11.道連れ*
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「我慢? アカギ、いれてくれないの?」
アカギらしからぬ言葉に驚き、舞美は不安になって、恥ずかしがりながらもおずおずと股を開いた。それを見たアカギは片手で前髪を払い、熱のこもった目で舞美を見下ろす。
「……いれてやるから。あんたはそれ以上煽るのをやめて」
「う、うん……わたし、ヘンだよね」
パサリと艶かしくシャツを脱ぎ捨て、カチャカチャとベルトを緩める彼。
舞美は次々と晒されていくアカギの体から目が離せない。
「そう? どうせならもっとヘンになれば良いだろ」
そう言うとアカギはふうと息をついて舞美の片脚を持ち上げてから、とうとう、昂った自身のソレを秘部へと当てがった。
「あ、う……」
その瞬間が来るのが少しこわく、舞美は目を瞑って固まる。アカギはそんな舞美の様子に気が付き、すんでのところで貫通させるのを踏みとどまった。
そして、
「大丈夫か?」
と舞美に問いかける。
「だ、大丈夫……」
彼に心配を掛けないようそう答えるものの、やはりこの緊張はアカギに伝わってしまう。
アカギは舞美に覆いかぶさるようにして、耳元で囁いた。
「じゃあ、力抜いて」
「うん……」
舞美がそれを試みると、ゆっくりとアカギが顔を近づけてきた。相変わらず整った顔立ちだが、いつもの彼の余裕の表情は少し揺らいでいるように見える。
そんな彼と目が合った、その一瞬を最後の光景に、舞美は目を閉じる。
直後落とされるアカギからの口づけ。
どきん、と胸が高鳴った。
「ん、」
人生2回目の、最愛の人とのそれに感動する。
唇同士で触れ合って、それから隙間をなくしていく。
すると突然、生温かい感触に脳を刺激され、それから意識を溶かされた。有無を言わさぬ勢いで、アカギの舌がこちら側へ入ってきたのだ。
初め、訳が分からなかった。舞美の中に浮かんだのは驚きや焦りといったものだったが、それらはすぐに本能的な色欲に覆い隠された。
何故なら、理性を打ち崩すかのように、アカギが口内を舐め回してきたから。
そんなことされたら抗えない。
だって知らなかった。
舌と舌が繋がっただけで、こんなにも気持ちよくなるなんて。
確かめるような動きに、くちゅ、と脳内で響く濃厚な音。
ダメだ、なんだかチカチカする。
前回アカギとしたのより、ずっと大人な甘い……これが噂のディープキス。
恋人同士がする、すごいやつ。
舞美が拒むはずがないので、当然動きは彼女を攻めるようなものへ変化していく。
興奮してしまってしょうがない。
舞美は耳まで赤くなって、ついでに体の表面から奥から発熱する。
大変だ。
彼の舌遣いに骨抜きにされてしまう。
口の中をかき乱されたかと思ったら、ちゅる、と音を立てて舌を吸われ、挙句何かを咎めるかのようにこちらへ絡みついてくるのだ。
必死に息を吸えば、とっても甘い香りがする。
自分だけじゃない。
アカギの方も呼吸を荒くしているようだ。
「ん、ふぅっ……」
こんなとんでもないことをしている相手がアカギだなんて。もう意味が分からない。
なんにも分からなくなってしまう。
頭がダメになっていくのを感じながら、舞美も自分から舌を絡めていく。
「んん、ん」
2人の息が合うのか、そこから一気に動きが激しくなって、舞美はアカギを、アカギは舞美を。互いを自分に溶かすように、求め合う。
舞美はアカギにもこの気持ちを味わってほしくて、健気に舌を突き出していた。
口の端からつうっと何かが垂れていく。
もう、それはどちらか片方のものではない。
すっとアカギが離れると、舞美は涙をためて彼を見上げる。体の全ての力が抜けきって、すっかりとろけてしまった。
ふと、自分の下半身に再び熱いものが押し付けられているのを感じた。
先ほどよりも硬くなっている。
でも、今なら上手く彼を受け入れられそうだ。
そう思って彼を見上げると、アカギは
「……もう、限界」
だって。
