難攻不落の姫ytym

大貴「こっちこっち。」

有岡くんは同じ学校に通っていたお兄さんがいるらしく校内に詳しかった。案内された旧校舎の階段は、装飾の施された大きな窓があって雰囲気が良かった。

裕翔「こんなところあるんだ。」

涼介「すごぉい。」

大貴「兄貴が教えてくれたんだ。ここ穴場なんだぜ。」

旧校舎の3階の階段に腰掛けてそれぞれ昼食を広げる。俺と山田くんは弁当、有岡くんは焼きそばパンを取り出した。

裕翔「なんかごめんね、2人で食べたかった?」

涼介「え、ううん!多い方が美味しいし。」

裕翔「そう言ってくれて嬉しいよ。ありがとう」

我ながらずるい質問だと思いつつ、お弁当の卵焼きを頬張った。
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