19.棚牡丹*
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「っはぁ……」
長く重ねていたために息を吐くと、アカギはまた接近し、今度は耳に口を寄せる。
彼の囁きを聞き逃さまいと集中したら、耳を噛まれた。また不意をつかれた。
「くすぐったい」
そう告げると、アカギは歯ではなく唇を使い始めた。これだったら良いんだろ、と柔らかく食 むのだ。
耳でさえもうこんなにも感じてしまう。
彼の息遣いがとても神秘的なものに思えた。
舞美はアカギを抱きしめずにはいられない。
何度この腕に閉じ込めても満足しない。
彼がどこかへ出掛けるたびに抱きしめたくなる。
「アカギ」
充電、といった概念などない。
0か100かしか与えてくれない。受け取れない。
中途半端な愛などそこにはないわけで。
だからこそ常に100を感じていたいけど。
でもそんなの赤木しげるじゃない。
だからこうして今、めいっぱい。
「何考えてんの」
動きの止まった舞美に問いかけるアカギ。
「余裕あるね」
「余裕なんて、ずっとないよ」
「……始まったら言葉も出せないくせに?」
「それは、」
「試そうか?」
アカギはズボンの上から、ぐっとソレを押し付ける。
「あっ、」
舞美のスイッチは既にアカギに掌握されている。機械みたいに、決められてるみたいに急に息が荒くなった。だってもうそんなになってるって、いつも教えてもらわなきゃ分からない。
「アカギにこれされるの、好きなの」
「……これ?」
「んっ」
こくりと頷く。
固さが増したような。
「オレも好きなんだ、これ」
「きもちいい、の?」
まぁね、とアカギは言う。
「それに、あんたが求めてくるのがたまらない」
それは仕方ない。
アカギが好きだから。
「ねえ、まだ……?」
上目遣いで尋ねる。
彼はぺろりと唇を舐めた。
アカギだって興奮してる。
「これじゃ、もう他の女抱けねえな」
抱かなくていいよ、と心で反論する。
わたしだけを見てくれとは言わない。
もうその台詞を引き出せただけで充分だ。
「離してやる予定ないけど」
アカギはようやく、舞美の衣服に手をかけた。
長く重ねていたために息を吐くと、アカギはまた接近し、今度は耳に口を寄せる。
彼の囁きを聞き逃さまいと集中したら、耳を噛まれた。また不意をつかれた。
「くすぐったい」
そう告げると、アカギは歯ではなく唇を使い始めた。これだったら良いんだろ、と柔らかく
耳でさえもうこんなにも感じてしまう。
彼の息遣いがとても神秘的なものに思えた。
舞美はアカギを抱きしめずにはいられない。
何度この腕に閉じ込めても満足しない。
彼がどこかへ出掛けるたびに抱きしめたくなる。
「アカギ」
充電、といった概念などない。
0か100かしか与えてくれない。受け取れない。
中途半端な愛などそこにはないわけで。
だからこそ常に100を感じていたいけど。
でもそんなの赤木しげるじゃない。
だからこうして今、めいっぱい。
「何考えてんの」
動きの止まった舞美に問いかけるアカギ。
「余裕あるね」
「余裕なんて、ずっとないよ」
「……始まったら言葉も出せないくせに?」
「それは、」
「試そうか?」
アカギはズボンの上から、ぐっとソレを押し付ける。
「あっ、」
舞美のスイッチは既にアカギに掌握されている。機械みたいに、決められてるみたいに急に息が荒くなった。だってもうそんなになってるって、いつも教えてもらわなきゃ分からない。
「アカギにこれされるの、好きなの」
「……これ?」
「んっ」
こくりと頷く。
固さが増したような。
「オレも好きなんだ、これ」
「きもちいい、の?」
まぁね、とアカギは言う。
「それに、あんたが求めてくるのがたまらない」
それは仕方ない。
アカギが好きだから。
「ねえ、まだ……?」
上目遣いで尋ねる。
彼はぺろりと唇を舐めた。
アカギだって興奮してる。
「これじゃ、もう他の女抱けねえな」
抱かなくていいよ、と心で反論する。
わたしだけを見てくれとは言わない。
もうその台詞を引き出せただけで充分だ。
「離してやる予定ないけど」
アカギはようやく、舞美の衣服に手をかけた。