4. お互いの生活
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翌朝話すと言っていたけど、どうやら先に両親と協議した結果、もう少ししてから私に話すことにしたらしい。
「ごめん、まだ怖いだろうけど一段落ついてなくて」
「そっか」
怖いのは本当だけど、西さんが怪我してなさそうで良かったって気持ちも大きくって。
疎外感から生まれる一抹の寂しさにも見て見ぬふりをして、素直に聞き入れた。
後ろに西さんがいてくれるって分かってるから、外に出るときも、なんか大丈夫。
普通に学校に行って、バイト先に行って。
「昨日大丈夫だった!?」と話を聞いたらしい店長に心配されたけど「大丈夫です、もう犯人分かったみたいですし」と流した。
「あ……みにちゃん」
「柾哉くん!昨日はご迷惑おかけしました。ありがとうございました」
申し訳無さそうにこっちを見る柾哉くん。
全然大丈夫だし、守ってくれたことに感謝してるのにな。
「ううん、ひとりにしちゃったから……」
「私のほうが一応先輩ですから!大丈夫ですよ、ほんとに!落ち込まないでください!」
「うんそっか…そう言ってもらえるなら、うん」
複雑そうな顔してる柾哉くんは、初めて見るくらい不安げ。
バイトが始まっても、全然お客さん来ないし横並びで喋る。
今日の柾哉くんは、何をするにもずーっと隣にいて。
心配してくれてるんだなって思うと、くすぐったかった。
「……みにちゃんってお兄さんいたんだね」
そうだ、昨日西さんはそう言って私を連れ出してくれた。
珍しく手元を動かしながら話す柾哉くんの表情は読めなかった。いつも話す時に「手止まってますよ」って私がツッコんでるのに。
「たまたま帰省してて。久しぶりに会いました」
「そうなんだ」
「確か、柾哉くんと同い年だった気がします」
「え……」
そんな驚く?
まあ、西さんは余裕さが大人びて見えるし、柾哉くんは逆に表情豊かで幼く見えるから、驚くのも無理ないかな。
「今日は来てる?」
「たぶんいると思いますよ」
たぶんというか、護衛だし絶対いるんだけどね。
即答するのも変かと思ってそう返してみる。
「そっか、大事なんだね。みにちゃんが」
「そうですか?」
護衛だからそりゃそうだとは言えないし、適当な相槌を打っておく。
「だって自分の生活もあるのにみにちゃんのお迎え来てるんでしょ?今日は分かるけど、昨日はいきなりだったのにいたじゃん」
やけに鋭い柾哉くんの横顔は、全然笑ってなかった。
「ごめん、まだ怖いだろうけど一段落ついてなくて」
「そっか」
怖いのは本当だけど、西さんが怪我してなさそうで良かったって気持ちも大きくって。
疎外感から生まれる一抹の寂しさにも見て見ぬふりをして、素直に聞き入れた。
後ろに西さんがいてくれるって分かってるから、外に出るときも、なんか大丈夫。
普通に学校に行って、バイト先に行って。
「昨日大丈夫だった!?」と話を聞いたらしい店長に心配されたけど「大丈夫です、もう犯人分かったみたいですし」と流した。
「あ……みにちゃん」
「柾哉くん!昨日はご迷惑おかけしました。ありがとうございました」
申し訳無さそうにこっちを見る柾哉くん。
全然大丈夫だし、守ってくれたことに感謝してるのにな。
「ううん、ひとりにしちゃったから……」
「私のほうが一応先輩ですから!大丈夫ですよ、ほんとに!落ち込まないでください!」
「うんそっか…そう言ってもらえるなら、うん」
複雑そうな顔してる柾哉くんは、初めて見るくらい不安げ。
バイトが始まっても、全然お客さん来ないし横並びで喋る。
今日の柾哉くんは、何をするにもずーっと隣にいて。
心配してくれてるんだなって思うと、くすぐったかった。
「……みにちゃんってお兄さんいたんだね」
そうだ、昨日西さんはそう言って私を連れ出してくれた。
珍しく手元を動かしながら話す柾哉くんの表情は読めなかった。いつも話す時に「手止まってますよ」って私がツッコんでるのに。
「たまたま帰省してて。久しぶりに会いました」
「そうなんだ」
「確か、柾哉くんと同い年だった気がします」
「え……」
そんな驚く?
まあ、西さんは余裕さが大人びて見えるし、柾哉くんは逆に表情豊かで幼く見えるから、驚くのも無理ないかな。
「今日は来てる?」
「たぶんいると思いますよ」
たぶんというか、護衛だし絶対いるんだけどね。
即答するのも変かと思ってそう返してみる。
「そっか、大事なんだね。みにちゃんが」
「そうですか?」
護衛だからそりゃそうだとは言えないし、適当な相槌を打っておく。
「だって自分の生活もあるのにみにちゃんのお迎え来てるんでしょ?今日は分かるけど、昨日はいきなりだったのにいたじゃん」
やけに鋭い柾哉くんの横顔は、全然笑ってなかった。
