17.寝ぐら*
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アパートについて、私が中に入ると、アカギは突然、私の腕をひいた。
「え、ちょっと、なにっ」
引きずられるようにして、バタバタと部屋に入ると、いつの間にか、敷かれてあった布団に倒された。
「わ⁈」
状況判断もままならず、私が混乱している間に、アカギも私に覆いかぶさるようにして布団に上がってきた。
「あ、アカギっ」
私が言うと、アカギは急に顔を近づけてきて、訳も分からぬ内に、また唇を奪われた。
「んっ!」
突然のことで頭が追いつかない。
が、身体の体温は急激に上昇し、私は生娘みたいな反応をしてしまった。
また、キス、されてる……!
それも、前にしたような、あっさりした口づけじゃない。
なんだか、熱を感じる。
アカギから押し付けられるようになっているので、唇と唇が密着しているのが分かる。
そして、ぺろりと舐められる私の唇。
言わずもがな、次のステップに進む合図だ。
私は薄目を開けて、アカギが目の前にいるのを確認してから、もう一度ぎゅっと目をつむり、微かに口を開いた。
その隙間を埋めるようにして、アカギの舌がぬるりとねじ込まれる。
ちろ、と舌と舌が触れた瞬間、私はその生暖かい感触に驚いて、吐息を漏らした。
なんでっ、いきなりっ……?
そこからは、アカギに翻弄されるばかり。舌が口内を這って、私の舌に絡みつく。どっちがどっちのなのかも分からないほど、濃厚に、激しく。こんなの、知らない。
私はただ、それに痺れるだけ。逃げようにも、アカギが私の両耳を塞ぐようにしていて逃げられない。
……逃げようと、思わない。
「ん、ふ……っ」
くちゅ、という音が聴こえて、私の本能も刺激される。アカギの情熱的なキス。
脳が溶けて、ぞわぞわして。
口の中を何度もなぞられ、かき混ぜられて、体に力が入らない。目はとろんとしちゃって、そのまぶたを開ければ、アカギと瞳が合ってしまい、びっくりして声を出そうとするも、口は塞がれていて変な声しか出ない。
私は朦朧とした、ふわふわな意識で、なんとかアカギに仕返しをしようと、こちらからも舌を絡めていった。
動きは激しくなり、ちゅる、と唾液の音が響く。
でも、私に残るのはその気持ちいい感触だけで、どんどん蕩けていく。
「ふ、んん」
「んっ……」
アカギも、小さく喘ぐ。
もうなにがなんだか、わからない。
んん、あたま、とろとろになる。
きもちよくて、おかしくなりそー……。
アカギは、そんな私に目を細めて、そっと顔を離した。
私は舌をてろんと出したままだったので、アカギとの間に銀の糸ができた。その光景があまりに官能的で、恥ずかしかったので、舌でぺろっと巻きとるようにして、その糸を絶った。
私はようやくこの、とけるような快楽から解放されたというのに、目を潤ませてアカギを見ることしかできない。
「はーっ……、はーっ……、」
私のそんな様子を見たアカギは、自分の唇についた唾液を軽く舐めとって、言った。
「それ、すごいクる」
「え、ちょっと、なにっ」
引きずられるようにして、バタバタと部屋に入ると、いつの間にか、敷かれてあった布団に倒された。
「わ⁈」
状況判断もままならず、私が混乱している間に、アカギも私に覆いかぶさるようにして布団に上がってきた。
「あ、アカギっ」
私が言うと、アカギは急に顔を近づけてきて、訳も分からぬ内に、また唇を奪われた。
「んっ!」
突然のことで頭が追いつかない。
が、身体の体温は急激に上昇し、私は生娘みたいな反応をしてしまった。
また、キス、されてる……!
それも、前にしたような、あっさりした口づけじゃない。
なんだか、熱を感じる。
アカギから押し付けられるようになっているので、唇と唇が密着しているのが分かる。
そして、ぺろりと舐められる私の唇。
言わずもがな、次のステップに進む合図だ。
私は薄目を開けて、アカギが目の前にいるのを確認してから、もう一度ぎゅっと目をつむり、微かに口を開いた。
その隙間を埋めるようにして、アカギの舌がぬるりとねじ込まれる。
ちろ、と舌と舌が触れた瞬間、私はその生暖かい感触に驚いて、吐息を漏らした。
なんでっ、いきなりっ……?
そこからは、アカギに翻弄されるばかり。舌が口内を這って、私の舌に絡みつく。どっちがどっちのなのかも分からないほど、濃厚に、激しく。こんなの、知らない。
私はただ、それに痺れるだけ。逃げようにも、アカギが私の両耳を塞ぐようにしていて逃げられない。
……逃げようと、思わない。
「ん、ふ……っ」
くちゅ、という音が聴こえて、私の本能も刺激される。アカギの情熱的なキス。
脳が溶けて、ぞわぞわして。
口の中を何度もなぞられ、かき混ぜられて、体に力が入らない。目はとろんとしちゃって、そのまぶたを開ければ、アカギと瞳が合ってしまい、びっくりして声を出そうとするも、口は塞がれていて変な声しか出ない。
私は朦朧とした、ふわふわな意識で、なんとかアカギに仕返しをしようと、こちらからも舌を絡めていった。
動きは激しくなり、ちゅる、と唾液の音が響く。
でも、私に残るのはその気持ちいい感触だけで、どんどん蕩けていく。
「ふ、んん」
「んっ……」
アカギも、小さく喘ぐ。
もうなにがなんだか、わからない。
んん、あたま、とろとろになる。
きもちよくて、おかしくなりそー……。
アカギは、そんな私に目を細めて、そっと顔を離した。
私は舌をてろんと出したままだったので、アカギとの間に銀の糸ができた。その光景があまりに官能的で、恥ずかしかったので、舌でぺろっと巻きとるようにして、その糸を絶った。
私はようやくこの、とけるような快楽から解放されたというのに、目を潤ませてアカギを見ることしかできない。
「はーっ……、はーっ……、」
私のそんな様子を見たアカギは、自分の唇についた唾液を軽く舐めとって、言った。
「それ、すごいクる」