パチ屋の拾い物
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「はー、のものも!」
リビングで缶ビールやおつまみを並べて、舞美とカイジは宅飲みを始めた。
「かんぱーい」
「乾杯!」
2人はすぐに酔いが回った。
無理もない、元々飲んでいたのだから。
「あれー、カイジ顔赤いよ?」
「あー? 酒のせいだよ、酒。つーか、舞美も赤いし」
「んー」
舞美はにやにやした。
「あたしが赤いのは、カイジと一緒にいるからだよー」
「はっ……?」
固まるカイジ。
「ふふふ」
「な、なんだよっ」
「今どきっとしたでしょ? あたしもドキドキしてるけどー」
舞美はカイジをからかっているつもりだったが、実は、アルコールが舞美の本音を引き出しただけであった。舞美はそれに気付かず、自分はカイジをからかっているのだと思い込んだまま、自分の気持ちを吐露していく。
「それとももしかして、えっちなこと考えてるんじゃない? ねぇ、そうでしょ。カイジもそうに決まってるよ」
ここまで言えば、黙っていたカイジも口を挟む。
「ハ、なんだよ、それ……」
「え、なに?」
「舞美、今の、口を滑らせたっていうレベルじゃないぜ」
「えー?」
カイジは、口の端を上げた。
「なんだよ……? オレ“も” そうに “決まってる”、って……!」
カイジは、その意味が分からないほど酔ってはいなかった。
「なに、お前、オレのこと好きなの……?」
「え、なんっ?」
「違うか?」
「あ……う」
しどろもどろになる舞美に、カイジはとどめを刺す。
「オレとエロいこと、したいんだろ?」
「えっ、はっ、なに、言ってるの?」
「あれっ……ちげーの?」
そう言って、カイジが舞美を盗み見ると、舞美は、赤い顔をしてうつむき、小さく頷くところだった。
「は……、素直すぎ、だろうが」
カイジもつられて赤くなると、舞美はもう、我慢する必要がないと感じたのか、カイジの方へ身体を寄せた。
「ちょ、おいっ……」
カイジは突然のことに焦っているようだが、大した抵抗はしてこない。舞美は正面にまわりカイジの瞳をじっと見つめた。
互いの視線が交わったところで、舞美は我慢がならなくなる。
そして、唇を押し付けた。
「んっ……!」
「ん、んん」
こうなると舞美もカイジも止まらない。
どちらからということもなく、舌を相手の舌に絡ませて、音を立てて唾液を吸い上げる。
「ん、は、……んん」
「ふっ、ふ、ぅ」
鼻息荒く、ただただ互いを求めあう男女。
舞美はカイジの背中に腕を回し、さらにくっ付き合う。一方、奥手なカイジもここまで来るとただの男。舞美の腰を掴んで離さない。
ふ、と唇を離して息をつくと、とろけた互いの瞳が合った。
カイジは、舞美をお姫様抱っこで持ち上げると、ベッドの上へ落とした。
「ねえ、オレ、もう我慢しなくていいよな……?」
舞美は静かに頷いた。
リビングで缶ビールやおつまみを並べて、舞美とカイジは宅飲みを始めた。
「かんぱーい」
「乾杯!」
2人はすぐに酔いが回った。
無理もない、元々飲んでいたのだから。
「あれー、カイジ顔赤いよ?」
「あー? 酒のせいだよ、酒。つーか、舞美も赤いし」
「んー」
舞美はにやにやした。
「あたしが赤いのは、カイジと一緒にいるからだよー」
「はっ……?」
固まるカイジ。
「ふふふ」
「な、なんだよっ」
「今どきっとしたでしょ? あたしもドキドキしてるけどー」
舞美はカイジをからかっているつもりだったが、実は、アルコールが舞美の本音を引き出しただけであった。舞美はそれに気付かず、自分はカイジをからかっているのだと思い込んだまま、自分の気持ちを吐露していく。
「それとももしかして、えっちなこと考えてるんじゃない? ねぇ、そうでしょ。カイジもそうに決まってるよ」
ここまで言えば、黙っていたカイジも口を挟む。
「ハ、なんだよ、それ……」
「え、なに?」
「舞美、今の、口を滑らせたっていうレベルじゃないぜ」
「えー?」
カイジは、口の端を上げた。
「なんだよ……? オレ“も” そうに “決まってる”、って……!」
カイジは、その意味が分からないほど酔ってはいなかった。
「なに、お前、オレのこと好きなの……?」
「え、なんっ?」
「違うか?」
「あ……う」
しどろもどろになる舞美に、カイジはとどめを刺す。
「オレとエロいこと、したいんだろ?」
「えっ、はっ、なに、言ってるの?」
「あれっ……ちげーの?」
そう言って、カイジが舞美を盗み見ると、舞美は、赤い顔をしてうつむき、小さく頷くところだった。
「は……、素直すぎ、だろうが」
カイジもつられて赤くなると、舞美はもう、我慢する必要がないと感じたのか、カイジの方へ身体を寄せた。
「ちょ、おいっ……」
カイジは突然のことに焦っているようだが、大した抵抗はしてこない。舞美は正面にまわりカイジの瞳をじっと見つめた。
互いの視線が交わったところで、舞美は我慢がならなくなる。
そして、唇を押し付けた。
「んっ……!」
「ん、んん」
こうなると舞美もカイジも止まらない。
どちらからということもなく、舌を相手の舌に絡ませて、音を立てて唾液を吸い上げる。
「ん、は、……んん」
「ふっ、ふ、ぅ」
鼻息荒く、ただただ互いを求めあう男女。
舞美はカイジの背中に腕を回し、さらにくっ付き合う。一方、奥手なカイジもここまで来るとただの男。舞美の腰を掴んで離さない。
ふ、と唇を離して息をつくと、とろけた互いの瞳が合った。
カイジは、舞美をお姫様抱っこで持ち上げると、ベッドの上へ落とした。
「ねえ、オレ、もう我慢しなくていいよな……?」
舞美は静かに頷いた。