憧れの彼と私
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おまけ
「ふ~ん。で、緑野を抱きしめちゃって注目の的になっちゃった訳だ」
ランスは悪戯に笑いながら俺の話を聞いていた。
緑野のチョコはどの女の作った物よりも美味しくて、何よりも気持ちが伝わって来た。だからこそ、お返しをしてやろうと思った。普段の俺様なら、絶対にしない行動だった。
「気が付いたら、カフェにギャラリー出来ててよ。マジで驚いたぜ」
「リーダーからお返し貰って、彼女喜んでた?」
「最終的にはな。最初は泣かれたが」
「嬉しくて?」
「ああ」
「じゃあ、僕の手作りチョコもリーダーにあげ──」
「要らねぇよ、そんな兵器」
「なら俺が貰おう」
先程まで静かに携帯端末を弄っていたパンサーが、突然にそう言った。
「んじゃ食え!」
「ぶぶふっ!?」
またもや、パンサーはランスの料理の被害者となってしまった。
>> End <<