無知の少女、無恥の少年*
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「赤木くん」
「なに」
「ちょっと来て」
わたしは赤木くんを手招きした。
「今度はなんなの」
そして、勇気を出して顔を近づけ、ほっぺにキスをした。
「きゃ! 恥ずかしい」
なんだかしたくなってしてみたので、わたしは自分のほっぺに手を当てて照れた。
でも、赤木くんは表情も変えず、わたしをじーっと見ている。
……あれ、機嫌悪くさせちゃった?
「あんた、やることが一々ガキっぽいな」
「ガ、ガキ……」
頑張って大人なことをしたつもりだったのに。と、わたしは少しショックを受ける。大体、わたしたち割と子供だし。
「じゃあ、どうすればいい?」
たまらずに尋ねると、彼はさっきのわたしと同じように手招きをした。
「舞美、おいで」
「うん」
何を見せてくれるんだろうと近づくと、彼は素早くわたしの後頭部を抑えた。その力は結構強くて。
「んっ⁈」
気がつくと、わたしが前のめりになって、彼の唇に唇を押し付ける形になっていた。信じられない、こんなに近くに赤木くんが……!
あまりのことに咄嗟に目を閉じると、自分の唇ごしに、彼の体温や柔らかさが伝わってきた。
「ん……っ」
薄目を開けると、彼の瞳がこちらを見ていたので、恥ずかしくてもう一度目を閉じる。頭の後ろに赤木くんの手があるので、もちろん自分からは退けない。
そろそろ苦しかなってきそうな頃、赤木くんの方からゆっくり離れてくれた。
一定の距離をとり、特に何も言おうとしない赤木くんに、
「あ、あの、これは……」
と、わたしはしどろもどろになる。
はじめてだよ、こんなことしたのって……!
もう赤木くんの方を見れない。
絶対真っ赤になっちゃってる。
顔が熱い。
「び、びっくり、したよ……」
沈黙が怖くて、ポツリと言うと、赤木くんはクックッと愉快そうに笑って、言った。
「まだ舌もいれてないのに、焦りすぎ。」
「なに」
「ちょっと来て」
わたしは赤木くんを手招きした。
「今度はなんなの」
そして、勇気を出して顔を近づけ、ほっぺにキスをした。
「きゃ! 恥ずかしい」
なんだかしたくなってしてみたので、わたしは自分のほっぺに手を当てて照れた。
でも、赤木くんは表情も変えず、わたしをじーっと見ている。
……あれ、機嫌悪くさせちゃった?
「あんた、やることが一々ガキっぽいな」
「ガ、ガキ……」
頑張って大人なことをしたつもりだったのに。と、わたしは少しショックを受ける。大体、わたしたち割と子供だし。
「じゃあ、どうすればいい?」
たまらずに尋ねると、彼はさっきのわたしと同じように手招きをした。
「舞美、おいで」
「うん」
何を見せてくれるんだろうと近づくと、彼は素早くわたしの後頭部を抑えた。その力は結構強くて。
「んっ⁈」
気がつくと、わたしが前のめりになって、彼の唇に唇を押し付ける形になっていた。信じられない、こんなに近くに赤木くんが……!
あまりのことに咄嗟に目を閉じると、自分の唇ごしに、彼の体温や柔らかさが伝わってきた。
「ん……っ」
薄目を開けると、彼の瞳がこちらを見ていたので、恥ずかしくてもう一度目を閉じる。頭の後ろに赤木くんの手があるので、もちろん自分からは退けない。
そろそろ苦しかなってきそうな頃、赤木くんの方からゆっくり離れてくれた。
一定の距離をとり、特に何も言おうとしない赤木くんに、
「あ、あの、これは……」
と、わたしはしどろもどろになる。
はじめてだよ、こんなことしたのって……!
もう赤木くんの方を見れない。
絶対真っ赤になっちゃってる。
顔が熱い。
「び、びっくり、したよ……」
沈黙が怖くて、ポツリと言うと、赤木くんはクックッと愉快そうに笑って、言った。
「まだ舌もいれてないのに、焦りすぎ。」