その頃の城では、
まだ王様は寝込んだまま。
女王様も心配のしすぎで、倒れるようになってしまいました。

しかし女王は、ようやく白雪姫を探し出す確実な方法を思い付きました。

魔法の鏡を使えばいいのです。

早速女王は魔法の鏡に聞きました。

「鏡よ、鏡。
私の可愛い娘、スノーホワイトは一体何処に？」

『スノーホワイト様は、
街から離れた森の中。深い森を掻き分けて、ポツリと一軒建っている、小さな七人兄弟が、住んでる小屋に隠れてます。』


白雪姫が何処に居るかわかり、女王様は一安心。

早速迎えに行こうとしますが、姫が結婚を嫌がって家出たのはわかりきってます。
そのまま会いに行ったとしても、すぐに追い返されてしまうかもしれません。

女王は考えました。
どうすれば姫にばれずに会う事が出来るか、
どうすれば姫を説得できるか、
どうすれば姫を城に連れて帰ることが出来るのか。


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