19.ふたりの博徒*
名前変換はコチラから
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
気持ちを確かめ合うようなキスを交わす。
私は無性に可笑しくなり、ふふふと笑ってしまった。
「どうしたの」
「ううん。ただ、今の私たち、普通の恋人みたいだと思って」
「……なるほどね」
アカギは、精液のついてしまった、私の背中を流した。
「わざわざ、外に出したの?」
以前は、アカギと私のもつ運により、子どもはできないはずだとかなんとか言ってたのに。
尋ねると、アカギは唇を拭って言った。
「オレが……一瞬でも、あんたとの子が欲しいって思っちまったら、そうなるだろうから。今回は……危なかったかもしれない」
「え?」
私は耳を疑った。アカギって、本気で私のこと、恋人みたいに思ってくれてるの?
だって、一瞬、アカギの本能が、私と子孫を遺そうとしちゃったわけでしょ。
「もう一回言って?」
「……駄目。聞こえたでしょ」
アカギは照れているのかなんなのか、それ以上同じ言葉を繰り返すことはなかった。が、私にとっては十分なくらいだった。そこで。
「アカギの髪、私が洗う」
と言うと、アカギは別に私を拒まなかった。
アカギの正面に陣取り、アカギの白い髪を濡らしてから、シャンプーをつけて、わしゃわしゃ洗うと、アカギは目を瞑ってそれを受け入れた。
急に大人しくなって、私にされるがままな状態のアカギがとんでもなくかわいく思える。
私は我慢できず、そのままぎゅっと抱きついた。
「……あんた、今日は甘えたなの?」
「そ、そうかもしれない」
「ふーん」
見ると、アカギはまた臨戦態勢になっていた。
つまり、アレをまた大きくしていた。
「な、なんでっ?」
「当たり前だろ。正面から堂々と抱きついてきてさ。あんたから押し付けてきたんだろ」
アカギは、私の胸をつついてみせた。
「あ、えっと」
「なんだ、あんただって硬くしてるんじゃん」
「これは、なんていうか」
「うん。オレも抱き足りない」
アカギは、泡まみれの頭を流してから、私の手首を掴んだ。
「舞美が洗ってくれるんだろ」
私は無性に可笑しくなり、ふふふと笑ってしまった。
「どうしたの」
「ううん。ただ、今の私たち、普通の恋人みたいだと思って」
「……なるほどね」
アカギは、精液のついてしまった、私の背中を流した。
「わざわざ、外に出したの?」
以前は、アカギと私のもつ運により、子どもはできないはずだとかなんとか言ってたのに。
尋ねると、アカギは唇を拭って言った。
「オレが……一瞬でも、あんたとの子が欲しいって思っちまったら、そうなるだろうから。今回は……危なかったかもしれない」
「え?」
私は耳を疑った。アカギって、本気で私のこと、恋人みたいに思ってくれてるの?
だって、一瞬、アカギの本能が、私と子孫を遺そうとしちゃったわけでしょ。
「もう一回言って?」
「……駄目。聞こえたでしょ」
アカギは照れているのかなんなのか、それ以上同じ言葉を繰り返すことはなかった。が、私にとっては十分なくらいだった。そこで。
「アカギの髪、私が洗う」
と言うと、アカギは別に私を拒まなかった。
アカギの正面に陣取り、アカギの白い髪を濡らしてから、シャンプーをつけて、わしゃわしゃ洗うと、アカギは目を瞑ってそれを受け入れた。
急に大人しくなって、私にされるがままな状態のアカギがとんでもなくかわいく思える。
私は我慢できず、そのままぎゅっと抱きついた。
「……あんた、今日は甘えたなの?」
「そ、そうかもしれない」
「ふーん」
見ると、アカギはまた臨戦態勢になっていた。
つまり、アレをまた大きくしていた。
「な、なんでっ?」
「当たり前だろ。正面から堂々と抱きついてきてさ。あんたから押し付けてきたんだろ」
アカギは、私の胸をつついてみせた。
「あ、えっと」
「なんだ、あんただって硬くしてるんじゃん」
「これは、なんていうか」
「うん。オレも抱き足りない」
アカギは、泡まみれの頭を流してから、私の手首を掴んだ。
「舞美が洗ってくれるんだろ」