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矢避けの林檎

5.宗教団体(怠惰の眼差し)事務所

住宅街の中、幾分閑散とした人気の少ない場所にポツンと立った二階建ての建物。
扉は1つしか見当たらない。
<18:30以降は、聞き耳で人の気配が二階の一室に集まっていること、目星で二階の一室の窓からのみ光が漏れていることがわかる(遮光カーテンでも使っているのか、見える光は弱く細い)>

建物に入ると、一階には扉が1つと端には階段がある。

【1階の部屋】
物置のようだ。雑然と物が置かれているが、水晶や鏡や段ボールが無造作に置いてある。

(目星)
→ゴミの中に埋もれた1つの木箱を発見する。見ると、中には首輪が入っている。不思議な模様が刻まれている。


→『かみにすかれたこどものはなし』
かみさまはこどもがほしい。
こどもにこっちにきてほしい。
ほらほら、みっつのおかしをあげよう。
そしたらこっちにいらっしゃい。
あらあらみっつめのおかしをはきだしちゃった。
でもだいじょうぶ。
じっぷんあれば、おかしをぜんぶたべきれなくても、こどもはかみさまのせかいのなか。


目星(25)で本
→『世界200メートル論』
→こじつけも甚だしい論理が広がっている。ペラっと読んだ限りだとつまり、「世界は表と裏も、正義も悪も、中も外も、全て200メートルの距離を保って存在している」というものだ。
(著:ミーツ・ブラザーズ)
(歴史20)→そんな学者いない。


【2階】
階段を登った先には扉が2つあった。1つは書庫と書かれたプレートがかかっており、もう1つは中からガヤガヤと大勢の人の声がする。

【2階の書庫】
一室を埋め尽くすほどの膨大な量の本がある。

(本棚に図書館25)
→棚の奥、他の本の後ろに隠されるようにその本は存在していた。
拘束術式βと書かれた付箋が挟まっている。
(フランス語1)
『拘束術式β
8以上の魔力の込められたこの紋章の内部に入ると、いかなる魂も外に出ることは叶わない』
淡々と綴られたたったそれだけの文字。オカルティックな気配に込み上げる吐き気。SANc(1/1d3)どうぞ。
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