その後、白雪姫は、
再びやってきたお婆さんから、両親の手紙を受け取りました。


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姫が家を出てから、もう一年が経とうとしています。
その間も、お婆さんを通しての手紙のやり取りは続き、姫も一通りの家事をこなせるようになりました。
特に、姫が作るデザートは絶品だと言われます。


そんなある日の事、
姫は兄弟に連れ出されて、とある場所にやってきました。

ソルが言います。
「今日はスノーホワイトに見せたいものがあるんだ。」
ルナも言います。
「私達皆で作ったのよ。」

姫の目の前には、白い布が掛けられた何かがありました。
アースとゴールドが「せーのっ！」と、その布を取り払うと、そこにはなんと、白雪姫を模った木像があったのです。

「お誕生日、おめでとー！」
とアクアが言うと、
皆がクラッカーを鳴らして姫を祝福してくれました。
姫は、あまりの嬉しさに、ついには泣き出してしまいました。

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像は大きすぎて持ち帰れないため、兄弟達はそれとは別に、姫と兄弟一人一人を模った人形を作っていました。
それをプレゼントされた姫は、ただただ皆に「ありがとう」と繰り返すのみでした。


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