7.喚問*
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びくん、と大きく腰を浮かし、私は果てた。
はぁ、はぁと横を向いて呼吸をし、視界が涙でぼやけていたので目をこすった。
股をそっと閉じるが、まだ敏感で、ぴくぴくしていたので、少しの動きでまた身体が跳ねた。
「ふ、」
余韻に数秒浸ってから、ゆっくりと身体を起こし、今度こそ布団をかぶって肌を隠す。
別の男に抱かれたなら、こんな風に清純ぶったりはしないかもしれないけど。相手がアカギだと思うと、男を知らない女に戻ってしまう。
……まぁ、元々そこまで多くを知っているわけでもないけれど。
「あ、の」
私は、既に私から目を離していたアカギに話しかけた。
「ありがと……」
何気なく言った一言だったが、
「まさか、礼を言われるほど良かったとはね」
と返され、今自分が何に対してお礼を言ったのかに気づいてまた赤くなる。
触ってくれてありがとうなんて!
今までの私が言うセリフではないことは確かだ。
でも、これで自分の身体を見るたびにあいつを思い出すといったことはなくなりそうだ。
だって、アカギとの方が濃く記憶に残ったから。
それは本当にありがたかったし、嬉しいと感じた。
そこまで考えて、疑問がわいた。
「アカギは……しないの?」
「は?」
「あっ」
しまった、ぼーっとしていて普通に聞いてしまった。
急遽、私は慣れている振りをした。
「私を見て、余裕無くしてたみたいだし? 実は、あなたも辛いんじゃないかと思って」
アカギは私を見て、首をかしげた。
「じゃああんた、今から相手してくれるの」
予想外の答えに、目を丸くする。
やっぱり、アカギにも性欲とかあるんだ……。
どうしよう、今からアカギとしてしまおうか。
……でも、心の準備が。
私はあまりのことに、目を泳がせた。
「クク……覚悟もないのにそんなこと聞いたのか」
「ん、なっ!」
言い返したいが、図星だったので何も言えない。
「いいよ、冗談。今ので萎えた」
「は、はぁ?」
私がまた怒りで声を出すと、アカギはまたもやクククと笑った。
今のも、冗談? もう、分からない。
「もう、じゃあ今日は寝るっ」
私は寝ようとして、まだ格好がぼろぼろなことに気がついた。布団から出て、服を着ないと。
「ちょっと、あっち向いててよ」
アカギに言うと、
「今更……」
と言いつつも、興味がないといった風に、向こうを向いた。
はぁ、はぁと横を向いて呼吸をし、視界が涙でぼやけていたので目をこすった。
股をそっと閉じるが、まだ敏感で、ぴくぴくしていたので、少しの動きでまた身体が跳ねた。
「ふ、」
余韻に数秒浸ってから、ゆっくりと身体を起こし、今度こそ布団をかぶって肌を隠す。
別の男に抱かれたなら、こんな風に清純ぶったりはしないかもしれないけど。相手がアカギだと思うと、男を知らない女に戻ってしまう。
……まぁ、元々そこまで多くを知っているわけでもないけれど。
「あ、の」
私は、既に私から目を離していたアカギに話しかけた。
「ありがと……」
何気なく言った一言だったが、
「まさか、礼を言われるほど良かったとはね」
と返され、今自分が何に対してお礼を言ったのかに気づいてまた赤くなる。
触ってくれてありがとうなんて!
今までの私が言うセリフではないことは確かだ。
でも、これで自分の身体を見るたびにあいつを思い出すといったことはなくなりそうだ。
だって、アカギとの方が濃く記憶に残ったから。
それは本当にありがたかったし、嬉しいと感じた。
そこまで考えて、疑問がわいた。
「アカギは……しないの?」
「は?」
「あっ」
しまった、ぼーっとしていて普通に聞いてしまった。
急遽、私は慣れている振りをした。
「私を見て、余裕無くしてたみたいだし? 実は、あなたも辛いんじゃないかと思って」
アカギは私を見て、首をかしげた。
「じゃああんた、今から相手してくれるの」
予想外の答えに、目を丸くする。
やっぱり、アカギにも性欲とかあるんだ……。
どうしよう、今からアカギとしてしまおうか。
……でも、心の準備が。
私はあまりのことに、目を泳がせた。
「クク……覚悟もないのにそんなこと聞いたのか」
「ん、なっ!」
言い返したいが、図星だったので何も言えない。
「いいよ、冗談。今ので萎えた」
「は、はぁ?」
私がまた怒りで声を出すと、アカギはまたもやクククと笑った。
今のも、冗談? もう、分からない。
「もう、じゃあ今日は寝るっ」
私は寝ようとして、まだ格好がぼろぼろなことに気がついた。布団から出て、服を着ないと。
「ちょっと、あっち向いててよ」
アカギに言うと、
「今更……」
と言いつつも、興味がないといった風に、向こうを向いた。