18.戀愛
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「ひゃ、」
くすぐったい!
でも、アカギに背を向けたまま、耐えた。
「強情だね」
「だって」
1ヶ月ぶりのアカギの裸体なんて、恥ずかしすぎて直視できないから。
「ま、仕方ない」
突然、アカギは、私の前へ腕を通して、腰をきっちりホールドしたかと思うと、そのまま私をアカギのいる方へ引き寄せた。
「んあっ?」
お湯の中だし、アカギの力には逆らえないしで、気付けば、私の背中にアカギのお腹がぴったりくっつくような姿勢に。
「ひっ」
そして、腰のあたりに、熱くて硬いものが触れていることに気がついた私は、おそるおそる言った。
「あ、当たってるよ……」
アカギは私の耳元でフフフと笑った。
「当ててんの」
「な、なんでそんなに大きく……」
「あんたの身体なんて見たら、どんな男でもこうなるって」
アカギは続けた。
「それに、オレは1ヶ月もおあずけされたんだぜ」
私は、アカギから伝わる熱に想いを馳せながら、尋ねた。
「さっき、ただ私を抱いて眠りたいって言ってたのに、」
「馬鹿言わないで。あんたを襲わないとは言ってないし」
「ずるい」
「あんただって嬉しいくせに」
アカギは、私の股に手を伸ばした。
「あっ」
その指が割れ目をなぞるので、私はぴくんと肩を跳ねさせた。湯船の中で小さな波が起こる。
「ほら。ココ、ぬるぬるしてる。お湯ごしでも分かるぜ」
私は、そのままアカギに流されそうになったが、たまにはアカギをいじめてやろうと思い、
「もうっ。今は駄目。身体洗ってからにしてよ」
と、さらにおあずけしてみた。
アカギは、「ふーん……」と呟いてから、私を抱いていた腕を離した。
「じゃあ、見せてよ」
「え?」
「あんたが自分の髪を洗ってるところ、見たい」
うっ、髪の毛も?
男に抱かれる前は身体だけを洗うものだと思っていたけれど、アカギは髪の毛も洗え なんて言ってくる。
もちろん、清潔にすることは全然良いんだけど。
髪をシャンプーしてる間はアカギの前で両手を腕に上げなくちゃいけない。全裸なのに。
彼はそんな無防備な格好を要求しているんだ。
「えっと、」
「ねぇ、洗ってよ。あんたの綺麗な髪が好きなんだ」
好き、と言われると私は弱い。
私は、湯船の中で、こくんと頷いた。
18.戀愛 〈完〉
くすぐったい!
でも、アカギに背を向けたまま、耐えた。
「強情だね」
「だって」
1ヶ月ぶりのアカギの裸体なんて、恥ずかしすぎて直視できないから。
「ま、仕方ない」
突然、アカギは、私の前へ腕を通して、腰をきっちりホールドしたかと思うと、そのまま私をアカギのいる方へ引き寄せた。
「んあっ?」
お湯の中だし、アカギの力には逆らえないしで、気付けば、私の背中にアカギのお腹がぴったりくっつくような姿勢に。
「ひっ」
そして、腰のあたりに、熱くて硬いものが触れていることに気がついた私は、おそるおそる言った。
「あ、当たってるよ……」
アカギは私の耳元でフフフと笑った。
「当ててんの」
「な、なんでそんなに大きく……」
「あんたの身体なんて見たら、どんな男でもこうなるって」
アカギは続けた。
「それに、オレは1ヶ月もおあずけされたんだぜ」
私は、アカギから伝わる熱に想いを馳せながら、尋ねた。
「さっき、ただ私を抱いて眠りたいって言ってたのに、」
「馬鹿言わないで。あんたを襲わないとは言ってないし」
「ずるい」
「あんただって嬉しいくせに」
アカギは、私の股に手を伸ばした。
「あっ」
その指が割れ目をなぞるので、私はぴくんと肩を跳ねさせた。湯船の中で小さな波が起こる。
「ほら。ココ、ぬるぬるしてる。お湯ごしでも分かるぜ」
私は、そのままアカギに流されそうになったが、たまにはアカギをいじめてやろうと思い、
「もうっ。今は駄目。身体洗ってからにしてよ」
と、さらにおあずけしてみた。
アカギは、「ふーん……」と呟いてから、私を抱いていた腕を離した。
「じゃあ、見せてよ」
「え?」
「あんたが自分の髪を洗ってるところ、見たい」
うっ、髪の毛も?
男に抱かれる前は身体だけを洗うものだと思っていたけれど、アカギは髪の毛も洗え なんて言ってくる。
もちろん、清潔にすることは全然良いんだけど。
髪をシャンプーしてる間はアカギの前で両手を腕に上げなくちゃいけない。全裸なのに。
彼はそんな無防備な格好を要求しているんだ。
「えっと、」
「ねぇ、洗ってよ。あんたの綺麗な髪が好きなんだ」
好き、と言われると私は弱い。
私は、湯船の中で、こくんと頷いた。
18.