デディケート・デート
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デート当日。
各雑誌で大きく特集されていた『デートスポットといえばここがおすすめ☆』に載っていた、惑星・コーネリアのとある繁華街へ一足先にやって来た。
「……また店が変わってる」
ランスがこの繁華街にやって来たのは約半年振り。この間まであったセレクトショップが、飲食店に変わっていた。
本日、彼女はちょっぴり背伸びして、普段には滅多に着ないふんわりガーリィ系の服装に身を包んでいた。
人生初デートだもの。少しくらいお洒落させて欲しい。
目的としてはパンサーが何者なのかを知る事だけど、一応はデートだし、三人に少しだけ女の子らしい所を見せておくのも悪くないと気まぐれにも思ってしまったのだ。
「っと、そろそろ集合場所に行かないと」
持っていた、この世界では少しアンティークに見えてしまう懐中時計を見ると、集合時間が思っていたよりも早く迫っていた。
くるりと方向転換をして、集合場所へと早足で向かう。
──忘れてはいけない。
これはただのデートじゃなく、新入りを見極める為の作戦だ。
深呼吸をして、気を引き締める。
「……勝負だ」
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約束した時間の五分前には、集合場所に到着していた。
とある駅前。先程の繁華街からもそう遠くない。
ランスは