従順な奴隷
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「すごい声」
「ひ、ぁ! ご、ごめんなさ、あぁっ!」
「こんな風に……、オレに好き勝手されて、恥ずかしくない、わけ?」
律動に合わせ、彼の声が近づいたり遠ざかったりする。
「は、恥ずかし……っ、けどぉ……!」
私は耐えきれず、手をついている壁に頭を付けた。
ふと目を開くと、自分の股の間から、アカギさんが腰を動かしているのが見えた。
やだ。これ、ちょっとえっちすぎる……。
「はぁ、ひゃ、あ、アカギさんっ」
「顔、こっち向けて」
顔見られるのなんて、さらに恥ずかしいけど。
なんとか体勢を立て直し、息を切らしながらくるりとアカギさんを振り返る。すると、
「ぁ」
私の視線の先にいたはずの彼が、体重を掛けながら、距離を縮めてきた。
焦点が合わなくなるほど近づく顔に瞼を閉ざした瞬間、訪れたのは柔らかな感触。
「!」
一瞬、驚きで声が出ない。
けれど、状況を理解した私は、鼻から抜けるような声を出してその感覚にとろけた。
彼の形の良い唇が今私のそれとくっつき合ってるってだけで、嬉しくて仕方がない。
ずっとこうしたかった。
……私、いつの間にこんなに好きになっちゃってたんだろう。
我慢できずに、尖らせた舌先でちろりと彼の口内を舐めあげる。
とろりとした感触が生々しくて、やっぱり私はあの赤木しげるとキスしてるんだって思えて幸せになる。
油断していると、キスはどんどん激しいものになっていった。
というのも、アカギさんからの反撃が始まったから。
はむはむと私の唇を味わったかと思うと、彼は舌先だけでの口づけじゃ物足りなかったのか、舌同士をぴたりと密着させてきた。
ただぐるぐるかき回すだけじゃなくて、ねっとりと私に絡みついてきて、ほとんど強制的に私も動いてアカギさんを舐めることになる。
でもやっぱり主導権を握っているのはアカギさんなわけだから、結局私は蹂躙されてしまう。
「は、む」
唾液を垂れ流しにさせられたり、逆に奥にはいりこんだ舌を絡めとられ、きつく吸い上げられたり。
全部、彼の思いのまま。
私は勝手に気持ちよくなってしまう。
「ふ、んん」
あんなにクールなアカギさんが、こんなに熱い情熱的なキスをするんだって知らなかった。
アカギさんも鼻息が荒い。
彼が口先で必死に求めているのはなんだろう?
女に飢えている……のかな。女の子なんか選び放題に見えるけど。
やっぱり私をただの性欲のはけ口としか見てないかもしれないし、もしかしたら彼は、案外寂しがり屋で、ただのキス魔だったりするのかもしれない。
それこそ、私のことを好きだって可能性も——
ううん、もう頭を使うのはよそう。
私は思考を消してアカギさんに集中する。
今はただ、この快感を身体に刻み込むだけ。
じわじわと疼くような痺れが腰の奥に溜まっていく。なんだかもどかしくて、私はそれを埋めようともう一度彼に向かっていく。
そして再び彼に捕われる。
ううん、三度、四度。
本当は私が自分から、アカギさんに捕まりにいってるんじゃないかな。
そしてとうとう唇を離されると、私と彼の間に銀の糸が一本伝った。
まるで名残惜しくアカギさんに縋り付く私みたい。
彼は繋がったそれを舌で絡めとるようにして切り、そうしてから唾液で輝く自分の唇を舐めた。
その様子があんまりにも美しくてえっちなので、私は感嘆のため息を漏らしてしまう。
「休憩なんてさせないよ」
自分のついたのはため息のはずだったけれど、気がつけばまた甘い声で喘いでしまっていた。下半身に響く圧迫感にこの感じ、それから満たされそうになればなるほどさらに強くなる私の色欲の存在。
