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歩き続けてどこまで行こうか



ソニック「ふざけんな!!!!!」

突然の怒号に、リビングのソファーでパックンチョを折っていたガノンドロフは咄嗟に立ち上がった。

ガノンドロフ「なんだなんだ」

騒ぎ声のする方へ行ってみると、なんとソニックがスネークに殴りかかっていた。
それをMr.ゲーム&ウォッチとアイクが止めようとしている。

ゲムヲ「オチツイテクダサイ、オチツッ、アッ、ア~~~レ~~~」

アイク「ステーイステーイ」

ゲーム&ウォッチはソニックに突き飛ばされ、アイクは何とかじたばたともがくソニックを羽交い絞めにしていた。

ガノンドロフ「何事だ」

ソニック「何か言えよ!!!何黙ってんだよ!!!」

スネーク「…………」

ソニックは渾身の力でアイクの腕から抜け出そうとする。
スネークはそんな彼を悲しそうな目で見つめていた。

アイク「旦那ァ、ソニックを何とかしてくれ」

ガノンドロフ「いやしかし、日常での乱闘は禁止されているだろう」

アイク「愛の鉄拳なら大丈夫」

ガノンドロフ「なるほど」

ガノンドロフはすぐさま躊躇なく愛の鉄拳、所謂げんこつをソニックの頭におみまいした。

ソニック「ユニバーサルッ!!!」

ソニックの抵抗が止む。

ガノンドロフ「何があったのかは知らんが、落ち着け」

ゲムヲ「ソ、ソウデスヨ。ドナリチラスナンテ、ソニックサンラシクアリマセン」

2人の言葉に、ソニックは黙り込む。
もう大丈夫か、とアイクがソニックを降ろしてやると、

ソニック「ちょっと頭冷やしてくる」

ソニックはスネークを見ることなく、その場を音速で去っていった。

ゲムヲ「ロウカハハシッチャイケナイノニ…」

アイク「ありゃ相当気が立ってんな」

ガノンドロフ「大丈夫か、スネーク」

スネーク「………あぁ、すまん」

スネークが弱々しく呟く。
3人は顔を見合わせた。





マスター「ほぉーん。つまりこういうことね?」

その後、2人の一部始終を見ていたゲーム&ウォッチとアイクは、マスターハンドとマリオにこのことを相談した。
ガノンドロフも一応この集まりに参加している。

マスター「2人が普段通り和やかにお話ししてたら、次のスマブラ(WiiU&3DS)の話題になって…」

マリオ「スネークが『俺はもう呼ばれないだろうな。お前は頑張れよ、応援してる』とか言ったら、ソニックが突然スネークに殴りかかった……と」

ゲムヲ「ソウデス」

マスター「ほぉーん。あのソニックがブチ切れたのかぁー。私も見たかったわぁー」

マリオ「……とにかく、2人を仲直りさせないと…」

アイク「それならいい方法知ってるぞ」

マリオ「えっ」

アイク「デートさせればいい」

マスター「ほぉーん?」

アイク「今、城下町でランタンフェスティバルってのをやってる。俺もマルスやメタナイトと行ったが楽しかった。特に角煮まんじゅうが美味くてな、デザートのごま団子も美味かったし、お土産に買ったよりよりとかカステラも美味かった」

