パチ屋の拾い物
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せっかく女の子と話せたのに、それを無下にしたことで落胆しているカイジだが、かと言って名前も知らない女を追いかける訳にもいかない。何しろ、自分は目押しをしただけなのだ。
(つまり全くの他人……追いかけるのはヤバイって)
こうしてカイジがモヤモヤしながらやはりパチスロを打っている間、舞美は勝ったことに浮かれ、とりあえず家に帰っていた。
それにしても、隣の人が良い人で良かった。
髪が長いのは珍しいけれど、なんだか、顔もキリっとしていてカッコ良かった気がする。
まぁ、でももう会えないだろうな。
そう。舞美には男などいなかったのだ。
舞美がパチンコやスロットにハマったのは、ごく最近。元々メダルゲームが好きで、好奇心旺盛な彼女がそれらに熱中するのは、決して不自然なことではなかった。
それに、舞美は女1人でパチ屋に行くことについて、他人の目など気にしてはいなかったのだ。
さて、昼寝でもしますか。そう思った彼女の行動は早く、ベッドの上にボスンと体を投げ、携帯を少しだけいじると、いつの間にか夢の中へ落ちていってしまった。
舞美が起きる頃には、日が沈んでいた。
やばい、と瞬間的に感じるが、終わったことを嘆いていても仕方がない。
夜ご飯を作る気にもならなかった。
じゃあ、近くの居酒屋で呑むしかないじゃない。
ちょうど、お小遣いも増えたところだしね。
舞美はにやりと財布を確認して、近くの居酒屋へ足を運んだ。
(つまり全くの他人……追いかけるのはヤバイって)
こうしてカイジがモヤモヤしながらやはりパチスロを打っている間、舞美は勝ったことに浮かれ、とりあえず家に帰っていた。
それにしても、隣の人が良い人で良かった。
髪が長いのは珍しいけれど、なんだか、顔もキリっとしていてカッコ良かった気がする。
まぁ、でももう会えないだろうな。
そう。舞美には男などいなかったのだ。
舞美がパチンコやスロットにハマったのは、ごく最近。元々メダルゲームが好きで、好奇心旺盛な彼女がそれらに熱中するのは、決して不自然なことではなかった。
それに、舞美は女1人でパチ屋に行くことについて、他人の目など気にしてはいなかったのだ。
さて、昼寝でもしますか。そう思った彼女の行動は早く、ベッドの上にボスンと体を投げ、携帯を少しだけいじると、いつの間にか夢の中へ落ちていってしまった。
舞美が起きる頃には、日が沈んでいた。
やばい、と瞬間的に感じるが、終わったことを嘆いていても仕方がない。
夜ご飯を作る気にもならなかった。
じゃあ、近くの居酒屋で呑むしかないじゃない。
ちょうど、お小遣いも増えたところだしね。
舞美はにやりと財布を確認して、近くの居酒屋へ足を運んだ。