4.丸い弾
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舞美が通された部屋には、見張りの者が1人ついていた。食事が運ばれてきたが、今はそれどころではない。とりあえずアカギの状況が知りたくて、舞美は襖に対して耳をすました。
「ぎりぎりもいいとこじゃない、南郷さん」
アカギの声! やはり代わりに南郷さんが打っていたようだ。言い方から察するに、なんとか間に合ったといったところか。
舞美は固唾を飲んで会話を盗み聞く。……別に盗聴しているわけではないのだが。
時折南郷やアカギがこそこそと話すような時は、流石の舞美にも会話内容は聞こえなかった。それでもその場の緊張感や、アカギの勝負強さはひしひしと伝わってくる。このピリピリとした空気感、響きわたる闘牌の音。そしてアカギの静かながら強みを含んだ声。
とうとう、勝負が始まった。
舞美はひとり、別室にてアカギの勝利を願う。
4.丸い弾〈完〉
「ぎりぎりもいいとこじゃない、南郷さん」
アカギの声! やはり代わりに南郷さんが打っていたようだ。言い方から察するに、なんとか間に合ったといったところか。
舞美は固唾を飲んで会話を盗み聞く。……別に盗聴しているわけではないのだが。
時折南郷やアカギがこそこそと話すような時は、流石の舞美にも会話内容は聞こえなかった。それでもその場の緊張感や、アカギの勝負強さはひしひしと伝わってくる。このピリピリとした空気感、響きわたる闘牌の音。そしてアカギの静かながら強みを含んだ声。
とうとう、勝負が始まった。
舞美はひとり、別室にてアカギの勝利を願う。
4.丸い弾〈完〉