ボンゴレの同盟
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ねぇねぇ、怖いよー……。」
「ほっとけ。ンなもんいつもの事だろ。いざとなりゃ、お前の方が怖ぇくせに。」
『裕紀 ……、友哉 に夏樹 。』
美波を庇うように立ったのは、2人の青年と1人の少年だった。3人が3人、特徴的な格好をしている。
「……美波、コイツら誰だ?」
「コイツら、とは失敬ですね。美波と同類なのは認めますが、この2人と同類なのは御免です。」
「おい、裕紀。サラッと酷ぇこと言うな。こっちだって、てめーみたいな変態と一緒にされちゃあ困る。」
「夏輝もあんまり変わんないけどね~……。」
『コラ、下らん言い合いをするな。そんな雑談するために呼んだんじゃないぞ。』
パンッ、と手を叩いて美波がその場を静めた。そしてテキパキと指摘をしていく。
「裕紀、同盟ファミリーに銃を向けない。夏輝もさりげなく刀に手を置く癖やめろ。友哉も友哉で斧をしまえ。」
「「「……はい。」」」
3人が3人、項垂れながらそれぞれ指摘された箇所を直す。そして“同盟ファミリー”というセリフが出てきた事に、獄寺が反発した。
「どういうことだ?緋色の髪のボスがいるファミリーなんて聞いたことねーぞ。」
「ししっ、同感。スクアーロなんか知らないの?」
「知るか。自分で調べやがれぇ。」
「オレは知ってるぞ。」
ガヤガヤと外野が騒ぎ始める。そんな中で、可愛らしい声が場を制した。その声の方向に全員の視線が向かう。その視線の先には、フェンスの上にちょこんと座っているスーツ姿の赤ん坊がいた。その手には、フライドチキンが握られていて。
「りっ、リボーン!」
「ちゃおっす。」
軽快な挨拶をしてストンッとフェンスから飛び降り、フライドチキンの骨をポイ捨てするとリボーンは美波にニッと笑った。
「アレを羽織った方が分かりやすいんじゃないのか?」
『……いくら同盟ファミリーだからと言って、それは良くないだろう?』
「大丈夫だぞ。それくらいで動じてちゃ、ボスなんて務まんねーからな。」
『……、ふふっ。変わらないな、リボーン。』
「お前も変わんねーな、美波。やっとファミリーのボスらしくなってきたじゃねーか。」
「ちょちょちょ、ちょっと待ってよ!話がが全く分かんないんだけど!」
「ダメツナはダメなままだな。」
「意味分かんねーよ!」
リボーンと美波の話を遮って、綱吉が割り込んでくる。その綱吉とリボーンはじゃれ始めてしまった。
「……失礼極まりないですね。」
「お前だけには言われたくないだろうな。……んで、着替えんのか?」
『ふむ……そうするか。』
「わかったよ~♪」
ガヤガヤと騒がしい中で、パチンッと指をはじく音が高らかに響いた。外野は反応してフッと視線を美波たちに移す。
「「「「っ⁉」」」」
『……初めまして、これが本来の姿だ。』
そこにいたのは、裏社会の人間を裁く復讐者の姿をした美波達だった。
To be continued..
「ほっとけ。ンなもんいつもの事だろ。いざとなりゃ、お前の方が怖ぇくせに。」
『
美波を庇うように立ったのは、2人の青年と1人の少年だった。3人が3人、特徴的な格好をしている。
「……美波、コイツら誰だ?」
「コイツら、とは失敬ですね。美波と同類なのは認めますが、この2人と同類なのは御免です。」
「おい、裕紀。サラッと酷ぇこと言うな。こっちだって、てめーみたいな変態と一緒にされちゃあ困る。」
「夏輝もあんまり変わんないけどね~……。」
『コラ、下らん言い合いをするな。そんな雑談するために呼んだんじゃないぞ。』
パンッ、と手を叩いて美波がその場を静めた。そしてテキパキと指摘をしていく。
「裕紀、同盟ファミリーに銃を向けない。夏輝もさりげなく刀に手を置く癖やめろ。友哉も友哉で斧をしまえ。」
「「「……はい。」」」
3人が3人、項垂れながらそれぞれ指摘された箇所を直す。そして“同盟ファミリー”というセリフが出てきた事に、獄寺が反発した。
「どういうことだ?緋色の髪のボスがいるファミリーなんて聞いたことねーぞ。」
「ししっ、同感。スクアーロなんか知らないの?」
「知るか。自分で調べやがれぇ。」
「オレは知ってるぞ。」
ガヤガヤと外野が騒ぎ始める。そんな中で、可愛らしい声が場を制した。その声の方向に全員の視線が向かう。その視線の先には、フェンスの上にちょこんと座っているスーツ姿の赤ん坊がいた。その手には、フライドチキンが握られていて。
「りっ、リボーン!」
「ちゃおっす。」
軽快な挨拶をしてストンッとフェンスから飛び降り、フライドチキンの骨をポイ捨てするとリボーンは美波にニッと笑った。
「アレを羽織った方が分かりやすいんじゃないのか?」
『……いくら同盟ファミリーだからと言って、それは良くないだろう?』
「大丈夫だぞ。それくらいで動じてちゃ、ボスなんて務まんねーからな。」
『……、ふふっ。変わらないな、リボーン。』
「お前も変わんねーな、美波。やっとファミリーのボスらしくなってきたじゃねーか。」
「ちょちょちょ、ちょっと待ってよ!話がが全く分かんないんだけど!」
「ダメツナはダメなままだな。」
「意味分かんねーよ!」
リボーンと美波の話を遮って、綱吉が割り込んでくる。その綱吉とリボーンはじゃれ始めてしまった。
「……失礼極まりないですね。」
「お前だけには言われたくないだろうな。……んで、着替えんのか?」
『ふむ……そうするか。』
「わかったよ~♪」
ガヤガヤと騒がしい中で、パチンッと指をはじく音が高らかに響いた。外野は反応してフッと視線を美波たちに移す。
「「「「っ⁉」」」」
『……初めまして、これが本来の姿だ。』
そこにいたのは、裏社会の人間を裁く復讐者の姿をした美波達だった。
To be continued..
2/2ページ