銀剣のステラナイツ:舞台集
舞台『九鼎大呂の客座敷 』
"月夜の諸手に抱かれたアーセルトレイの最上層。
その中央に位置する円形広場――願いの決闘場(フラワーガーデン)。
星の騎士の花々が咲き乱れる舞台に上がれば、舞台はその様相を変えていく。
花々は、はらりと崩れ、下から吹き上げる強い風と共に巻き上がり、床に真っ赤な毛足の長い絨毯が敷かれる。
舞台を囲うように現れたシックな調度品や硝子がはめられた棚には、輝きを放つ宝石、一目見て貴重であるとわかる器などが整頓されて納められていた。
それらが一等美しく見える明かりに包まれた空間の中央に翼の生えた鮮やかな赤い竜が降り立つ。
――これらの蒐集棚にあなた達を納める為に。竜はあなた達をもてなそうと尾をゆるりと振り上げた。"
セットルーチン
ラウンド1・セット 至高の品々
それは人の目を引き付けて止まない宝の山。攻撃の最中、あなたの目もふとそちらに注目してしまう。
このラウンド中、エネミーは防御を1点上昇させる。
ラウンド2・セット おもてなしの一杯
竜が器用に茶を振舞う。――勿論あなた達を狙うものが、いいものをいれるとは限らない。
全てのステラナイトはこの振舞われた茶を飲むか飲まないかを選択する。飲む場合はこのラウンド中防御を1点減らす。飲まないと宣言したステラナイト全員に、【アタック判定:5ダイス】を行う。また、エネミーは耐久を[現在のラウンド数]点回復する。
※セットルーチンはR2以降は上記セットを繰り返す。
アクションルーチン
No.1 客人よ、名を刻め
名を刻め。証を残せ。これがあなた達の最後の戦いになるかもしれないのだから。
この効果が実行される時点で、全てのステラナイトは名乗りを行う。名乗りを行った場合、【アタック判定:2ダイス】行う。名乗りを行わなかった場合、【アタック判定:5ダイス】を行う。
No.2 客人よ、お前の宝はなんだ?
蒐集家の屋敷に招かれた。それならば、あなた達も宝を披露するのが礼儀だろう?
この効果が実行される時点で、全てのステラナイトは『自分の宝』について宣言を行う。宣言を行った場合、【アタック判定:3ダイス】行う。宣言を行わなかった場合、【アタック判定:7ダイス】を行う。
No.3 客人よ、お前の宝が欲しい
他人の物が欲しくなるのは世の常だ。にやりとこの客座敷の主人が笑う。
この効果が実行される時点で、エネミーのいるガーデンと隣接するガーデンにいる『自分の宝について宣言を行ったステラナイト全員』に【アタック判定:7ダイス】行う。
No.4 客人よ、いっそお前ごと蒐集してしまおうか
お前が私の物になれば、お前のものは私の物になる。そうだろう?
この効果が実行される時点で、エネミーは即座に任意のスキルに1個セットダイスを置き、即座に使用する。
No.5 私の物にならぬなら……
大きな生物の癇癪は地を揺らし激しい攻撃の雨となる。
この効果が実行される時点で、全てのステラナイトはエネミーと戦うか、敗北を認めるかを宣言する。敗北を認めた場合、そのステラナイトは即座に耐久力が0になる。戦うことを選んだステラナイトには【アタック判定:6ダイス】を行う。
No.6 お前はまだ持っているだろう?
まだ出せるものがあるだろう? お前の宝はそれだけではないだろう? ほら、見せろ! そして私に譲りたまえ!
この効果が実行される時点で、全てのステラナイトに【アタック判定:3ダイス】を行う。1点でもダメージを受けたステラナイトはエネミー方向に1マス移動する。
※アクションルーチンはNo.1は一回使用したら以後は使用しない。6→2→3……と繰り返す。
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