7.喚問*
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家に着くと、アカギは無言で私を抱えたまま寝室まで歩き、布団の上に私を転がした。
そして、下着姿同然で縛られている私を見下ろした。私はその視線に一瞬ぞくりとしたが、アカギは私の縄を優しく外しだした。
キツく締められていた縄を、順番に紐解いていく。少しずつ解放される感覚が心地よい。
ただ、敏感な際どい部分の縄を外される時、彼の指が身体に擦 れて、
「ぁ、……」
と、少しだけ声を出してしまった。
アカギはその様子を見て一瞬だけ動きを止め、私の顔をじっと見た。しかし、すぐに何事も無かったかのようにまた縄ほどきを再開した。
私は顔を赤くして、動かせるようになった右手の甲を口に押し当て、我慢した。
さっきあんな目に遭ったのに、こんな状況で感じてるなんて、思われたくない。
しかし、彼が私の身体をじっくりと見ながら、指先をゆるやかに動かして、私に絡まったものを解いていく様子は、非常に艶 かしかった。だから仕方ない。
私はそう思うことにした。
全ての縄が解き終わり、私はむくりと起き上がり、腕で身体を隠した。
ようやく震えがおさまってきている。
アカギは、その場に胡座をかいた。
「悪かった」
「え」
第一声は、謝罪だった。
「オレが蒔いた種だ。無関係のあんたを巻き込んで、悪かった」
「そんな……悪いのは、あいつらだし」
「あんたをもう少し見ておくべきだった」
「いや、毎夜出歩いてた私の自業自得だから……。助けてくれて、ありがとう」
そう言うと、アカギは顎に手を当てた。
「あんた、何してたの」
「え?」
「毎夜出歩いてて、捕まったんでしょ。何してたらそんなことになるの」
私は目を逸らした。
「少し……寂しくて」
「へぇ、そんなにむしってたんだ」
「むしる……?」
「儲けたんでしょ」
アカギは、私が博打を打つために出歩いていたのだと、勘違いをしているらしかった。
そこで、私は否定した。私、勝手にあなたの金を使ったりはしない!
「違う、賭けてない。ただ、アカギを……つけてただけ」
「……オレを?」
「そう」
アカギは頷いた。男たちが、私がアカギと関係があると分かった理由に納得がいったらしい。
「あんたは、オレがいなくて寂しかった、と」
「まぁ……そういうことに、なると言えばなるし」
私は照れたが、それを表に出さないよう努力した。でも、少し赤くなってしまったかもしれない。
その様子を見たアカギは、もう一度、
「悪かったよ」
と謝った。
「もう大丈夫」
そう私が答えると、アカギは言った。
「見え透いた嘘、つくなよ」
そして、下着姿同然で縛られている私を見下ろした。私はその視線に一瞬ぞくりとしたが、アカギは私の縄を優しく外しだした。
キツく締められていた縄を、順番に紐解いていく。少しずつ解放される感覚が心地よい。
ただ、敏感な際どい部分の縄を外される時、彼の指が身体に
「ぁ、……」
と、少しだけ声を出してしまった。
アカギはその様子を見て一瞬だけ動きを止め、私の顔をじっと見た。しかし、すぐに何事も無かったかのようにまた縄ほどきを再開した。
私は顔を赤くして、動かせるようになった右手の甲を口に押し当て、我慢した。
さっきあんな目に遭ったのに、こんな状況で感じてるなんて、思われたくない。
しかし、彼が私の身体をじっくりと見ながら、指先をゆるやかに動かして、私に絡まったものを解いていく様子は、非常に
私はそう思うことにした。
全ての縄が解き終わり、私はむくりと起き上がり、腕で身体を隠した。
ようやく震えがおさまってきている。
アカギは、その場に胡座をかいた。
「悪かった」
「え」
第一声は、謝罪だった。
「オレが蒔いた種だ。無関係のあんたを巻き込んで、悪かった」
「そんな……悪いのは、あいつらだし」
「あんたをもう少し見ておくべきだった」
「いや、毎夜出歩いてた私の自業自得だから……。助けてくれて、ありがとう」
そう言うと、アカギは顎に手を当てた。
「あんた、何してたの」
「え?」
「毎夜出歩いてて、捕まったんでしょ。何してたらそんなことになるの」
私は目を逸らした。
「少し……寂しくて」
「へぇ、そんなにむしってたんだ」
「むしる……?」
「儲けたんでしょ」
アカギは、私が博打を打つために出歩いていたのだと、勘違いをしているらしかった。
そこで、私は否定した。私、勝手にあなたの金を使ったりはしない!
「違う、賭けてない。ただ、アカギを……つけてただけ」
「……オレを?」
「そう」
アカギは頷いた。男たちが、私がアカギと関係があると分かった理由に納得がいったらしい。
「あんたは、オレがいなくて寂しかった、と」
「まぁ……そういうことに、なると言えばなるし」
私は照れたが、それを表に出さないよう努力した。でも、少し赤くなってしまったかもしれない。
その様子を見たアカギは、もう一度、
「悪かったよ」
と謝った。
「もう大丈夫」
そう私が答えると、アカギは言った。
「見え透いた嘘、つくなよ」