赤の他人
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「んー、あかぎさん」
「なんだ、まだ起きてたのか……」
「んー……」
「寝言か」
「あかぎ……さん……」
「ククク……俺の夢でも見てるのかね」
「あかぎさん……すき……ぃ」
「!」
——神域の男は舞美の唇にキスを落とす。
「じゃあな、舞美。」
それは、今となってはもう知る者のない、あの、最後の夜の出来事だった。
恋人でもなんでもない、あなたへ
赤の他人〈完〉
2019/9/26 赤木しげる追悼