白雪姫は、王子をずっと待っていました。
そして、姫の誕生日の一週間ほど前、ついに王子はやってきました。

姫と七人兄弟は、泣いて別れを惜しみます。

「きっとお城に遊びに来てね。約束よ。」

そう言って、姫は王子と一緒に森を出ていったのでした。

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姫が婚約者を連れて帰って来た！

その報せは、城内を慌ただしくさせるのに、十分な報せでした。


王様と女王様の前に、ハイハット王子と白雪姫が並びます。

「私は、この人と結婚をします。」

それを聞いて、二人はとても喜びました。


結婚式は、王子の国で行われます。なので、今日はゆっくりこの城で休み、明日、王子の国に向けて出発します。

偶然にも、結婚式は姫の誕生日に行われるのでした。

白雪姫とハイハット王子の結婚式は、それはもう盛大に行われたのでした。
会場を見回すと、七人兄弟とブライト王子が話しています。

ブライト王子が姫を見つけたので、皆で姫に駆け寄りました。

「姉様、結婚おめでとうございます！」
「ありがとう、ブライト。
皆も来てくれて、とても嬉しいわ。」

式を見に来てくれた人が、口々に二人を祝福してくれます。

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