第47話 探究心
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エレンがなぜあんな質問をしたのかは謎だったけど、完全にテンパったであろうアシュロフさんは、逃げるようにオフィスを出て行ってしまった。
事情を知ってる人もいるみたいだけど完全に下ネタ。朝からする話じゃなかったと思う。
ここまでくると、エレンって空気を読む読まないを通り越してただ純粋にバ…いや、まっすぐなだけかもしれないと思ってしまった。
アシュロフさんが出て行ったオフィスの入り口をぼんやりと見ながらそんなことを考えていたけど、課長に話しかけられてハッと我に返った。
「ペトラ、もうすぐ朝礼だ。準備はできてるか。」
「あ、はいっ!問題ありません!でも課長…良かったんですか?勝手に外回り行っちゃいましたけど。」
「良くねぇよ。だが行っちまったもんは仕方ねぇだろうが。あいつには後で始末書でも書かせる。」
「分かりました…。」
それに、ありゃ流石に不憫だ。課長は私にだけ聞こえるように呟いた。
…確かに。
お前らもさっさと準備を始めろ、と周りの社員にそう言ってデスクに戻る課長を見届けたあと、ふとナマエさんのことが気になったのでそちらを見ると、やはりというか困惑している様子だった。
「ねぇキルシュタインくん。何か知ってるの?一緒に出勤したけど私たち何も聞いてないよね?」
「俺もよく分かってないですよ。さっきも課長たちの話から何となく想像できて返してただけですからね。」
「そうなの…?私は何が何だかで未だに分からないことだらけなんだけど。」
「それでいいですよ。また何か言われても俺が対応するんで、ナマエさんは心配しないで下さいね。」
そう言ってジャンはナマエさんの頭をよしよしと撫でていた。こうやって最近よくジャンがナマエさんに触れてる所をよく見かけるけど。
ナマエさんもナマエさんで普通に受け入れてる感じがする。
課長!いいんですか?ジャンがナマエさんにベタベタ触ってますよ!
気になって課長の方を見たけど無表情で紅茶に口をつけているだけだった。え?いいの?
ていうか、一緒に出勤って…。いつもなの?
確かに最近は私が出勤する頃には既に2人とも来ていて、一緒にコーヒーを飲んでる所をよく見ると思ってた。
ジャンの表情はいつもの勝気で生意気な感じとは違って、なんだか穏やかだ。心なしか目尻も下がってる気もする。というか、デレてる。
…あっま!何これ。完全にベタ惚れじゃない。いつから?どうしよう。めちゃくちゃ気になる。
思い立ったら即行動だ。
「ナマエさん、よかったら今日お昼一緒にいかがですか?社食に新しくナマエさんが好きそうなデザート入ったんですよ!」
「え!そうなの?あ、でも…」
「俺なら他で済ますんで行ってきていいっすよ。」
申し訳なさそうなナマエさんに対して気を利かせてくれようとしているジャンには悪いけど。2人一緒じゃないと意味がないの。
「ジャンも一緒に行こうよ!たまにはいいでしょ、ね?」
「まぁ、ペトラさんがいいなら。」
「よし!じゃあ決まり!」
これでじっくりジャンとナマエさんを観察できるわ。むくむくと探究心が膨らんでいる所へ、エルドとグンタも加わってきた。
「お前ら社食行くのか?じゃあ俺たちも混ぜてくれよ。新しい定食入ったらしいから気になってたんだ。」
いいだろ?そう言って2人に見えないようにエルドがウィンクで合図してきた。なるほど。考えてることは同じなのね。でもエルド、あなただからまだ許されるけどウィンクって…まぁ今はそこはいいわ。
「ナマエさんがいいなら…」
「私はもちろん大歓迎だよ!人数多い方が楽しいもんね!」
よしきた!これで…
「おいお前ら。いつまで喋ってんだ。始めるぞ。」
「「はいっ!」」
いけない。ちょっとのんびりしすぎてしまったようだ。慌てて業務を始めようとすると、グンタが余計なことを言い出した。
「あ、課長も一緒にいかがですか?社食、たまにはいいでしょ。」
ちょっとグンタ!課長がいたら意味ないのよ!今回はダメなの!