ガノンドロフ「食べ物ばかりではないか…」

マリオ「あーそのイベント、俺も気になってるんだよなぁ…。ピーチ姫を誘って行きたいんだけど、乱闘の予定が詰まってて…」

マスター「まぁ、2人が普段通りに戻ってくれるならなんでもいいわ!じゃあ明日行かせようぜ」

マリオ「あ、あの、俺も……」

マスター「チミは2人の分まで乱闘頑張ってくださーい」

マリオ「(;ω;)」











ソニック「………ランタンフェスティバル?」

マリオ「うん。明日の乱闘は休みでいいから、スネークと行ってこいって、マスターが」

ソニック「………」

城の屋上から城下町を眺めていたソニックは俯いた。
確かにここからでもランタンのような物が沢山見える。
夕方から夜にかけて行けば、とても綺麗なのだろう。

ソニック「…気持ちは嬉しいけど、遠慮しとく」

マリオ「どうして?」

ソニック「行っても楽しめないと思うから」

マリオ「そんなのわからないじゃないか。案外行ってみたら楽しいものだよ?アイクも楽しかったって言ってたし」

ソニック「…スネークと一緒なのが気まずいんだよ」

マリオ「それはそうだろうけど、ずっとこのままってわけにもいかないだろ?」

ソニック「…もういいだろ、放っておいてくれ」

マリオ「ソニックは、それでいいのかい?」

マリオがじっとソニックを見つめる。

マリオ「次のスマブラでは誰がリストラされるかわからない。君たちゲストなら尚更さ。このままこのスマブラXが終わって、二度と会えなくなることだって…」

ソニック「しつこい!」

ソニックが叫ぶ。

ソニック「……考えたくないんだよ、そういうの…」

マリオ「ソニック…」

アイク達の証言がふと頭をよぎった。

マリオ「…もしかして、君がスネークに殴りかかったのは、」

ソニック「怒鳴ったりして悪かったな。オレは大丈夫だから」

ソニックは早口でマリオの言葉を遮ると、一瞬でその場から立ち去った。


***

翌日。
乱闘の予定表を確認したソニックは溜め息をついた。

ソニック(オレとスネーク、1日休みになってる…)

さてどうしたものかと考えていると、

ピカチュウ「ソニック、もしかして今日乱闘お休み?」

ピカチュウが近づいてきた。

ソニック「あぁ、そうだけど」

ピカチュウ「本当!?じゃあ一緒にランタンフェスティバル行こうよ!」

その言葉に耳がぴくりと反応する。

ソニック「…2人でかい?」

ピカチュウ「ううん、スネークさんも一緒だよ」

ソニック「What!?なんでおっさんなんか、」

ピカチュウ「え!?えっと、す、スネークさんもランタンフェスティバルに興味があるって言ってたから、僕から誘ったんだよ」

ソニックは考えた。
ピカチュウの誘いは嬉しいが、スネークがいるとやはり気まずい。

ソニック「いや、それなら、オレは遠慮…」

ピカチュウ「3人なら絶対楽しいよ!ね?ね?いいでしょ?」

ソニック「いやでも、」

ピカチュウ「それに新しいスマブラで、また会えるかわからないでしょ…?僕、少しでもみんなと思い出を作っておきたいんだ」

ピカチュウがしょんぼりと俯く。
彼のこういった仕草にソニックは弱かった。

ソニック「……OK. わかったよ、オレも思い出沢山作りたいしな」

ピカチュウ「やった!じゃあ夕方頃行こうね!絶対だよ!」








それから16時頃、3人は城下町へと向かった。

アイク『そういえば、イベントには変装していったほうがいいぞ』

メタナイト『私達は変装せずに行ったのだが、ファイターがいる!と皆が集まってきてしまってな。マルス殿はサイン会に発展していた』

という、2人の助言を受けた3人は、騒ぎを避けるために変装していくことにした。
といっても、パーカーを着てフードを深く被るといった簡単なものだが。

ピカチュウ「こういうの、おしのびっていうんだよね!」

ソニック「有名人はつらいぜ」

ピカチュウと会話しながら、ちらと背後を見る。
迷彩柄のズボンに黒いパーカー姿のスネークは、後ろから2人を眺めていた。
さながら保護者のようだ。

ソニック(……カッコイイよなぁ)

