難攻不落の姫ytym

裕翔「山田くん、委員会一緒に行こ。」

涼介「中島くん!」

放課後、委員会に行く前に5組に寄って山田くんを迎えに行くと、お昼の時のように笑顔で出てきてくれた。有岡くんだけじゃなくて、俺にも笑いかけてくれるんだという喜びと、誰にでもそんな顔したら襲われちゃうよという感情と、今すぐ空き教室に連れ込みたいという感情がごちゃまぜになる。

涼介「生活委員の教室反対側なのに、迎えに来てくれたの?」

裕翔「うん、どうせなら一緒に行こうと思って。」

涼介「俺まだ教室の場所覚えてなかったから迎えに来てくれてよかった。」

裕翔「クラスの子と一緒じゃなくて大丈夫?」

涼介「えへへ。俺、人見知りでまだ話せてない。男の子だけって緊張しちゃうよね。」

裕翔「そうだったんだ。これから仲良くなれるよ。」

山田くんは人見知りらしく、同じ中学の子とも未だに打ち解けられていないらしい。友達は有岡くんだけらしい。男子に緊張する男の子ってなんだ。かわいすぎか。もしかして実は女の子なんじゃないか?イケ〇ラ?堀〇真希?

アホなことをぐるぐると考えているうちに、多目的教室に着いて、クラスごとに座る。生活委員は1クラス5人なので、大きい教室が必要で山田くんとも離れてしまった。

薮「みんな集まってるかー。始めるぞー。」

入ってきた薮先生は、全員にプリントを配り終わると各学年ごとにリーダーと副リーダーを決めるように指示をした。
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