
呆れてそうで楽しそうな、私がさせまくってる顔。私の大好きな顔。
「しょうがないな」
今日だけは、彼女面してもいいよね?
その優しさに甘えてもいいよね?
電車に揺られながら、今日は全部忘れて目一杯楽しもうって決めた。
洸人くんはなんだかんだ真面目だから、こんな時も任務しなきゃって思うのか、たぶん気を張ってる。
それでも何でもない顔して隣にいてくれること、感謝してるんだ。
「ありがと」
「んー何が」
私をむやみに外に出すのに反対してた両親を説得してくれたの、知ってるよ。
「全部だよ」
「ふ、変なやつー」
出会ってくれてありがとう。
いつも守ってくれてありがとう。
わがまま聞いてくれてありがとう。
強がりな私を包み込んでくれてありがとう。
いっぱい伝えたいけど、伝えたら思いが溢れちゃうから。
今は、えへへって誤魔化すのが精一杯だった。
「どこの動物園なん?」
「んーとね、もうすぐ着く!」
「ってか、何で動物園?」
「洸人くん、好きそうだから」
二人で出かけられるなら、正直どこでも良かった。
でも、勝手に私が誘うわけだから、洸人くんが喜びそうなところが良かった。
まず人が常にいっぱいいる所だと、洸人くんが大変だから却下。
遊園地は、絶叫系とかに好き嫌いがあったら申し訳ないから却下。
そしたら、前にペットのお散歩してる人とすれ違った時に嬉しそうだった気がしたから。
「まあ、好きだけど」
自分に言われてるみたいで、どんどん顔が熱くなる。
好きな人の「好き」、破壊力、高すぎる!
「なら、よかったです」
「なんで敬語なん」
「なんとなく。あ、着いた!」
赤い頬を隠すように、ちょうど着いた目的地を口実にして目を逸らす。
少し早歩きで電車を降りたから、後ろから慌てて洸人くんが着いてくる。
「お嬢さん危なっかしすぎ。今日ずっと横にいろよ」
さらっと手を握られた。
きゅんとして、嬉しくって、ぎゅっと握り返す。
繋がれた手は、どちらからともなく、恋人繋ぎになっていた。
