21.入り目*[終]
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唇を離しても、つうっと唾液が2人を繋ぐ。
舞美はそのキスで、すっかり興奮してしまった。からだがもう、男を欲している。
無言でアカギのシャツに手をかけ、ぷちりとボタンを外す。彼は顔を横に背け、「スケベだな。」とぽつりと言った。
舞美は顔が紅くなる。自分が欲に支配されていることを自覚しながらも、止められない。
組み敷いたこの男の——赤木しげるの裸が見たい。
欲が増して少々手間取りながら、彼を脱がしていく。
ボタンを全部外して、シャツを脱がしたら、次は中の肌着をちらりとまくって、
あっ。
……そこに現れたのは、アカギの腹部。
そこにある縦長のへそが、アカギもちゃんと人の子だということを教えてくれる。こうして色素の薄い肌を晒すと、隠しきれなくなった色気が一気に漏れ出てくる。
はぁ、と息をついてアカギのへその辺りに指を這わせた。しかしそこは流石アカギ。舞美に手を重ね、自分のシャツをまくっていくように誘導する。約束通り受身であることは崩さないが、そこには赤木しげるの攻めっ気が見える。
アカギの胸部が外気に晒され、舞美は手を止める。そして、ついアカギの顔をちらりと見た。
「もたもたする必要はないんだぜ」
彼は煽るようにそう言い、上半身を起こす。そして、がばっと思い切り肌着を脱ぐ。これでアカギは上裸になった。一瞬、その肉体に心を奪われるが、続いて舞美は彼のベルトに目を落とす。自分はだらしない女にでもなってしまったのだろうか。今はそこにしか目がいかない。
自分だけ脱がされることは今まで沢山あったが、アカギだけ脱がすことはほとんどなかった。ここまで一方的なのは、初めてアカギを自宅に招いた時以来。あの時とは関係も心持ちも全てが変わっている。
ゆっくり動こうとしたのに、続きを急 いて舞美はがっつくようにベルトに手をかけてしまう。
「目、ギラついてる」
アカギに指摘されてカッと頬が熱くなる。
そして何か言わないとと思い、カチャカチャと乱暴にベルトを緩めながら口走った。
「だって欲しいんだもん、」
その直後、ズボンのところが少し膨らんだような気がした。
え、今ので……?
こんなに安い言葉でアカギが興奮するなんて。
ちらりと彼の顔を伺うと、その目はとけていた。
「……だったら、さっさとしなよ……」
舞美はそのキスで、すっかり興奮してしまった。からだがもう、男を欲している。
無言でアカギのシャツに手をかけ、ぷちりとボタンを外す。彼は顔を横に背け、「スケベだな。」とぽつりと言った。
舞美は顔が紅くなる。自分が欲に支配されていることを自覚しながらも、止められない。
組み敷いたこの男の——赤木しげるの裸が見たい。
欲が増して少々手間取りながら、彼を脱がしていく。
ボタンを全部外して、シャツを脱がしたら、次は中の肌着をちらりとまくって、
あっ。
……そこに現れたのは、アカギの腹部。
そこにある縦長のへそが、アカギもちゃんと人の子だということを教えてくれる。こうして色素の薄い肌を晒すと、隠しきれなくなった色気が一気に漏れ出てくる。
はぁ、と息をついてアカギのへその辺りに指を這わせた。しかしそこは流石アカギ。舞美に手を重ね、自分のシャツをまくっていくように誘導する。約束通り受身であることは崩さないが、そこには赤木しげるの攻めっ気が見える。
アカギの胸部が外気に晒され、舞美は手を止める。そして、ついアカギの顔をちらりと見た。
「もたもたする必要はないんだぜ」
彼は煽るようにそう言い、上半身を起こす。そして、がばっと思い切り肌着を脱ぐ。これでアカギは上裸になった。一瞬、その肉体に心を奪われるが、続いて舞美は彼のベルトに目を落とす。自分はだらしない女にでもなってしまったのだろうか。今はそこにしか目がいかない。
自分だけ脱がされることは今まで沢山あったが、アカギだけ脱がすことはほとんどなかった。ここまで一方的なのは、初めてアカギを自宅に招いた時以来。あの時とは関係も心持ちも全てが変わっている。
ゆっくり動こうとしたのに、続きを
「目、ギラついてる」
アカギに指摘されてカッと頬が熱くなる。
そして何か言わないとと思い、カチャカチャと乱暴にベルトを緩めながら口走った。
「だって欲しいんだもん、」
その直後、ズボンのところが少し膨らんだような気がした。
え、今ので……?
こんなに安い言葉でアカギが興奮するなんて。
ちらりと彼の顔を伺うと、その目はとけていた。
「……だったら、さっさとしなよ……」