その吐息が艶かしすぎるので、どうやら自分はこわいだのなんだのといった感情は忘れてしまったらしい。
アカギらしからぬ言葉に驚き、舞美は不安になって、恥ずかしがりながらもおずおずと股を開いた。それを見たアカギは片手で前髪を払い、熱のこもった目で舞美を見下ろす。
「……いれてやるから。あんたはそれ以上煽るのをやめて」
「う、うん……わたし、ヘンだよね」
パサリと艶かしくシャツを脱ぎ捨て、カチャカチャとベルトを緩める彼。
舞美は次々と晒されていくアカギの体から目が離せない。
「そう? どうせならもっとヘンになれば良いだろ」
そう言うとアカギはふうと息をついて舞美の片脚を持ち上げてから、とうとう、昂った自身のソレを秘部へと当てがった。
「あ、う……」
その瞬間が来るのが少しこわく、舞美は目を瞑って固まる。アカギはそんな舞美の様子に気が付き、すんでのところで貫通させるのを踏みとどまった。
そして、
「大丈夫か?」
と舞美に問いかける。
「だ、大丈夫……」
彼に心配を掛けないようそう答えるものの、やはりこの緊張はアカギに伝わってしまう。
アカギは舞美に覆いかぶさるようにして、耳元で囁いた。
「じゃあ、力抜いて」
「うん……」
舞美がそれを試みると、ゆっくりとアカギが顔を近づけてきた。相変わらず整った顔立ちだが、いつもの彼の余裕の表情は少し揺らいでいるように見える。
そんな彼と目が合った、その一瞬を最後の光景に、舞美は目を閉じる。
直後落とされるアカギからの口づけ。
どきん、と胸が高鳴った。
「ん、」
人生2回目の、最愛の人とのそれに感動する。
唇同士で触れ合って、それから隙間をなくしていく。
すると突然、生温かい感触に脳を刺激され、それから意識を溶かされた。有無を言わさぬ勢いで、アカギの舌がこちら側へ入ってきたのだ。
初め、訳が分からなかった。舞美の中に浮かんだのは驚きや焦りといったものだったが、それらはすぐに本能的な色欲に覆い隠された。
何故なら、理性を打ち崩すかのように、アカギが口内を舐め回してきたから。
そんなことされたら抗えない。
だって知らなかった。
舌と舌が繋がっただけで、こんなにも気持ちよくなるなんて。
確かめるような動きに、くちゅ、と脳内で響く濃厚な音。
ダメだ、なんだかチカチカする。
前回アカギとしたのより、ずっと大人な甘い……これが噂のディープキス。
恋人同士がする、すごいやつ。
舞美が拒むはずがないので、当然動きは彼女を攻めるようなものへ変化していく。
興奮してしまってしょうがない。
舞美は耳まで赤くなって、ついでに体の表面から奥から発熱する。
大変だ。
彼の舌遣いに骨抜きにされてしまう。
口の中をかき乱されたかと思ったら、ちゅる、と音を立てて舌を吸われ、挙句何かを咎めるかのようにこちらへ絡みついてくるのだ。
必死に息を吸えば、とっても甘い香りがする。
自分だけじゃない。
アカギの方も呼吸を荒くしているようだ。
「ん、ふぅっ……」
こんなとんでもないことをしている相手がアカギだなんて。もう意味が分からない。
なんにも分からなくなってしまう。
頭がダメになっていくのを感じながら、舞美も自分から舌を絡めていく。
「んん、ん」
2人の息が合うのか、そこから一気に動きが激しくなって、舞美はアカギを、アカギは舞美を。互いを自分に溶かすように、求め合う。
舞美はアカギにもこの気持ちを味わってほしくて、健気に舌を突き出していた。
口の端からつうっと何かが垂れていく。
もう、それはどちらか片方のものではない。
すっとアカギが離れると、舞美は涙をためて彼を見上げる。体の全ての力が抜けきって、すっかりとろけてしまった。
ふと、自分の下半身に再び熱いものが押し付けられているのを感じた。
先ほどよりも硬くなっている。
でも、今なら上手く彼を受け入れられそうだ。
そう思って彼を見上げると、アカギは
「……もう、限界」
だって。
その吐息が艶かしすぎるので、どうやら自分はこわいだのなんだのといった感情は忘れてしまったらしい。