それに気がついてからやっと、アカギさんがまた私の中に出し入れを始めたんだな、なんて残ったごく僅かな理性で考えていた。
「ひ、ぁ! ご、ごめんなさ、あぁっ!」
「こんな風に……、オレに好き勝手されて、恥ずかしくない、わけ?」
律動に合わせ、彼の声が近づいたり遠ざかったりする。
「は、恥ずかし……っ、けどぉ……!」
私は耐えきれず、手をついている壁に頭を付けた。
ふと目を開くと、自分の股の間から、アカギさんが腰を動かしているのが見えた。
やだ。これ、ちょっとえっちすぎる……。
「はぁ、ひゃ、あ、アカギさんっ」
「顔、こっち向けて」
顔見られるのなんて、さらに恥ずかしいけど。
なんとか体勢を立て直し、息を切らしながらくるりとアカギさんを振り返る。すると、
「ぁ」
私の視線の先にいたはずの彼が、体重を掛けながら、距離を縮めてきた。
焦点が合わなくなるほど近づく顔に瞼を閉ざした瞬間、訪れたのは柔らかな感触。
「!」
一瞬、驚きで声が出ない。
けれど、状況を理解した私は、鼻から抜けるような声を出してその感覚にとろけた。
彼の形の良い唇が今私のそれとくっつき合ってるってだけで、嬉しくて仕方がない。
ずっとこうしたかった。
……私、いつの間にこんなに好きになっちゃってたんだろう。
我慢できずに、尖らせた舌先でちろりと彼の口内を舐めあげる。
とろりとした感触が生々しくて、やっぱり私はあの赤木しげるとキスしてるんだって思えて幸せになる。
油断していると、キスはどんどん激しいものになっていった。
というのも、アカギさんからの反撃が始まったから。
はむはむと私の唇を味わったかと思うと、彼は舌先だけでの口づけじゃ物足りなかったのか、舌同士をぴたりと密着させてきた。
ただぐるぐるかき回すだけじゃなくて、ねっとりと私に絡みついてきて、ほとんど強制的に私も動いてアカギさんを舐めることになる。
でもやっぱり主導権を握っているのはアカギさんなわけだから、結局私は蹂躙されてしまう。
「は、む」
唾液を垂れ流しにさせられたり、逆に奥にはいりこんだ舌を絡めとられ、きつく吸い上げられたり。
全部、彼の思いのまま。
私は勝手に気持ちよくなってしまう。
「ふ、んん」
あんなにクールなアカギさんが、こんなに熱い情熱的なキスをするんだって知らなかった。
アカギさんも鼻息が荒い。
彼が口先で必死に求めているのはなんだろう?
女に飢えている……のかな。女の子なんか選び放題に見えるけど。
やっぱり私をただの性欲のはけ口としか見てないかもしれないし、もしかしたら彼は、案外寂しがり屋で、ただのキス魔だったりするのかもしれない。
それこそ、私のことを好きだって可能性も——
ううん、もう頭を使うのはよそう。
私は思考を消してアカギさんに集中する。
今はただ、この快感を身体に刻み込むだけ。
じわじわと疼くような痺れが腰の奥に溜まっていく。なんだかもどかしくて、私はそれを埋めようともう一度彼に向かっていく。
そして再び彼に捕われる。
ううん、三度、四度。
本当は私が自分から、アカギさんに捕まりにいってるんじゃないかな。
そしてとうとう唇を離されると、私と彼の間に銀の糸が一本伝った。
まるで名残惜しくアカギさんに縋り付く私みたい。
彼は繋がったそれを舌で絡めとるようにして切り、そうしてから唾液で輝く自分の唇を舐めた。
その様子があんまりにも美しくてえっちなので、私は感嘆のため息を漏らしてしまう。
「休憩なんてさせないよ」
自分のついたのはため息のはずだったけれど、気がつけばまた甘い声で喘いでしまっていた。下半身に響く圧迫感にこの感じ、それから満たされそうになればなるほどさらに強くなる私の色欲の存在。
それに気がついてからやっと、アカギさんがまた私の中に出し入れを始めたんだな、なんて残ったごく僅かな理性で考えていた。