スネーク「……前を見て歩けハリネズミ」

しれっと様子を見ているつもりが、かなり見つめてしまっていたらしい。

ソニック「わ、わかってるよ…うるさいな…」

鼻を掻きながら気まずそうに前を向くソニックに、ピカチュウはうんうんと満足そうに頷いていた。






ピカチュウ「うわぁ、お店がいっぱい!」

頭上にランタンが吊るされている通りには、左右に店がズラリと並んでいた。
店員達は通りを歩いていく人々にむかって「熱々の角煮まんはいかがですかー!」、「小籠包に豚まんもありますよー!」等と呼びかけている。

ソニック「どこの店も同じような食べ物を売ってるんだな」

ピカチュウ「値段はお店によってちょっと違ってたりするね」


3人は店で様々な食べ物を買って食べ歩いた。
通りの先の広場には人や動物、物語の登場人物などを模したオブジェが飾られており、ピカチュウは終始目を輝かせていた。

ソニック「なんだか異国に来たみたいだな」

ピカチュウ「そうだね!あっ、ねぇねぇソニック、このオブジェ、何だかわかる?」

ソニック「うーん、何だろうな」

ピカチュウ「スネークさんはわかる?」

スネーク「…西遊記、だな。1番上にいるのが猿の孫悟空。その下にいる河童が沙悟浄、豚が猪八戒。1番下で馬に跨っているのが三蔵法師だろう」

ピカチュウ「へぇ~!西遊記って何?」

スネーク「簡単に言うと、三蔵法師が有り難いお経を求めて孫悟空達と天竺という所を目指す話だ」

ピカチュウ「そうなんだ~!スネークさんは物知りだね、ソニック!」

ソニック「あ、あぁ」

ソニックは苦笑した。


***

すっかり日が落ちた頃。

ソニック「人が増えたな…」

通りは人がひしめき合っていて、歩くのも大変になっていた。
頭上のランタンには灯りが燈っている。

ソニック「ピカチュウ、離れ離れにならないように手を……」

繋ごうとしたが、気づけばピカチュウがいない。
それどころかスネークもいない。

ソニック「おいおいマジかよ…」

とりあえず人が比較的少ない通りの隅に移動し、どうしたものかと考える。
すると、

「……えっ、うそ、もしかしてソニック・ザ・ヘッジホッグ…?」

1人の男性が恐る恐る近寄ってきた。

ソニック(うっバレた、面倒だな…)

「そうだよね、やっぱりソニックちゃんだ…!ぼ、ぼく、ソニックちゃんの大ファンなんだ…!乱闘だって毎回チェックしてるよ!うわぁ今日はお洋服着てるんだね!(;//́Д/̀/)ハァハァ」

ソニック「どっどうも…」

「(;//́Д/̀/)ハァハァ…ソニックちゃんのパンツ、何色?」

ソニック「は!?」

「お洋服着てるってことは、パンツも穿いてるんでしょ?何色なのか僕気になるな~(;//́Д/̀/)ハァハァ」

ソニック(あかんヤバい奴や…!)

ソニックが逃げ出そうとしたその時、

ソニック「!?」

突然早歩きで寄ってきたパーカー男に右腕を掴まれ、そのまま人混みの中に連れていかれた。







ソニック「…………」

ぼぉっとしたまま、広場に設置されていたベンチに座って周囲を眺める。
夕方ピカチュウ達と見ていたオブジェは、ランタン同様灯りが燈っており、とても幻想的になっていた。

