黒幕の存在
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「久しぶりやのう、ランス。まさか、こんなにあっさりと会ってくれる思わんかったで」
「……何の用?」
「まぁ、焦らずに聞きや? わてかてそこまで暇やないんやけど、ちゃんと説明はせぇって博士から言われとるさかい」
「博士?」
「エリック・クロード博士。お前に言うたらすぐ分かる言うてたで?」
「……!!!」
急に目の前がチカチカと点滅するかのような症状に襲われる。
「おぉ、いきなり効果覿面や。やはり兵器になる為の鍵はちゃんと隠されとるんやなぁ?」
「兵器……っ」
ふと、脳裏に過ぎったのは、先日のレオンの言葉だった。
『しかしまだ、惑星ベノムに諦めの悪い元軍の科学者が居るらしくてな。未だに中止された研究を続けているらしい』
『【負の生物兵器計画】というアンドルフと上層部のみが知る、特A級機密の研究だ』
…………。
まさかと思っていたが、やはり"彼"の仕業なのか。
エリック・クロード。元ベノム科学開発局・副局長。
ランスが尊敬していた、優しい博士。
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