このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

矢避けの林檎

4.阿形刑務所

【受刑者番号:5364】に会う。

クッキーを看守に渡す。
→2階の3番の部屋に通される。

(シナリオ:I=Uに参加した探索者を見た場合の受刑者(I=Uの黒幕)
→、!なんだ、客か珍しいと思ったら、どういうことだ。あの時のアダム(イブ)じゃないか。ははぁん、成る程、僕を含めて、そういう輩に好かれるたちか。まーた巻き込まれたのかね。くっくっく、


クッキーを食べながら受刑者は下記を語る。
・この世界の改変について
大抵どんな神話や昔話も、1つの契約に1つ、もしくは3つの願い事が付随する。今回世界がこんなにも歪んだのは特定の個人の事実を改変するよりも、この世界の理を書き換える方が簡単だと思うような、ある意味とんでもなく大きな力の持ち主だろう。

・黒幕を助けたい
ふむ、どうやって死ぬと言っていたか覚えているか?契約不履行?それとも罰則?

神の方に魂が寄せられてしまった…成る程?それなら引き寄せられそうな魂を小娘の体に引き止めるんだ。

・魂を定着させる方法(首輪)
僕が以前所属していた団体の施設にその紋様が彫られた首輪がある。それを体が死んでしまう前につけて、呪文を唱えればいい。呪文も向こうで探してくれ。流石に諳んじられるようなもんじゃない。そうだな…怠惰の眼差しで調べればいい。世田谷のどこそこに建物があると出るだろう。おっと、僕の名を出してもどうせ入れてもらえやしないからな。だから僕のことを聞こうとするなよ?入るなら…全員が二階の大会議室で礼拝を行う21時がいい。できるだけ人目は避けるんだ。手間を取りたくないならな。

・あくまで元の世界に戻ってから嵌めないと、この世界の体に魂が癒着したら元も子もない!…で、問題はここからだ。この世界が戻った瞬間、魂が剥がされかかった身体は生きようとする意思を失い呼吸などが止まる。人の体は息を止めてから10分後に生存率が10%になり、正しい処置をしてもその2.5倍にしかならない。この世界が崩壊した後に現実世界で、その時間以内に魂を定着させる首輪をその契約者につけなきゃならないんだ。やれるか?
おそらく、元に戻った世界とその前の世界には多少の座標のズレがある。気付いたら目の前にいた人間が何百メートルも先にいるかもしれない。

(だいたい話終わって)
・やるなら急いだ方がいい。蛇人間の元に襲撃が来たということは、この世界に違和感を感じているお前らという存在がバレたということだ。僕が黒幕なら何かしら手を打つね。
あぁ、そうだ。これは僕からの選別。(受刑者と探索者を隔てるアクリル版の隙間から細長いアンプルが差し出される)
満月の夜に採取したコウモリの生き血だ。長距離移動には重宝するかもよ。
あぁ、帰りは来た道じゃなくて、そこの窓からがいい。ほらほら外が騒がしくなって来た。

聞き耳
→「何?!あの4人、危険思想集団だと?!」
「なぜ気づかなかったんだ、今からでも確保は間に合う、何番の面会室に通した!」
「3番です!」
「急げ!警察署にも即連絡だ!」

----------------

移動のたびに1d3判定を行い、宣言した技能を失敗したら知り合いの警察とエンカウント
※探索者に警察の知り合いがいる場合のみ

知り合いの警察が路地裏の暗がりから1番dexが低い(もしくは失敗した人)の腕を掴む
(警察官のスタンス:探索者が悪いことをしたのならば捕まえる必要があると思っている。探索者に説明されたとしても、現状が異常であることをいまいち信じられない。が、探索者のことだから何か理由があるに違いないとは思っているので説得や信用を使えば見逃してくれる)

「なんのためにこんなことするの」
「みんなのすることで泣く人はいない?」
「正しいことが優しいとは限らないよ、それでもやるの」
※探索者が複数いる場合、1人も自分たちの行動に迷わなかったら、味方になる。
※味方になったら、ピンチの時に来てくれる。
5/11ページ
スキ