なんて事してくれるんだとエルドの方を見ると、諦めたように肩をすくめて見せた。
どうしよう。
「せっかくだが。今日はナイルと一緒に会長の所で会食だ。」
…良かったーー!課長には申し訳ないけど良かった。エルドもこっそり息を吐いたのが分かった。
「そうですか。それは仕方ないですね。また今度ご一緒しましょうね!」
私とエルドが安堵している中、グンタだけが心底残念そうにしていた。何この人全然分かってない。
「エルド。」
「あぁ、分かってるよ。ちゃんと伝えておく。」
また昼休みに、とジャンたちに声を掛けてからその場を離れた。
「おいペトラ。俺も一緒に行ってやってもい…」
「オルオ。あんたは午後イチで商談でしょ。一緒に食べてたら間に合わないから来なくていいわよ。」
事情を知ってる人もいるみたいだけど完全に下ネタ。朝からする話じゃなかったと思う。
ここまでくると、エレンって空気を読む読まないを通り越してただ純粋にバ…いや、まっすぐなだけかもしれないと思ってしまった。
アシュロフさんが出て行ったオフィスの入り口をぼんやりと見ながらそんなことを考えていたけど、課長に話しかけられてハッと我に返った。
「ペトラ、もうすぐ朝礼だ。準備はできてるか。」
「あ、はいっ!問題ありません!でも課長…良かったんですか?勝手に外回り行っちゃいましたけど。」
「良くねぇよ。だが行っちまったもんは仕方ねぇだろうが。あいつには後で始末書でも書かせる。」
「分かりました…。」
それに、ありゃ流石に不憫だ。課長は私にだけ聞こえるように呟いた。
…確かに。
お前らもさっさと準備を始めろ、と周りの社員にそう言ってデスクに戻る課長を見届けたあと、ふとナマエさんのことが気になったのでそちらを見ると、やはりというか困惑している様子だった。
「ねぇキルシュタインくん。何か知ってるの?一緒に出勤したけど私たち何も聞いてないよね?」
「俺もよく分かってないですよ。さっきも課長たちの話から何となく想像できて返してただけですからね。」
「そうなの…?私は何が何だかで未だに分からないことだらけなんだけど。」
「それでいいですよ。また何か言われても俺が対応するんで、ナマエさんは心配しないで下さいね。」
そう言ってジャンはナマエさんの頭をよしよしと撫でていた。こうやって最近よくジャンがナマエさんに触れてる所をよく見かけるけど。
ナマエさんもナマエさんで普通に受け入れてる感じがする。
課長!いいんですか?ジャンがナマエさんにベタベタ触ってますよ!
気になって課長の方を見たけど無表情で紅茶に口をつけているだけだった。え?いいの?
ていうか、一緒に出勤って…。いつもなの?
確かに最近は私が出勤する頃には既に2人とも来ていて、一緒にコーヒーを飲んでる所をよく見ると思ってた。
ジャンの表情はいつもの勝気で生意気な感じとは違って、なんだか穏やかだ。心なしか目尻も下がってる気もする。というか、デレてる。
…あっま!何これ。完全にベタ惚れじゃない。いつから?どうしよう。めちゃくちゃ気になる。
思い立ったら即行動だ。
「ナマエさん、よかったら今日お昼一緒にいかがですか?社食に新しくナマエさんが好きそうなデザート入ったんですよ!」
「え!そうなの?あ、でも…」
「俺なら他で済ますんで行ってきていいっすよ。」
申し訳なさそうなナマエさんに対して気を利かせてくれようとしているジャンには悪いけど。2人一緒じゃないと意味がないの。
「ジャンも一緒に行こうよ!たまにはいいでしょ、ね?」
「まぁ、ペトラさんがいいなら。」
「よし!じゃあ決まり!」
これでじっくりジャンとナマエさんを観察できるわ。むくむくと探究心が膨らんでいる所へ、エルドとグンタも加わってきた。
「お前ら社食行くのか?じゃあ俺たちも混ぜてくれよ。新しい定食入ったらしいから気になってたんだ。」
いいだろ?そう言って2人に見えないようにエルドがウィンクで合図してきた。なるほど。考えてることは同じなのね。でもエルド、あなただからまだ許されるけどウィンクって…まぁ今はそこはいいわ。
「ナマエさんがいいなら…」
「私はもちろん大歓迎だよ!人数多い方が楽しいもんね!」
よしきた!これで…
「おいお前ら。いつまで喋ってんだ。始めるぞ。」
「「はいっ!」」
いけない。ちょっとのんびりしすぎてしまったようだ。慌てて業務を始めようとすると、グンタが余計なことを言い出した。
「あ、課長も一緒にいかがですか?社食、たまにはいいでしょ。」
ちょっとグンタ!課長がいたら意味ないのよ!今回はダメなの!
なんて事してくれるんだとエルドの方を見ると、諦めたように肩をすくめて見せた。
どうしよう。
「せっかくだが。今日はナイルと一緒に会長の所で会食だ。」
…良かったーー!課長には申し訳ないけど良かった。エルドもこっそり息を吐いたのが分かった。
「そうですか。それは仕方ないですね。また今度ご一緒しましょうね!」
私とエルドが安堵している中、グンタだけが心底残念そうにしていた。何この人全然分かってない。
「エルド。」
「あぁ、分かってるよ。ちゃんと伝えておく。」
また昼休みに、とジャンたちに声を掛けてからその場を離れた。
「おいペトラ。俺も一緒に行ってやってもい…」
「オルオ。あんたは午後イチで商談でしょ。一緒に食べてたら間に合わないから来なくていいわよ。」