有知の少女、再会の青年*
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彼の首の後ろに腕を回し、ぎゅっと力を込めてしっかりと抱きしめた。
そして、頭を彼の胸元にグリグリと押し付ける。
「東雲?」
「赤木くーん」
私は、やっと赤木くんとえっちできたという喜びに溢れていた。
調子に乗った私は、ぱっと顔をあげて、
「ね、赤木くん、キスしてよ」
と無茶振りをしてみた。
「ね、おねがい。わがまま言わないから、一回だけ」
「……そんなにしたいなら、自分からしなよ」
「え、良いの?」
赤木くんが挑発的に口を舐めた。
OKのサインと見て良いんだよね。
私はごくりと喉を鳴らしたけれど、彼が目を閉じる素振りはない。
「目、つむらないの? 恥ずかしいよ……」
「そんなあんたの都合は知らねぇな」
一蹴された。
そして、私は覚悟を決めた。
彼の瞳を見つめながら、徐々に顔を近づける。
しかし、近寄れば近寄るほど、彼のその瞳が私を射抜き、あと一歩が踏み出せない。あまりに近いので、私は息を止めた。
目の前に赤木くんがいる。
……苦しい。
私も目を開けたまま、少し顔を傾けた。
鼻の先が触れ合う。あと、ちょっと。
私は耳まで真っ赤になった。
もう、行っちゃえ!
そう思って、ゆっくり距離を0にした。
「ん」
ようやく重なった、唇。
夢にまで見た、赤木くんとの口づけ。
あの日以来の感覚だった。
そして、頭を彼の胸元にグリグリと押し付ける。
「東雲?」
「赤木くーん」
私は、やっと赤木くんとえっちできたという喜びに溢れていた。
調子に乗った私は、ぱっと顔をあげて、
「ね、赤木くん、キスしてよ」
と無茶振りをしてみた。
「ね、おねがい。わがまま言わないから、一回だけ」
「……そんなにしたいなら、自分からしなよ」
「え、良いの?」
赤木くんが挑発的に口を舐めた。
OKのサインと見て良いんだよね。
私はごくりと喉を鳴らしたけれど、彼が目を閉じる素振りはない。
「目、つむらないの? 恥ずかしいよ……」
「そんなあんたの都合は知らねぇな」
一蹴された。
そして、私は覚悟を決めた。
彼の瞳を見つめながら、徐々に顔を近づける。
しかし、近寄れば近寄るほど、彼のその瞳が私を射抜き、あと一歩が踏み出せない。あまりに近いので、私は息を止めた。
目の前に赤木くんがいる。
……苦しい。
私も目を開けたまま、少し顔を傾けた。
鼻の先が触れ合う。あと、ちょっと。
私は耳まで真っ赤になった。
もう、行っちゃえ!
そう思って、ゆっくり距離を0にした。
「ん」
ようやく重なった、唇。
夢にまで見た、赤木くんとの口づけ。
あの日以来の感覚だった。