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狂気、爛漫。
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好きにしなさい、と女王のように言い放った舞美を見て、アカギは愉快だった。鷲巣舞美が少し当惑しているのを肌で感じる。普段はお嬢様と呼ばれているのだろうか。わがままで生意気な狂人だが、身内には可愛げを見せるのか?
おっと。らしくないことを気にしている場合じゃない——といつもの思考回路に戻る。
次局の配牌。 么九牌 が多い。ここまで多ければ国士手とも言える。少なくとも普通であれば字牌を残しておくべき手だった。もちろん、国士、字一色、大三元あるいは小三元、混一色やチャンタ手を幅広く狙うために。
そう、普通であれば。
本人にしか分からない程度に笑みを浮かべ、赤木しげるは牌を捨てる。そう、なんと 么九牌 。
彼はいつも通り、自分の直感に全てを委ねていた。それだけでなく、この防御が遅効性の攻撃と化す可能性もわずかながら見えていた。
さて、どんな局になるかな。
ふと鷲巣舞美に目をやる。
不思議なことに、彼女の目には濁りがない。真っ直ぐに牌を見つめているその瞳は、アカギの眼すら恐れず射抜く。倫理観は失っているように見えるが、他人に左右されないという観点でみれば彼女はただ自由にみえる。
なぜこの女から自分の似たような匂いがするのか。それに、それほど嫌悪感も抱かない。むしろ……。
その日、アカギは舞美そのものに興味が湧いていた。
おっと。らしくないことを気にしている場合じゃない——といつもの思考回路に戻る。
次局の配牌。
そう、普通であれば。
本人にしか分からない程度に笑みを浮かべ、赤木しげるは牌を捨てる。そう、なんと
彼はいつも通り、自分の直感に全てを委ねていた。それだけでなく、この防御が遅効性の攻撃と化す可能性もわずかながら見えていた。
さて、どんな局になるかな。
ふと鷲巣舞美に目をやる。
不思議なことに、彼女の目には濁りがない。真っ直ぐに牌を見つめているその瞳は、アカギの眼すら恐れず射抜く。倫理観は失っているように見えるが、他人に左右されないという観点でみれば彼女はただ自由にみえる。
なぜこの女から自分の似たような匂いがするのか。それに、それほど嫌悪感も抱かない。むしろ……。
その日、アカギは舞美そのものに興味が湧いていた。
