第十二話 限限
夢小説設定
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部屋のど真ん中に鎮座するキングサイズのそのベッドは光沢のある総レースで仕立てられた天蓋に覆われており、おとぎ話にでも出てきそうな雰囲気だ。夢見がちな年頃の少女であれば一度は憧れることだろう。
しかし、今そのベッドに横たわるナマエは、夢見る少女とは天と地ほどもかけ離れていた。いや、むしろ夢であって欲しい。夢なら一刻も早く覚めて欲しかった。
__こんなもの、悪夢以外の何だというのか。
「ハァッ………んんっ……ずいぶんと大人しくなったね。さっきまでの勢いは…ハァッ…どこに行ったんだい…?」
「……………。」
荒い息遣いでナマエに覆いかぶさりながら手の動きを強めた裃条は、何の反応もないナマエの瞳を覗き込み、また笑みを深くした。だが、その瞳と視線が交わることはない。
両手を頭上で縛られベットに縫い付けられているナマエの瞳は、色を失くしたかのように曇り、そして虚ろだった。髪は乱れに乱れ、服だったものは無残に切り裂かれベットに散らばっている。首筋から胸元にかけては無数の鬱血痕。頬は赤く腫れ上がり口元は切れているのか端から血も流れている。
___ナマエが〝こう〟なってしまう前は、泣き叫び、抵抗し、力の限り暴れていたのだ。ナマエ自身も決して屈するものかと必死だった。
それでも。
薬品のせいかうまく体は動かないし、そもそも両手を拘束されていてはまともに抵抗もできない。そして男女の力の差もある。
きっかけは、どうにか抵抗しようと力を振り絞って動かした足が裃条の顔を掠めた時だった。それまで弄ぶようにナマエに触れるだけだった裃条の表情が一変し、ナマエの顔を思いっきり張り倒した。さらにはナイフをチラつかせて___それからは酷かった。
泣いても叫んでも裃条はさらに喜んで興奮するだけ。抵抗すれば殴られる。全身を舐め回され撫で回されることで体が反応すると更につけ上がり言葉でも辱められる。体から分泌されるそれは、ナマエにその気がなくても自己の体が傷つかないための防衛本能によるものだ。だが、そんなことを知らないナマエはそのまま辱めの言葉を受け止めてしまう。…もう限界だった。
___そして、ナマエは抵抗をやめ…………心を閉ざした。
ここでナマエが心に蓋をしたことは、ある意味正解だった。このままだと心が完全に壊れてしまっていたかもしれない。無意識に防衛本能が働いたのだろう。
「あぁ……もう我慢できないよ……ハァッ…あまり濡れてないけど仕方ないか……」
何も言わないナマエを気にすることもなく、裃条はズボンを脱ぎ捨てて既に準備の整っている下半身を露わにした。ナマエの目は虚ろのまま、天井を向いているだけだった。
「さぁ、やっと一つになれるよ………ハァッ………一緒に気持ちよくなろうね………」
そう言ってナマエの両足を広げるために持ち上げたその時。
___ドガァッ!!
部屋がビリビリと振動するほどの衝撃音の後、入り口の扉がメキメキを音を立てながら倒れた。
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部屋のど真ん中に鎮座するキングサイズのそのベッドは光沢のある総レースで仕立てられた天蓋に覆われており、おとぎ話にでも出てきそうな雰囲気だ。夢見がちな年頃の少女であれば一度は憧れることだろう。
しかし、今そのベッドに横たわるナマエは、夢見る少女とは天と地ほどもかけ離れていた。いや、むしろ夢であって欲しい。夢なら一刻も早く覚めて欲しかった。
__こんなもの、悪夢以外の何だというのか。
「ハァッ………んんっ……ずいぶんと大人しくなったね。さっきまでの勢いは…ハァッ…どこに行ったんだい…?」
「……………。」
荒い息遣いでナマエに覆いかぶさりながら手の動きを強めた裃条は、何の反応もないナマエの瞳を覗き込み、また笑みを深くした。だが、その瞳と視線が交わることはない。
両手を頭上で縛られベットに縫い付けられているナマエの瞳は、色を失くしたかのように曇り、そして虚ろだった。髪は乱れに乱れ、服だったものは無残に切り裂かれベットに散らばっている。首筋から胸元にかけては無数の鬱血痕。頬は赤く腫れ上がり口元は切れているのか端から血も流れている。
___ナマエが〝こう〟なってしまう前は、泣き叫び、抵抗し、力の限り暴れていたのだ。ナマエ自身も決して屈するものかと必死だった。
それでも。
薬品のせいかうまく体は動かないし、そもそも両手を拘束されていてはまともに抵抗もできない。そして男女の力の差もある。
きっかけは、どうにか抵抗しようと力を振り絞って動かした足が裃条の顔を掠めた時だった。それまで弄ぶようにナマエに触れるだけだった裃条の表情が一変し、ナマエの顔を思いっきり張り倒した。さらにはナイフをチラつかせて___それからは酷かった。
泣いても叫んでも裃条はさらに喜んで興奮するだけ。抵抗すれば殴られる。全身を舐め回され撫で回されることで体が反応すると更につけ上がり言葉でも辱められる。体から分泌されるそれは、ナマエにその気がなくても自己の体が傷つかないための防衛本能によるものだ。だが、そんなことを知らないナマエはそのまま辱めの言葉を受け止めてしまう。…もう限界だった。
___そして、ナマエは抵抗をやめ…………心を閉ざした。
ここでナマエが心に蓋をしたことは、ある意味正解だった。このままだと心が完全に壊れてしまっていたかもしれない。無意識に防衛本能が働いたのだろう。
「あぁ……もう我慢できないよ……ハァッ…あまり濡れてないけど仕方ないか……」
何も言わないナマエを気にすることもなく、裃条はズボンを脱ぎ捨てて既に準備の整っている下半身を露わにした。ナマエの目は虚ろのまま、天井を向いているだけだった。
「さぁ、やっと一つになれるよ………ハァッ………一緒に気持ちよくなろうね………」
そう言ってナマエの両足を広げるために持ち上げたその時。
___ドガァッ!!
部屋がビリビリと振動するほどの衝撃音の後、入り口の扉がメキメキを音を立てながら倒れた。