第一章
夢小説設定
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ぺしゃんこになった0Pの破片がいくつか飛んできていたがそれらをすべて蹴り落とす。柳弥にとって危険な物だけに限るが、周りからしたら自分たちに行かない様にとも思われるだろう。少なくとも、柳弥にとってはどっちでもよかった。
緑谷と少女が地面に降りてくる。正確には”少女の個性で”。
「せめて1Pだけでも…!」
そう言った声が聞こえてくる。緑谷君は自分のP、残り時間を天秤にかけて…少女を助けに行った?ボロボロになりながらも、?
そんな考えで緑谷を見ていると無慈悲に終了、と伝えられた。
…周りは、そんな緑谷君を見てざわざわと何か話していた。その内容に柳弥は呆れていた。見るところがそこか、と。
少なくとも、誰かを助けようと飛び出した時点で。緑谷君は立派な”ヒーロー”だよ。なんて、口には出さないがそう思っていた。
そうこうしているとリカバリーガール…この学校の看護教諭が現れた。彼女の”個性”は治癒力の超活性化。先程までボロボロだった緑谷君の体がたちまち治っていく。だが未だ意識は戻らず。
「リカバリーガール、お疲れ様です。」
近づいて緑谷君の傍で片膝をつきながら小声でそう話しかける。
「柳弥は怪我してないね?よしよし、いい子だ」
まるで子供のように言われるのは少し不服だったのか、僕は子供じゃないですよ、と小さくぼやいていた。だが、今は受験生という立場上子供なのかもしれないが。
「…彼の様子は?」
「しばらくすれば目を覚ますよ、大丈夫」
そう言われればよかった、と安堵の表情を浮かべていた。けれど流石にここに放置しとくのもアレなのでは?と思い口を開く。
「保健室運びます?」
「んー…そうさね、お願いしてもいいかい?」
そんなやり取りをすると勿論、と言って緑谷君を軽々と姫抱きした。周りからはおお、といった声が上がっていたが気にしないで歩き出す。…まあ、傍から見たら王子に見えるのだろう。もっとも、この場合立場が逆では?と思ったことは秘密にしておこう。
緑谷君を保健室に運んだら、教員が集まっているモニタールーム辺りを訪ねてみよう。捕縛武器は返さないといけない。そう思って一人歩みを進めていた。
緑谷と少女が地面に降りてくる。正確には”少女の個性で”。
「せめて1Pだけでも…!」
そう言った声が聞こえてくる。緑谷君は自分のP、残り時間を天秤にかけて…少女を助けに行った?ボロボロになりながらも、?
そんな考えで緑谷を見ていると無慈悲に終了、と伝えられた。
…周りは、そんな緑谷君を見てざわざわと何か話していた。その内容に柳弥は呆れていた。見るところがそこか、と。
少なくとも、誰かを助けようと飛び出した時点で。緑谷君は立派な”ヒーロー”だよ。なんて、口には出さないがそう思っていた。
そうこうしているとリカバリーガール…この学校の看護教諭が現れた。彼女の”個性”は治癒力の超活性化。先程までボロボロだった緑谷君の体がたちまち治っていく。だが未だ意識は戻らず。
「リカバリーガール、お疲れ様です。」
近づいて緑谷君の傍で片膝をつきながら小声でそう話しかける。
「柳弥は怪我してないね?よしよし、いい子だ」
まるで子供のように言われるのは少し不服だったのか、僕は子供じゃないですよ、と小さくぼやいていた。だが、今は受験生という立場上子供なのかもしれないが。
「…彼の様子は?」
「しばらくすれば目を覚ますよ、大丈夫」
そう言われればよかった、と安堵の表情を浮かべていた。けれど流石にここに放置しとくのもアレなのでは?と思い口を開く。
「保健室運びます?」
「んー…そうさね、お願いしてもいいかい?」
そんなやり取りをすると勿論、と言って緑谷君を軽々と姫抱きした。周りからはおお、といった声が上がっていたが気にしないで歩き出す。…まあ、傍から見たら王子に見えるのだろう。もっとも、この場合立場が逆では?と思ったことは秘密にしておこう。
緑谷君を保健室に運んだら、教員が集まっているモニタールーム辺りを訪ねてみよう。捕縛武器は返さないといけない。そう思って一人歩みを進めていた。