スネーク「待たせたな」

パーカー男……スネークがソニックの隣に座った。

ソニック「…まったく、いきなり腕掴んで何も言わずに引っ張っていくなんてびっくりすんだろ」

スネーク「ああいうのは相手にするだけ無駄だ。黙って立ち去った方がいい」

スネークが買ってきたごま団子をソニックに手渡す。
ひと口かじってみれば、たちまち口の中にごまの風味と餡子の甘さが広がる。

ソニック「へぇ、美味いじゃん」

上機嫌でもぐもぐと食べていると、

スネーク「今日も可愛いな」

スネークがソニックを見ながら呟いた。

ソニック「…………なんだよいきなり」

スネーク「…………」

ソニック「……いや………悪かったな、殴ろうとして」

ソニックもぽつりと呟く。

ソニック「…オレはただ、次のスマブラでもアンタと一緒に参戦したいと思ってただけなんだよ」

…だって、

ソニック「だって好きになってしまったんだ」

また一緒に参戦したいと思うのは当然だろう。

スネーク「そんな事、知ってたよ」

ふっとスネークが笑う。
今日初めての笑みだった。

ソニック「なっ」

スネーク「お前が俺の事をどれだけ想ってくれているかなんて知っている。自惚れかもしれんがな」

ソニック「………」

スネーク「だからこそ、昨日お前が俺に殴りかかってきた気持ちも痛い程思い知った。…俺の方こそすまなかったな、発言が軽はずみだった」

自分とソニックでは住む世界がまるで違う。
ソニックは15歳の針鼠としていつまでも自由に走り続ける。彼が足を止めない限り、その冒険に終わりが来ることはないだろう。
だが自分は違う。歳をとる。いつどこでどんな事件・任務を経験したか等、何かと定められている。
つまり、自分の戦いにはいずれ終わりが来るのだ。その終わりが己の死なのか、はたまた己が「スネーク」でなくなる時なのかはまだわからない。
とにかく戦いが終われば、自分がスマブラに呼ばれる可能性はぐっと低くなるだろう。

最近のソニックはマリオとオリンピックゲームで競演もしているし、スマブラに再び呼ばれる確率は高い。
自分が続投出来る確率は低いだろうが、ソニックなら大丈夫。

昨日のスネークの言葉は、そういった様々な考え故の発言だった。
だがその言葉がソニックの心を一瞬で掻き毟った。
「なんでそんな事言うんだ」と殴りかかってしまう程に。

ソニック「おっさんは悪くないよ。オレが勝手に機嫌を悪くしただけさ」

スネーク「……ピカチュウは、多分マリオとグルだろうな」

ソニック「は?」

スネーク「マリオが俺に、ソニックとランタンフェスティバルに行ってこいと言ってきたんだが、断ったんだ。すると今日、ピカチュウが思い出を作りたいと珍しく俺を誘ってきてな。その後しれっとお前を誘いに行ったのを見て、まさかと思った」

ソニック「じゃあもしかして、今ピカチュウがいなくなってるのも計画のうちってわけか!?」

スネーク「だろうな。3人でいる時も、ピカチュウは普段通りお前と会話しつつ俺にも話題を振っていたし、何かと気まずい俺達の事を気遣ってくれているように見えた」

突然ピカチュウがはぐれた風を装ってこうしていなくなったのも、スネークとソニックを2人きりにするため。

ソニック「………はぁ……情けないなぁオレ…。みーんなを巻き込んじまった」

スネーク「だがその皆のおかげで、こうして仲直り出来た。…俺達はいい仲間を持ったようだ」

ソニック「……そうだな」

その時、ぞろぞろと唐人の服装に身を包んだ人達が、目の前のステージに出てきた。同時に爆竹が鳴り響く。
1番前の人は月のような黄色に輝く球体のついた棒を持ち、残りの人は1体の龍の身体についている棒をそれぞれ持っている。
彼らが操るそれは、まさしく龍そのもののようだった。

ソニック「What?」

スネーク「龍踊りだ。玉を持っているのが玉使い、残りの10名は龍衆。龍が玉を追い求めて乱舞する様を踊りで表現するらしい」

太鼓や笛の音に合わせて龍が舞い始める。

スネーク「この席からだと、よく見えるだろう?」

気づけば周りの席は既に埋まっていて、後ろの方では座れなかった人々が大勢立ってステージを眺めていた。
これだけ多いと、後ろの方は背伸びをしてもなかなか見えないだろう。

ソニック「確かに、ここならオレでもよく見えるや」

食べかけだったごま団子を口に放り込む。
太鼓や笛の音が激しくなると、龍が激しく動き始め、目の前の玉を追いかけまわす。
人が操っている偽物の龍だとわかっているのに、本当に龍が動いている感覚に囚われる。

ソニック「……なぁ、スネーク」

スネーク、と呼ばれたスネークは真剣な眼差しでソニックを見る。

スネーク「なんだ」

ソニック「あのさ、」

激しく舞っていた龍が動きを止め、ゆっくりとステージから退場していく。

ソニック「このまま一緒に、どこか遠くへ行こうか」

ソニックがそう呟いたのと同じタイミングで、人々から大きな拍手が巻き起こった。

ソニック「頼むよ…」

懇願するようにスネークを見たが、

スネーク「……?すまん、拍手が喧しくて聞こえなかった」

もう1回言ってくれ、とスネークは拍手に負けじと声を出す。
人々は手を叩きながら「もってこ~い、もってこい」という掛け声を上げ、龍を呼んでいる。

ソニック「………龍踊りすごいな!やっぱり来てよかった!」

寂しさを紛らわせるように、自分の気持ちを押し殺すように、周囲の掛け声に負けないように、ソニックは笑って大声を出した。
爆竹が再度鳴り響く。拍手が鳴り止むと「もってこい」の掛け声に応えるように、龍は再びステージの上で舞い始めるのだった。

***

マスター「はい、えーここで皆さんに大事な大事なお知らせがあります」

朝食時、突然マスターハンドが襲来しシリアスな声色で話し始めた。

シュルク「え……何ですか急に…」

マスター「今年中にスマブラSwitch出します!!」

ロックマン「ユニバーサル!?」

パルテナ「ということは、今私達が参加しているこのスマブラは解散ということですか?」

マスター「まぁそのうちそういうことになりますね!はい!」

マリオ「遂に来たか…」

リンク「まぁ俺達は参戦確実だし余裕だな」

ピット「僕は多分大丈夫だとして、パルテナ様やブラピは……」

ブラピ「さぁ、どうだかな」

フォックス「ウルフ来るーーー!?」

ファルコ「そういやリストラされてたなアイツ」

マスター「とにかく!続報を!!待ちなさい!!!誰が参戦し、誰がリストラされるかすらまだわからないんだ!あっでもスプラトゥーンのイカちゃんは参戦確実だと思う」

ドンキー「あの最近やたらノリに乗ってる新人だな」

ネス「軽くシめとこうか」

リュカ「ネスサン目が笑ってないです…!」

マスター「まぁ、そういうわけだから。皆悔いが残らないようにやるべき事・やりたい事はしっかりやっておくこと!以上!!」

マルス「みんな頑張ってね」ニコニコ

ルキナ「うっ胃が痛くなってきました…」

ピカチュウ「ソニック、また参戦出来るといいね…。僕まだソニックと一緒にいたいな」

ソニック「…あぁ、そうだな」

ガノンドロフ「ふふ…なんだかあの時を思い出すな」

アイク「あ~。ソニックがスネークに殴りかかろうとしたやつか」

ゲムヲ「ナツカシイデスネェ」

ソニック「はは……。Sorry……」


結局、スマブラforWiiU・3DSでスネークが参戦することはなかった。
ソニックは難なく続投。新たに増えた他社のキャラクター達とゲストとして参戦することになり心強くもあったが、やはり寂しさは拭えなかった。


自分だけ随分遠くへ来てしまったような気がする。
スネークはどこかで既に立ち止まってしまっているのだろうか。いや、自分とは別の道を、彼は彼なりに歩き続けているのかもしれない。


ソニック(新しいスマブラ。オレはまた挑戦者だ)


任天堂ではない自分が今回も続投出来るとは限らない。
それでも、またマリオ達とこの世界で出会いたい。戦いたい。
そして、叶うことなら、またあの傭兵と共に参戦したい。


お互いの道が、どうか1つに繋がりますように。
もし、また同じ道を共に歩くことが出来るようになったら。
その時は今度こそ一緒に、どこか遠くへ行こう。


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